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≪ 万里の長城・八達嶺、明の十三陵 ≫

北京郊外 : 万里の長城・八達嶺の男坂、明十三陵・定陵の地下宮殿

2007-01 中国旅行(1)




地図 MAP

万里の長城とは、紀元前3世紀の秦の始皇帝が
以前から存在する防御壁を繋ぎ合せたものが始まり。

14世紀に、元を蒙古へ追いやった明が、
蒙古の再侵入を防ぐ為に、増強したそうである。

北京の北東、車で1時間の所にある八達嶺は、明代のものを修復したもの。




↑ 左(西)側が外(蒙古)側で、右(東)側が内(中国)側 ↑

■ 北に登るのを、比較的緩やかな女坂と言い
北六楼まで、20分で登れる。
城壁の外側からは、ロープウェイで北八楼まで登れるらしい。

■ 南方向に(手前)に登るのを、やや急登のある男坂と言う。
南四楼まで25分の登り。


↓ 南方向の男坂 ↓




私は、男坂を登り、、我が嫁が女坂を登る事にした。

真冬なので、緑無く、曇り空なので、色彩豊かな展望とはいかなかった。
凍結の可能性もあるだろうと、簡易スパイク持参したものの
寒かったが、、幸運にも凍結は無くゴム底のスニーカーで十分であった。
( ゴム底の靴は必要だろう、、、 )





男坂途中から、 女坂方向(北)の展望

クッキリとした青空に、、山並みに積雪、、こんな光景が欲しい所だが、、
贅沢は言えない、これだけの展望を得られただけでも幸運であろう。



女坂の人混みに比べ、男坂は閑散



全く、急坂とは無縁、、、




ゴム底であれば滑る事は無い。  底が硬い靴の人は滑っていた。






この階段は緩い、、手すりは超冷たい



左手が南四楼、、右手が狼煙台


↓ いよいよ急登か? ↓



↓ 狼煙台と、、、右下に城壁外側の駐車場 ↓

山肌の白く見えるのは雪である。
この日、北京市街地では、堀は凍り、土の上には残雪が見られた。




↑ 真ん中当りの階段がヤバそうだ。 ↑






この階段の傾斜が急ではあるが、、、
ゴム底の靴さえ履いておれば、なんら問題はない。







↓ 南四楼はもう真近かだ。 ↓




↓ 南四楼まで25分であった。 ↓
キツイキツイと言われるせいか、人はマバラ、、、
ユッタリと万里の長城の散策が出来る。

街中を歩く事と比較すれば急傾斜ではあるが
敬遠するほどの事は全く無い。

混雑する女坂よりも、、男坂を選ぶべきだろう。





↓ 南四楼から さらなる南の展望 ↓


往復1時間の予定なので、、ここで U ターンする。



ここまで歩いてみて、、、
城壁自体から歴史は感じられない程に、古びてはいない。
世界的な観光遺産、、、、
圧倒的な観光客の数に耐えるよう近代の修復の結果であろう。


万里の長城で、悠久の歴史絵巻の世界に浸り遊ぶ、、
と言うような雰囲気にはならなかった。
万里の長城の攻防に関する歴史読み物の記憶が無い。
井上靖の 「 敦煌 」 は、、多分、長城でなく城壁だったろう。

遺跡風にではなく、、完璧に復元されている、、
従って、、趣に欠ける。


来た道を帰る、、、、



急な階段も、、注意すれば問題なし



↓ 途中から 人の多い女坂を遠望する。 ↓





■ ■ ★ ■ ■ ■ ★ ■ ■



我が嫁の登った女坂、、、
階段もあり、、キツイ〜 との感想

ラクダがいる


城壁内の熊公園からのジェットコースター
北四楼辺りまで登って来れるらしい。







人の数が、、男坂とは全く違う。


一応の目標  北六楼







約20分で北六楼 到着




女坂は、男坂と比べ賑やかさが違う、、正に観光そのものだ!


↓ 男坂方面を展望する。 ↓



↓ 北六楼からさらなる北の展望。 北八楼が見える。 ↓
先に行く人が結構多い。




↓ 北七楼 と 北八楼 ↓



夫婦共に、無事 万里の長城 探訪 完了である。

これで、写真や映像で万里の長城を見ても
実体験を下に実感が大いに湧くであろう。





■ ■ ★ ■ ■ ■ ★ ■ ■





北京の北郊外、、、、
出たついでに周るのが、、明の十三陵だ。

明代の皇帝の陵墓群


我々が訪れたのは、、14代皇帝神宗万暦帝の陵墓、帝陵である。
地下宮殿が開放されている。


帝陵入口、、、例によってここでも赤い壁、、、
中国は、、どこに行っても、、ただ単純に朱色の壁、、
ヘキエキとしてくる。



↓ 帝陵全体の模型 ↓
奥の円形部分に地下宮殿がある。









地下宮殿と言っても、、これだけの事、、



ワザワザ見に来る必要は無いのだ。



早朝に北京市街を出発すれば、3時過ぎには北京市街に戻ってこれる。




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