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≪ 北京 (天安門広場、紫禁城、景山公園、天壇公園) ≫



2007-01 中国旅行(2)


北京市街地の南側から、中心線を真北に掲載。

天壇公園
(ついでに隣の北京古代建築博物館)

天安門広場

天安門

故宮・紫禁城 (外朝)

故宮・紫禁城 (内廷)

景山公園 (万春亭)

 * 現地の漢字は、日本の漢字に似ているようで、全く違う場合がある。
    その場合、現地の漢字をそのまま記載するのは困難なので、
    よく似た日本の漢字で記載した箇所があるので、ご了承願いたい。







■ ■ 天壇公園 ■ ■

南の南天門から
園丘
皇穹宇(こうきゅうう)
祈年門
祈年殿


明・清時代に、皇帝が五穀豊穣を祈願する為に建築したもの。
現存する中国最大の祭祀建造物。



南天門
中国では何度も同じパターンを見る典型的な姿。
朱色の壁、空色の軒下装飾、、黒い瓦の屋根


園丘




園丘 (えんきゅう) "えん"の中は"環"から"王"を取ったもの
ここの中心で祈る場所。
”9”は皇帝の数字で、欄干、階段は全て9の倍数だそうだ。


この国の文物の説明は、大小に関わらず、、
合理的な根拠は無く、
縁起が良い、福が舞い込む、
決まっているから、、、
と、、こんなのばかり。
翡翠の色は幸せを呼ぶ
白菜の置物は、お金が舞い込む、、
この色は、皇帝の色、、
獅子は、、、亀は、、龍は、、蛙は、、

私が心惹かれる芸術作品、人心、、に全く無縁なのは、、
この迷信、盲信の頑固さにある。




中国の若い女性の外衣の色は、、白が圧倒的に多い。 次に赤だ。




皇穹宇への門の屋根飾り ( 神獣は5匹 )
大きさにより登場する動物、数が違う。
このパターンに繰り返し遭遇する。



↓ 皇穹宇 ↓
皇帝の先祖の位牌を置くそうだ。

回音壁という円形の壁で囲まれた敷地に建つ。
音の反響で遊べる。

↓ 皇穹宇の内部 ↓




回音壁を出ると、、、
↓ またもや、、朱色の門 ↓



門から遙か向こうに祈年門、祈年殿の頭






ゆっくり歩いて祈年門


 ( 神獣は7匹 )





祈年殿は、皇穹宇と比較すると、相当大きい。
屋根も3層である。









大空を背景に 美しい光景である。



西欧人の観光客は極度に少ない。
圧倒的に現地の観光客、、、頻繁に日本の団体観光客。


↓ 七十二長廊 ↓

現地の人達が、、音曲などグループ毎に集まって憩いでいた。




 ↓ 七十二長廊 ↓ を オリジナル画像で見てみると、、 ピーター・ブリューゲルの絵画の世界である。









■ ■ 北京古代建築博物館 ■ ■
天壇公園の西側にあり
ワザワザ寄るような所ではないが、、








↓ ここに北京市街地の模型がある。 ↓
次に掲載する紫禁城は、広くて同じような光景が繰り返される。
模型で全体像を把握していないと混乱してしまう。








■ ■ 天安門広場 ■ ■
天安門
人民大会堂
中国国立博物館
人民英雄紀念碑





左から人民大会堂、人民英雄紀念碑、天安門、中国国立博物館

政治的ニュースでは必ず登場する広場
真冬の天安門広場、、、意外にも、のんびり観光広場であった。









正面には相変わらず毛さんの肖像
まだ象徴として必要なのだろうか、、


天安門広場から天安門へは、地下道を通る。











■ ■  故宮・紫禁城 ■ ■

元・明(14代)・清(10代) 491年間の王朝の宮殿である。


天安門をくぐり

またか〜、、という朱色の壁、、屋根飾り、、、
皇帝を示す9の神獣



↓ 端門 ↓
単純に見飽きた風景の中
観光客の波に乗り、、長々と歩く。
見るものは無いが広いのだ。



端門をくぐり、広場に出て、同じような午門をくぐり、また広場に出る。


↓ 午門を出ると、金水橋、、その向こうに大和門 ↓




↓ 金水橋を渡り、午門を振り返る。 ↓




工事中の大和門の横の門を通過すると、、
↓ 大和殿とその前の広場 ↓




↓ 大和殿横の門 ↓



↓ 大和殿、中和殿、保和殿と続く ↓



↓ 保和殿横の門 ↓

同じような門なので、、ワンパターンの発想に刺激は無い。
↑ 屋根の向こうに、景山公園の万春亭が見える。 ↑



■ ■ ■ ■ ■ ■  内廷  ■ ■ ■ ■ ■ ■

 保和殿を過ぎると、、、内廷である。
外朝が政府の公式行事の為の施設であれば、
内廷は、、実務所、、皇帝の私生活の場でもある。


↓ 内廷の入口 ↓
赤壁前の建物が現在、スターバックスが営業している。
( これが、ケシカランと問題になっているらしい )




景山公園の万春亭、、後で登る事になる。



内廷に入ると、、細かく路地と建物が入り組んでいる。




↓ 内廷の小さな建物の屋根 ↓
 ( 神獣は2匹 )



内廷の北の端、、久しぶりに緑に出会う



内廷の外、神武門の内




↓ 神武門を出て、、景山公園、万春亭を見上げる。 ↓



天安門をくぐりここまで1時間30分の所要時間である。







■ ■ 景山公園 ■ ■
万春亭
標高差43m



  ↓ 万春亭 ↓




万春亭から南の展望
正面が紫禁城




万春亭から南の展望
正面が紫禁城




万春亭から北西の展望
正面が北海公園の白塔




万春亭から北の展望




↓ ライトアップされた万春亭 ↓




北京外堀の南から北まで観光した事になる。
思想、感性が、画一的で、単純、、
長い歴史があるのにも関わらず、
変化、発展、醸熟、、というものが感じられなかった。

マルコ・ポーロを初めとして
世界から憧れ、賞賛された
華麗さ・賑わい・文化の高さ、、
それらは、、何処に行けば遭遇できるのであろうか?!?






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