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≪ 兵馬俑、秦始皇帝陵(西安) ≫

秦の始皇帝=紀元前259〜210年


西安・兵馬俑、秦始皇帝陵(2)
2010/02/25〜2010/03/01







秦の始皇帝:
およそ10年で、中国を統一し秦国を建国する。
度量衡、文字の統一などで功績をあげたが、
始皇帝陵の建設、過酷な支配・弾圧で、不満が多く
始皇帝の死後は、反乱、、、3代15年で秦は滅亡した。



↓  始皇帝陵と東に1.5km離れた兵馬俑  ↓
A=兵馬俑  
B=始皇帝陵
C=駐車場  

始皇帝陵を護るのが兵馬俑だとしたら、、、、
始皇帝陵の東正面ではなく、、
中心線から北に外れている。

この位置関係に違和感を憶えるのだが、、
現在の兵馬俑の南にも、、未発掘抗があるのでは?



兵馬俑の駐車場から、、兵馬俑のゲートまでは 約 1km歩かねばならない。
周囲は、土産物や、食堂、、、とひしめき合っているが、
冬場の観光オフシーズンなので、、やや寂しい。






↑ 駐車場から歩く ↑


↓ 左から 1号抗、2号抗、銅車馬陳列館 ↓



1号抗 = 奥行き230m、幅62m。 38列、約2000体

2号抗 = 奥行き96m、幅84m。 戦車89輌、騎兵騎馬116対、馬336頭、歩兵562体

3号抗 = 奥行き18m、幅22m。 4頭馬の指揮車1輌、兵64体、作戦本部



1号抗に展示の模型








■  1号抗  ■


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3辺が明かり採りとなっており、比較的明るい。

 38列、約2000体





鎧を着けた兵士達




馬 と 鎧兵士、、服の兵士




未整理の状態




鎧兵、、現実の兵士を一人一人モデルにしたと言われ、顔形が皆違う。




鎧ではなく、、服を着ている。  工兵、弓矢隊 ?




一体一体に番号が付けられている。




前列は発掘、整理、復元されているが、、中程から後ろは、、作業中、未発掘の状態である。




最後尾は、、復元作業場である。
最後尾の出口から3号抗へ向う。



■  3号抗は小ぶりである。  ■





4頭馬の指揮車1輌、兵64体、作戦本部




発掘当初は、一体一体着色が確認されたが、
空気に触れると、直ぐに退色してしまったらしい。



未発掘の状態が多いのは、、
この退色を防止する技術が
発見されていない為で、

それまで、一部の発掘に留めているそうである。



3号抗横に展示館でない建物、、
複数のショップが入っている。

↓ 1974年井戸を掘っていて兵馬俑を発見した、、、というお百姓、、、↓
観光客の求めに応じて、にこやかに握手









■  2号抗  ■

戦車89輌、騎兵騎馬116対、馬336頭、歩兵562体

2号抗には裏から入ったが、、、非常に暗いのである。




発掘復元も、一部に留めているので、、やや迫力に欠ける。






復元されたものが、陳列ケースに展示されている。
ショップで売られている複製品の原型である。




■  銅車馬陳列館  ■




発掘された 銅車馬を2対展示している。
実物の車馬を 1/2のスケールで造ったもの。






兵馬俑は、実在の兵士達の実物大の陶人形で、、忠実に造られているのだが、、
精巧で、、同じものは一体も無い、、と言う事だが、、、、
芸術作品と呼べる様なものではないので、、どれも同じように見えてしまう。
数が多いと言う点で、、権力の強大を感じるだけであった。
同じものを大量に、、、という点では
クメール遺跡のデヴァター・アプサラ達、、インドのカジュラホ、バンコクのエメラルド寺院の装飾 などなど
千変万化の造形で、、魅力満載なのだが、、、これらは、、紀元後10世紀以後のもの、、
紀元前の秦とは時代が違う、、と思ったが、、、紀元前でも、、エジプトの神々の造形は多彩で面白い、
古代ギリシャだって、、、、と、、他の素晴しい芸術性豊かな遺跡群を  再確認してしまった。
記念に複成品を数体購入する予定で、余裕のあるスーツケースを購入して来たのだが、、
購入の意欲が低いのに加え、、、表示価格がやたらと高い、、直ぐに半値に値下げはするが、、
それでも、、、感覚的には暴利だと思わせる。
手ぶらで帰るのも、、シャクなので、、手ごろな大きさを選ぶと、、値下げしても 3000円、、、、
結局、、何も購入しなかった。  後に、空いたトランクの空間を埋める為に、木の実を種々 4kg も購入。

ところが、、遠く離れた上海の空港の免税店で、、帰国の際、、兵馬俑の手頃な複製品が、、、90元(日本円なら800円)
一番高いと思われるこの場所で、なんでこんなに安いの? (お酒などは南京東路より 0 が多い)
値札を不安に思っていたら、女店員が 「 箱があります 」 と、、、即座に 3体購入。





■  秦の始皇帝稜  ■

兵馬俑を終え、、バスで秦の始皇帝稜へ




始皇帝陵入口

始皇帝陵へは登れるのだが、、、下から眺めただけで、華清池へ向う。





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