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≪ 漓江下り (桂林) ≫

Lijiang River Cruise
竹江船着場 〜 陽朔


桂林・漓江下り (1)
2010-05-26〜2010-05-30







漓江下りの船着場である竹江へは、桂林市内から南南東へ30km程バスで移動する。

桂林市内、郊外共に、典型的なカルスト地形で、 漓江下りを始める前から、、林立するタワー状岩峰に圧倒される。

当日は、、漓江下り終点の陽朔までは、殆んどが曇天であったが、、漓江下りしている間は、桂林市内は大雨であったらしい。

最悪の雨ではなく、、雨に追いかけられている曇り空という中ぐらいのラッキーさであった。

写真には、、緑の岩峰、、澄み切った青空とは程遠く、、残念であったが、、、水墨画の幽玄さが撮れると前向きな解釈、、




郊外の風景、、、石灰岩でできたカルスト地形、、、ギリシャのメテオラ、ベトナムのハロン湾と、小さな珊瑚虫に起因する。

C.F. 九寨溝、黄龍の美景やパムッカレの石灰棚も石灰岩による。
カッパドキアは、、火山噴火の結果、凝灰岩と溶岩の積層に因る奇景である。



↓ 漓江に架るアーチ型鉄橋を渡り、竹江の大きな乗船場に到着  ↓



数十隻のクルーズ船が待機しているが、、ほぼ同じような形式の船である。
中国人向け、、西洋人向け、、とあるが、我々の乗船したのは、圧倒t的な中国人団体に僅かな日本人の混載。
クルーズ中の中国人のうるさい事この上なし。 大声で喋り捲っている。



9:25 竹江出航 〜 12:45 陽朔着岸 の約3時間20分の船旅である。

雨の予想であったが、、クルーズ中は曇り空で降雨はゼロであった。

1階2階はテーブル席であるが、、私は、終始 2階の前面デッキで風景を楽しむ。


↑  出航して直ぐの光景  川幅は広く広大な展望、 期待の高まる状況である。 ↑

蝙蝠山、、九龍戯水 とか名前の付けられた岩峰が様々あるが、、
それにこだわって探し当てるよりは、、無心で自分の感性で風景を印象付ける事にする。
岩峰の通称は、、通過地点の位置確認に利用するのみ。



のどかな漁風景、、、、と思いきや、、  竹を束ねた小舟で、観光船に取り付く土産物売りである。



出航して、13分、、漓江は左に大きく曲がる。





川に接する岩峰は、、岩肌は荒々しく切れ落ち、川面は大きく侵食されている。




↓ 川沿いには人家は見えなかったが、、朝の仕事始めの風景  ↓
度々見られる光景であった。





出航後17分、、、岩峰に密度が高くなってくる。
川幅が狭くなり、、浅瀬は広くなる。  前の船との距離が狭まる。







小舟が目立ち始める、、、村が近いようである。







出航後35分、、、草坪回族卿か? 大きな村である。


鵜飼の鵜、、、小型の遊覧船、、、一艘も出航していない。






冠岩の名前が、、、








冠岩幽洞  出航後37分




冠岩幽洞で漓江は右に蛇行する。








出航後38分  蛇行する漓江




出航後49分
前の観光船に近づく、、、あまり接近すると、風景の幽玄さを減じてしまう。





小型の遊覧船、、、この辺りから 桃源、楊提郷、浪石 と村が観光拠点となっている。







出航後50分





中国人の観光は、、村に泊まり、、トレッキング、、舟遊び、、と
外国からの観光とは違うようである。




 桃源、楊提郷、浪石 と観光村が続くので、、賑やかさも続く。













多くの舟では、、はしゃぎ、、いちゃつき、、、と、、似通った光景













 出航後、1時間35分 で  九馬画山 が見えてくる。  行程の半ばを少し越えた辺りだ。





出航後、1時間45分、、、興坪鎮 付近か?












↓ 何故か、、先行する遊覧船と近接するのが多くなる。  西洋人ばかりの船 ↓

出航後、1時間50分辺りで、、昼食タイムだが、、
室内で、食事していては、風景が見えない。
おまけに有難がる程の食事ではない。

パンと果物持参で、、デッキでかじって、展望三昧の方が良いだろう。
ベトナムのハロン湾クルーズでも同じ思いであった。



出航後、2時間20分










他の船の船尾では、食器を洗っているが、、、
勢いよいホースの水で洗っている。
川の水の様である。





出航後、2時間45分


陽朔まで、、35分




林立する岩峰が、、孤立している印象で、、平坦な部分が次第に多くなる。







陽朔が近づいて、、鵜飼や家鴨の群れが、、、




出航後、3時間10分、、陽朔の街が見えてくる。





出航後、3時間20分、、陽朔到着だが、、船着場は、、大きく離れて何箇所かある。

陽朔に付いた時は、、太陽が出ていたが、、桂林から雨雲が近づいていたようである。


予想通りの風景の漓江下りであったが、、、
ギリシャのメテオラのように、、風景の中に
歴史的構築物や歴史的出来事があった様では無い。

地球的歴史の産物であり、、
人間的歴史の記録が見られなかった。


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