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≪ 清平中薬材業市場・清平市場 (広州) ≫


広州市内 (1)

下九路と沙面に挟まれた地域は、
生々しい漢方薬材料、食品市場


広州起点に中国一人旅、鉄道移動に挑戦 (9)
2012/04/03 〜 2012/04/10







租界地・沙面の川を越えて、下九路方向に歩くが、この一帯は、中国情緒の生生しさに、強烈に印象づけられる。

雨の中を黙々と探索三昧、、、



↓  この4階建てビル全てが  清平中薬材業市場  ↓








清平中薬材業市場

1階の表通り

4/6(金)  15:40









漢方薬の原材料となる動植物が、、在るがままの姿で売られている。
虫は、そのままの姿が一定の形で乾燥させられている。
真っ直ぐなもの、丸められたもの、、種類によって形が決まっている。





なんとなく正体がわかるもの、、想像もつかないもの、、、





タツノオトシゴ、、、巨大なフナ虫?、、、近づくとやはりそれなりのにおいがする。





どれも値段が書いていないので、相場を知って交渉が必要、、、、ヒトデだ。  ↓





店番の若い娘は、独りなら殆どが携帯をイジッテいる。










建物の中も広大であり、、2階3階とエスカレータ


其々のブースには番号がふってあり、、A136、、、ワンフロアに百軒以上、、
この建物だけで、、五百軒以上在る事になる。



エスカレータで2階に上がると、、女性達の視線が一斉に注がれ、、さりげなくカメラを向ける。








  ↑   人参のような根っこ専門店、、、女性は眠る、、、

↓  ナマコの奥では、、同じ服だから学校の制服であろう、、、一斉に宿題でもやっているのだろう、、、      




↓  目が慣れてくると、、どの店もある程度専門に分かれているが、、殆ど似たような商品ばかり、、  ↓
これが数百軒もあれば、、顧客は、、価格交渉で馴染を作るのだろうが、、
あらかじめパックして価格を付け、綺麗に展示し買い易くすれば
大きく抜きん出た店舗になるだろうに、、、
大阪の船場のように、、旧態依然とした家族経営の店舗の中から
巨大店舗に発展する会社が現れているように、、、







↓   蛇                    亀の甲羅の原の部分のみ  ↓





↓   セミ  である。  ↓





各ブースは小さいけれど、、其々に人の姿、、客少々、、





2階、、3階、、、情況は変らない、、、、、、、上階の方が不利だと思うのだが、空き店舗があるわけではない。





骨? 動物の特定部位なのだが、、紐を通してお守り風に加工してある。




無造作に、、大量の真珠、、、本真珠??  合成品なら此処に店舗を構える資格は無いだろうに、、、










何??   カブトガニの身を取り出したような感じ、、、?



中国ならではの光景を堪能、、、
生薬業に限らず、、お茶、皮製品、衣料、、
ありとあらゆるものが、、専門街として、特定の建物、地域に集中する中国
それが、、殆どが、、個人・家族経営、、、
スーパーマーケットや百貨店、、ファーストフード店の急速な進出に比して
卸機能のレベルでは、、未だに中国的、、



清平中薬材業市場の西隣は、広州中医医院である。



南北に走る珠?路を、北(下九路方向)に歩く。



表通りだけではなく、奥行きの深い市場、、、ここは漢方薬というよりも、花・蕾・実・茸 etc と薬膳用食材市場















キノコが主体、、、いかにも天然物だ。





↓  形が均一なこれらは、、天然物ではなく栽培物なのか?  ↓

袋詰めが特徴的だ、、、表面に、裏は裏のみ、頭は頭のみが見えるように詰められている、、結構手間隙のかかる作業だろう。

繊細な配慮・神経は、日本だけと思うのは思い上がりで、、日常的な中国でも至る所で、様々な配慮を感じるのだが、、
ただ、、とんでもなく無神経な光景も多々あるのも事実。
悪い所だけ指摘して、優越感を維持しているのは、、ウサギと亀になる。



路地のような横道にも日常が見て取れる。  ここにも清掃員が働いている。





梯云東路との交差点、、西に行けば清平市場があり、東に行けば、清平医薬中心がある。
北へそのまま進む。





ワンブロック北に進んで、和平西路との交差点。  専門店街は無く、、裏町のお店、、美容院、洗濯屋、食品店etc





和平西路との交差点を、、東に折れて、和平西路を散策。
この道は、、バスが通る一方通行。   バス停「和平中駅」 ↓

↑ 店舗は少し洗練されている ↑




東西の和平西路は、南北の清平路と交差する。
清平路は、、和平西路を境にして北と南で業態が変る。


↓  和平西路より北の清平路は、、ペットショップ、中途半端な骨董的土産物屋、、と商店街だが中途半端  ↑











清平路の北の橋、、、十八甫西路とのT字路。   十八甫西路は対面通行でやや広い。  下九路はツーブロック程北に位置する。




十八甫西路を東に、十八甫南路に移動。



車の通過は多いが、、両側には商店はまばら、、、



十八甫南路を南に下り、、

再び、、清平路に戻り、、

清平路を、、今度は南に下る。


和平西路より南の清平路は、、、漢方薬材料の専門店街だ、、、最初の清平中薬材業市場と同一エリアになる。



両側にビッシリと生薬材料がせり出している。



竜の落し子は、、もう見飽きたが、、ムササビかトカゲの開いたのか?、、、





全てが独立店舗なので、、余裕がある、、雨の中 16:30、、客足は、、、、、



↑↓  大きな猿の腰掛   ↑↓











清平路を梯云東路まで南下。        清平医薬中心 ↓





清平路と梯云東路のT字路近辺には、、蠍、さそり、サソリ、、、である。
↑   どの店も、、サソリは赤いタライに入れられている。  ↓






黒いサソリ、、、成虫なのか?















←  幼虫なのだろう、、柔らかそうだ。
野生と書かれた物と、、そうでないもの。
これだけ大量に、、養殖なら簡単だろうけれど、

野生でこれだけ新鮮なものを見つけるのは大変だ。


すごいサンダルにタイツのお姐さん、、サソリ屋の販売嬢

黒い成虫のサソリにオーバーラップする。




↓  梯云東路の清平医薬中心  ↓

清平中薬材業市場のビルの裏側に位置する。



清平医薬中心の表通り、、、大きなビルだ。





清平医薬中心は、内部にも多数の店舗、、、上層階までは確認しなかった。





清平医薬中心内部の店舗も、、若い女性は、、携帯三昧、、、商品はどこもかしこも皆同じに見える。





鹿の角、、、


梯云東路を西へ、、先程北上した珠?路を、北(下九路方向)に歩く。

下九路散策、夕食、、帰路につく。



04/09 (月) 朝、下九路の陶陶居で朝食の飲茶を堪能し、、大同路を南下して
地下鉄 黄沙駅 D入口 に向かっていて、清平市場を見つけた。


8:54  大同路から梯云東路に入ると、、生鮮野菜、魚、、鳥 と 日常的な食材店が並び、、その奥に 清平市場。



朝の9時前というのは、、仕入れ作業を終った後で一段落?  一般客はまだなのだろう、、、





清平西肉菜市場とある。





市場内の案内に、、英語表記がある。
観光客向けなのか??




鳥、肉、魚、、と生々しいが、、客はチラホラ、、


小売り市場だと思うのだが、、まさか卸売り市場??



奥の方の店は、、休業なのか? 終了なのか? 開店前なのか?





休憩中のおじさん達、、、、仲買人風なのが気になる。 ここだけ見れば卸売り市場の光景である。





東の一郭は、、野菜、、、









観光客向けでない、、広州の生々しい専門市場を巡ったが、、
広州のアチコチに、其々の専門街が見られた。
それぞれが巨大な建物、、マーケット、、、、様々な商品の世界への窓口である事を実感する。

個人的興味の観光旅行なので、、アート的な物以外は、何を見ても傍観的になる。
お茶でも食材でも、、個人的消費なので、、購入意欲は湧かないが、、
広州東駅地下のジャスコに、、竜の落し子、珍しい乾物など、、単価表示して売っていたので、
乾物など少々買っては見たが、、やはり不味い!!  無理して買う事は無い。





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