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≪   沙湾古鎮   ≫

南宋時代からの歴史
祠堂や廟等の有形文化遺産と
広東音楽等の無形文化遺産も、、

広州編(2)
初めてのマカオ・2度目の広州・3度目の北京 (2)
2014/11/05 2014/11/19














地下鉄3号線市橋站の D出口から出てそのまま南に200m下り、道路の反対側に南行きのバス停百越広場東門站がある。

地下鉄から出て衛星電波を時間をかけて受信しても、度々起る事だが、Garmin GPS の示す 北方向は、少し歩くとクルクルと方向を変える。
何度も惑わされた経験があるので、10m程歩いては確認するのだが、、その度に違う向きを指し示す。
150m程北に行ったり道路を渡ったりして、やっと指し示す方向が一定になり、、正しい南方向に向かう。

南行きのバス停百越広場東門站から、 番12路線に乗車。
番67路線でも 沙湾南村に行けるが、北行き乗場となるので、
南行きの乗場で、番12路線 だけを待てば良い。
南行きの乗場の番67路線は、次の市橋汽車站が終点なのだ。





バスは市街地を回りながら郊外に出るが、、終始広い幹線道路で周辺は高層マンションが林立していた。
観光名物の古鎮だから田舎にあると想像していたら、、大間違いで、下車する南沙南村も大通りである。




↓   沙湾文化センター  ↓



下車するのは: 沙湾南村でも
沙湾文化センターでも大差ない。

帰路は、、12、67 路線で地鉄市橋に
帰れるが、、他の地鉄駅に寄る路線も
多くある。
帰路も、、バスは直ぐに来た。

小雨が降ったり、、止んだりの1日である。
朝、下九通りの陶陶居で飲茶を味わってから出たので、
沙湾南村に着いたのは、お昼の 12:33 であった。



沙湾文化センターの北向かいにある 遊客服務中心で、有料入場施設3軒分が20元のチケットを購入する。
地図には、南出入口、東出入口、西出入口と記載されているが、、
沙湾古鎮への入場料は無料で、ゲートも仕切りもない日常的な村なのである。

↓  遊客服務中心                        南出入口  ↓




事前の情報では、 チケットは、10ヶ所で55元 だったので、、20元と言われてチョッと戸惑った。
遊客服務中心でチケット買うと、観光マップをくれたのだが、、これがなければ、何処で何を見れば良いのか見当がつかない。
マップを無料でくれるのかどうかは判らないが、、、金を払って見る価値のあるのは、、留耕堂 一箇所のみだ。



以前は、10ヶ所で55元 が 3ヶ所で20元 となって、7ヶ所減っているのだが、
減った箇所は、無料で入場できる、、、元々有料なのが呆れる程の箇所出る。

南出入口から 北に歩くが、、DVD店、食料品店、飲食店などがつらなる
普通の商店街で数百m程で、、古鎮の一画に着く。






沙湾古鎮の領域だが、、、↓ これはレストラン  古い建物なのか、真似た新築かわからないが、、この表通りは同種の物ばかり。
↑  清水井戸  ↓
↑  北東に延びるこの大通りが、古鎮との境界線  ↑

右手には一般の下街の商店、、
左手は、、広い歩道の奥にレストラン、、
新築なのか、、古い建物を改造したのかは判断がつかない。

お昼時だが、、雨の木曜日、、
観光客は皆無に近く、、人通りは疎らだ。

↓  改造中の巨大な商業施設  ↓
↓   左が古鎮、、右は一般の商店が営業している。   ↓
北東に進み、、道路は左へ 90度曲がる。

↓  左に、、何炳林院士記念館  有料入場施設で20元の共通券で入館。  ↓



何炳林 は、高分子学者、初の原子爆弾、イオン交換樹脂の父、、とネットで翻訳の結果
文書や写真の展示で面白味は無いが、、古鎮の裕福な建築の雰囲気を味わう。




度々 見かける貝殻の壁、、、牡蠣殻をびっしりと積み重ねている。  脆いと思うのだがメリットは何?
  ←  縁起物の絵、、土産物? 地元の需要?
オープンな飲食店
光祐堂


一般の祠堂なので、、無料で参拝できる。



斗姆娘娘  千手観音的だが、、媽祖聖女?



周囲には、、あまたの聖人・偉人達
 ← 最初の部屋は、2段に並び、、 ↓ 奥の部屋は、大きくて1段、、、



奥の部屋は、、聖女、聖人・偉人、、観音様??




光祐堂の前の細い道 (鶴鳴街) を、古鎮の内部に入る。

直ぐに  沙湾古建装飾芸術館の看板が、、、屋根飾りは少し賑やかだが、、内部展示は無いに等しい。



小雨の中、、人通りは殆どない、、数人の地元の人と すれ違っただけ。
シットリとした雰囲気は、、 まさに タイムスリップしたようである。
下水の蓋



路地を先に進むと、、珠海何公祠、、、老人センターだ。


中では、、お年寄りがマージャンに熱中、、ニーハオ と言っても無視だ。  猫も反応無く無視された。




更に奥に進む。  有人か無人か、、たまに文化遺産らしき標識も、、
和頌閣、留春別院,、 閉じている扉を押す程興味は湧かない。

見て感激するような物は全くないが、、、異次元をさ迷うムードを味わうのみ。



観音堂、、観光地図は大まかでチョッと探した。



観音像、、整った精巧な彫刻である。




韋駄天(韋陀、韋天将軍) も立派、、、羅漢像も素晴らしい。

観音堂は、、庶民的ではなく知的な感性を感じた。



一番北の文林坊大街に出る。
敦厚里門楼、、大げさな名前だ
年代モノの壁なのだろう、、ガラスで保護されている。



沙湾古鎮に北に位置する 象賢中学校 ↓




↓    沙湾古鎮のメイン広場    ↓

留耕堂、        玉虚宮、       時思堂









玉虚宮    武勇の神 玄天上帝 =真武 玄武 を祀る。
入場無料




四方塘





留耕堂  南宋時代の創建   何一族の祠堂・霊廟





門を入ると直ぐに、、門楼で遮られる。



門楼の内側は、四合院形式の最初の中庭 →





↑ 最初の大部屋 ↑


奥の大部屋



四方塘




留耕堂の西側にトイレ、、、美しい牡蠣殻の壁




四方塘  から留耕堂 を見る。 ↓




14:00 入口方向に向かうが、、、道が狭すぎて、、マップのイメージより狭い路地なのだ、、



文峰塔 を目指すのだが、、、文峰巷なろ小道がわからない。
行き止まりと思われる路地を進んでやっと、、塔の頭を見出す。

文峰塔広場  ↓




文峰塔




内部、、、上れない。




文峰塔広場に面して、↓  農耕生活館、     、と 古鎮書斉  ↓



文峰塔 からの展望




↓  農耕生活館   これで全てである。  以前はこれで有料だったとは!!  ↓





農耕生活館 から文峰塔を見る。



↓   古鎮書斉   ↓  ここもこれだけだ〜 !





古鎮書斉の裏通り、、

直ぐに突き抜ける、、、



↓  聡明井  ↓




路地から路地へ、、

バイクに乗った警官が二人、、、



鎮南祠、、運士会 etc 標識はあるが閉ざされたままだ。

理髪店に、高級そうな飯店、、



入口近くで、、広東音楽記念館、、共通券最後の有料入場

中には、、テーブルと椅子以外になんかあったっけ? という内容だ。
時間によっては、、音楽でも演奏するのだろうか?



14:33 元の場所に戻る。

広場で、腰掛けて、
朝、陶陶居で購入しておいた饅頭(菓子)で
昼飯代わりとする。
ネットを含めて 事前の情報と現状とは違っていた。
10ヶ所55元、、、村の入口にゲートがあり、、村に入るだけで 55元  とか様々。 それぞれ写真付きだった。

現状は、、3ヶ所で20元、、他は無料  だったので、、しかも料金を取れるレベルの物ではない。
観光地として、、入場料ではなく 飲食で収入を得ようと方針転換しようとしているのかもしれない、、、




↓  沙湾古鎮入口のレストランの佇まい、、、 ↓
中国では、、寺院か宮殿かと 思ったら商店だったりレストランだったり、、
歴史的な建物も手入れが行き届いていて華やかさを保っている。

安易に感心していては恥を掻く。




「緑の桜」 : にぎりすし屋

繁華街でもなんでもない 
こんな庶民的な地域にも
違和感なくなじんでいる。

イタリアのピザと同レベルで
日本のにぎりすしも 世界の食なんだ。

沙湾古鎮、、、驚くべき仰々しい物は何もなかったが、、
何処となく親しみの湧く観光地であった。



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