感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪  楽山大佛 ・ 楽山大仏  ≫

楽山大仏  峨眉山より日帰り
高さ 71m 世界一の大佛像

凌雲寺 = 財善童子53の旅


初めての成都・3度目の杭州・6度目の上海 14日間一人旅 (5)

2015/08/14  〜 2015/08/27













峨眉山市からバスで、楽山客運中心まで、45分、8元、 約24km

バスは峨眉山市内でも何箇所も停車、、
途中でも手を上げれば、乗客を乗せていた。

楽山客運中心の前の路線バス站で降ろしてくれた。







楽山客運中心からは、路線バス 3路 で八仙洞へ (楽山大佛の一つ手前)





八仙洞埠頭から、、楽山大佛の遊覧船が出ている。




↓   八仙洞埠頭  70元   ↓
接岸している大きな船は、、桟橋代わりで、、その外に繋がれている観光船に乗る。
10時17分   25人ぐらい集まって、直ぐに出発。




岷江の川幅は広い。   水は濁っている。
丘の上に見える塔は、、霊宝塔 13層 38m




柔らかい石質の紅砂頁岩で出来ている凌雲山。

大仏だけでなく、、周辺には様々な彫刻が見える。




大仏の高さ= 71m

頭部の長さ= 14.7m
頭部の直径= 10m
首の長さ= 3m
耳の長さ= 7m
指の長さ= 8、3m
足の長さ= 11m
足の幅= 9m

唐の時代紀元713年、(則天武后の末期) 海通和尚が工事開始
紀元803年に 90年かけて完成する。

大仏は 本来の弥勒菩薩 (中国の一般的な布袋に化身した弥勒菩薩ではない)






陸からの見学道



建立当時は、大仏を守る 13階建ての楼閣・大像閣が 大仏を覆っていたそうである。
大佛自体にも、、排水溝が張り巡らされいる為に、、1200年もその姿を残している。








参拝道の出口は、、右手にある。








大仏への参拝道は 大佛左手の 173段の石階段。

建築用の工事道として作られたもの。


相当な待ち時間を覚悟はしていたが、、
並び始めてから大仏の足元までたどり着くのに、、2時間強 もかかった。

                         ↓



水運の要所の楽山は 岷江、 青衣江、 大渡河 の合流点で 流れが急。
遭難事故が多かった為に、、安全を祈願しての建設。



遊覧船での観光後、、、八仙洞から一駅先の 楽山大佛の北門から入山

入場料 90元  (外国人は老人免費適用されず)
楽山大佛だけの50元の掲示があるのに、、、
90元の入場券しかないのである。

標高差50mぐらいの階段の登りだが、、超混雑の登りは、右足裏のマメの為ビッコをひく身にとっては堪える。



やっと山の上へ、、



大仏への行列は凄かったが、、疲れ切る前に 凌雲寺を見る事にする。

山門を兼ねた 天王殿 (弥勒殿)




布袋に化身した弥勒菩薩、韋駄天菩薩、四大金剛像 と標準だが、、
全てが 豪華絢爛。



お金の有り余った金持ち寺院なのは、、明々白々

↓    この金にいとめを付けぬ華麗な細工、、装飾は 目を見張る。  ↓

素晴らしい細工と芸術性とは別の物だが、、、、この繊細さは特筆ものである。



大雄宝殿




印相の異なる 釈尊三体




左右の壁には、、僧侶像、、、




↓   釈尊の背面には、、観音菩薩に会う財善童子の物語  ↓

素晴らしい !! 大いなるお気に入りである。

画像クリックで大画像へ




インドの裕福な家の童子が、、文殊菩薩に始まり、53人の出会いで 最後に普賢菩薩の導きで、真理の世界に入る、、という華厳経の中のお話。

中央が観音菩薩 で、、左が童女、、右で祈りを捧げるのが財善童子

海、、大地、、天空 と 明るい空間に 知的で緊張感溢れる感性 、、この遭遇は嬉しい限りである。
今までに 多くの財善童子のこの光景を見てきたけれど、、こんなに気に入ったのは初めてだ。




大雄宝殿の 奥は、、、蔵経楼




凌雲寺で感銘を受けた後、、いよいよ 大佛の足元へ、、、

頭部の直径= 10m、、、さすがにデカイ   耳の長さ= 7m




173段の下り  大仏の高さ 71m





覚悟を決めて、、列の最後に並ぶ。


予測どおりに、、大仏の足元まで降りたのは、

2時間強 を要した。



建立当時は、大仏を守る 13階建ての楼閣・大像閣が 大仏を覆っていたそうである。
排水溝も考慮されているそうだが、、確認できない。




セメントの様な物で化粧しているのが、、所々剥げている。




階段の上部まで来ると、、動きは速くなった。




凄い高度感、、  人の小ささが恐ろしい。




途中様々な彫刻群




見上げるでもなく、、見下ろすでもなく、、中間の位置からの全貌




まだまだ 恐ろしい高さ




やっと足元に、、、

この位置が一番ありがたみが希薄。

記念撮影する人人、、



帰路は、、右側に移動して階段を登る。





脚を引きずりながら、、なんとか丘の上へ   建立した海通和尚の座禅修行の場 海師洞  ↓





北門から出ると、又もや下らなければならない、、
東門なら、、下らずに上のバス停に出られる可能性がある。
と考えて、、凌雲寺の境内を通り抜け、東門へ、、


途中に、、船から見えた 霊宝塔への階段があった。


霊宝塔 13層 38m 唐時代の建立。  航海安全の為

煉瓦造りだが、、よくぞ崩壊しなかったものだ。




残念ながら、、東門も山の下であった。   階段を下り、、大回りして 北門のバス停まで、、脚を引きずる。


3路のバスで 楽山客運中心へ

路線バスの運転手が親切に、、客運中心站は次だ、、
客運中心の建物はあれだと指差してくれる。

峨眉山行きは、、報国寺村客運中心のメモを見せてバスに乗ったのだが、、

峨眉山に入って、、公警隊站で殆どに人が下車する。
私は、報国寺村客運中心行きだと信じていたので、そのまま。
しかし、、バスは急に 北へ方向転換。
大回りするのかと思ったが、、真っ直ぐ北へ、、、
結局、、城北客運站行きのバスであった。

路線バスで、、街中に戻る。

伏虎寺、報国寺へ行く予定だったが、
翌朝に予定を延ばす。






初めての成都・3度目の杭州・6度目の上海 14日間一人旅 目次へ
海外旅行専用目次へ    中国旅行専用目次へ
     感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ