感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪   京杭大運河・広済橋、拱宸橋、鳳山水城門・六部橋   ≫

京杭大運河=隋の時代610年完成
北京と杭州を結ぶ全長2500km

三度目の杭州(1)

初めての成都・3度目の杭州・6度目の上海 14日間一人旅 (14)

2015/08/14  〜 2015/08/27

 


2015-04 に蘇州の宝帯橋を渡り、京抗大運河関連遺跡の探訪を心していた。
今回は、杭州の広済橋 と 拱宸橋 である。



秦→漢→三国→南北、、と支那の歴史は流れるが、
西晋の滅亡以後は、、南北の統一はなされません。
大きな原因は、淮水・長江の間に河川が網の目の様に存在している為に、軍隊の移動が困難を伴う事。

京抗大運河は、、これを解消する為に着工された。
戦略と共に 物資の移動が容易になり、、現在でさえも物資輸送の為に賑わっている。








広済橋=地鉄臨平からバスで往復する
拱宸橋=広済橋の帰路。地鉄打鉄関でバスに乗換
      帰路は大運河を船で武林広場まで。
その後、南の鳳山水城門へ







■     広済橋     ■


地鉄臨平站 E 出口前からバス786路 で終点の塘栖バスターミナルまで

杭州中心部からは離れた臨平は、、高層住宅が多数建築中で発展し始めた感じの街に見える。



↓  バスは 北西に走り、高層住宅の建ち並ぶ塘栖の街に入り、緑蔭路を西に折れる。
塘栖站は バスターミナルだ。 ↓






雨の中、、人民路を東へ、、広済路を北へと歩く。




広済橋正面は、、歩行街だ、、左右は商店街だが、、土産物屋街ではない。



広済橋
500年以上の歴史
建築年不詳

水平の長さ =78.7m
橋面の幅  =6.12m
アーチは7つ

真ん中のアーチ=15.8m



↓  南西からの広済橋  ↓

↑   南東からの広済橋  ↑



橋脚を守るのは、トグロを巻く立派な龍の石彫
石の色が歴史を醸し出している。




160の階段




橋の北側は、、再現された建築の土産物屋街









北の河岸、、、老舗らしい店舗が並んでいる。




北東からの広済橋




↓  北東からの広済橋  7孔、、、船の通行は全く見られなかった。  ↓

(拱宸橋は、、3孔 で、、巨大な運搬船の往来が途切れなかった。)




北の古風な商店街は、、チマキ、生菓子、乾物と、、地元の手作り品ばかり












広済橋北詰から南を見る。

低い橋が架かっているので、、物資運搬の運河としての機能はない。
拱宸橋の運搬船は、、こちらには寄らずに、真っ直ぐ北上しているのだろう。


南を見る。





  歩行街で、、アイスキャンデーを買ったが、、、
  余分な折れたバーがそのまま刺さっている。
  中国でも初めての体験だ。
狭い範囲なのに、、

テイクアウトのおすし屋が 2軒も  

カラフルな御寿司だ。  

完全に自分達の食べ物として馴染んでいるようだ。  



来た道を帰る。









↓  出国前に、バス路線、停留所の位置は全て把握済み。  ↓

臨平からの地鉄を  途中駅打鉄関 で下車し、、少し歩いて 路線バス 医院専591 に乗る。



医院専591 は普通の路線バスと同じで、、待つこと数分で来て 2元であった。

運河広場で降車する。




■    拱宸橋    ■

杭州の北大門


↓  運河広場  ↓


広済橋と違い 拱宸橋は明らかに杭州の街の賑わいの一部であろう。








 拱宸橋 全長92.1m、高さ16m  アーチは 3つ
 明の時代1631年建造、、現在の姿は 清の時代1888年。



3孔で 中央は大きい。  石の白さが 新しいのかな? と思わせる。 東南からの光景  ↓








広済橋と違い 拱宸橋は、、巨大な運搬船の往来が激しい。







蘇州の宝帯橋で見た 船の往来の激しさと変らない。  蘇州まで運行が連なっているのだろう。






東の町並




南西からの光景



← 西詰には 屋根が、、、



西河岸から 東の運河広場方向を見る。

運搬船に混じって、、武林門までの航路船もバス並みに便数が在る。



西の町は、、老舗薬店、、博物館と 整然としている。




手工芸博物館、扇博物館が無料で開放








細々とした土産物店は見当たらなかった、、、




武林門への 路線便は 2種類を見た ↓




帰路は、、たまたま 船の路線便があるのを見つけたので、、並んでみる。

拱宸橋 〜 武林門 (武林広場) は3元 とバスとあまり変らない。



↓  観光船ではなく、、路線便である。  ↓
公交ICカードが使用できる。




乗線 30分強で 武林門到着




武林門埠頭から 地鉄武林広場站へ


拱宸橋だけに行くならば、、武林広場から 船便の方が判り易いし風情がある。
バス便は、、乗り場を探すのが面倒だ。





京抗大運河とは直接関係はないのだが、、

杭州の南の取水門、、、鳳山水城門

元の時代1359年の杭州城建設時の物

北の武林門に水路で繋がっている。


鼓楼の南に位置する。

バス停 六部橋で降車して直ぐ。


↓    六部橋  (南宋時代のもの)   ↓




六部橋から見た 鳳山水城門



六部橋の反対側に回ると、、綺麗に見える展望場所がある。

↓  鳳山水城門は、、門の部分だけが残されている。  ↓



南側から




鳳山水城門から 六部橋が見える。








初めての成都・3度目の杭州・6度目の上海 14日間一人旅 目次へ
海外旅行専用目次へ    中国旅行専用目次へ
     感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ