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≪  紹興、八字橋・広寧橋、魯迅胡里、大善塔  ≫


杭州から日帰り

初めての成都・3度目の杭州・6度目の上海 14日間一人旅 (19)

2015/08/14  〜 2015/08/27

 


紹興行きは、杭州客運中心からバス利用。
杭州客運中心は、杭州の北東部に位置する巨大なバスセンター。
地下鉄客運中心站に9:40着で、 ターミナルは駅と隣接している。
↓  チケット購入も混雑なく、検票口も明確、、、 バス出発は 1020。 ↓
所要時間は約1時間


しかし、、、紹興からの帰路は、、杭州と指定しただけなので、たまたま 杭州南站 行きのチケットだった。


杭州南站=杭州南バスセンター

杭州南站=杭州南バスセンター は
鉄道駅杭州站の一駅南西の駅から徒歩数分の位置にある。

杭州客運中心は、杭州站からは、13駅も離れているので、、
南バスセンターの方が遥かに近いのだ。

紹興への往復は、
南バスセンター利用の方が遥かに便利である。



南客運中心と 地鉄駅 ?江路站とのGPS軌跡




↓  1時間の乗車で、紹興市客運中心に到着  ↓



8路のバスで市婦保院で下車して、八字橋を訪れる予定である。

8路のバス停は、客運中心隣接の停留所ではなく、
広い中興北路沿いにあり、北行きは直ぐに発見できたが、、
南行きは、、中興北路を渡らねばならない。
渡った所の停留所は BRT=快速公交 だった。
公交停留所は?、、北?南?
実は、、 BRTの北に隣接していたのだが、
気がつかずに、、南を探す。
雨の中、、南に一駅分歩いてしまった。
ここで再び想定外!!!
距離制運賃なので、、車掌に降車站を知らせねばならない。

慌てて、デジカメで撮った路線図の市婦保院の部分を見せて、1元を払う。
ところがである、、、二駅目で車掌さんが親切にも降車しろと教えてくれる。
3つ目だと思っていたが、、指示に従ったのだが、、
やはり、、一駅手前であったのだ  !!
デジカメ画像に二駅分の名前が映っていたのだろう、、



間違った宋梅橋で降車して、、南に歩く。   依然として大雨、、、




数百mも南下して、、長橋直街、、、GPSに予定ルートを登録しておいたので、、曲がる位置は明確だ。
此処を東に行けば、、広寧橋の筈である。

大雨の中、、2度のトラブルを経てやっと予定のルートに乗れた。




長橋直街、、、車は通れるが狭く庶民的な道、、所々途切れて運河が覗ける。


表の家屋に、、狭い路地から背後の家屋へ、、
古い庶民的な住宅街は、どこでも同じような形態だ。
特別な何かがない限り、、いつかは再開発の対象なのだろう。





右手に突然、、橋が、、広寧橋だ。


明の時代の石橋、、長さ57.2m 幅5m


時代を超越している風情のある光景 (東側から)




雨漏りを心配してしまう大屋根だ。  長屋なのか一軒家なのか、、




西側からの眺め、、、運河は T字に交わる。  南へ行くと八字橋が架かっている。
八字橋遊覧銭路になっている。




橋のアーチ越し、、




橋を北へ渡る。   大きな石材で出来ている。
馬車でも通過できるようになっている。




橋の南側から、、




縫製の内職、、駄菓子屋、、、




赤い提灯は、、、観光用なのか、、、観光客がこの街でお金を使う場所は無さそうなのだが、、

古いながら、、植木、灯りと整然と管理されている。
何処でも感じ取れるのだが、、
ゴミは無く、全てが完璧に近く統制されている。
他のアジアの国々と比べると、、雲泥の差である。



八字橋


橋の形状は、、対称でないのが特徴だ。






東岸は、、南北になだらかに橋の袖部分・スロープ



南宋時代の建造 (1201〜1204)
長さ何mと言えない形状である。
↑  橋の中央から 歩いてきた北側、左手にスロープは無い  ↑     ↓ 南側  ↓



橋の西岸には、、、南側にしか スロープは無い。  (東西で非対称)

↑  西岸の南へのスロープは狭い。



表面が著しく風化している橋の欄干




西側のスロープ




八字橋直街を真っ直ぐに西へ向かう。  中興中路に出て、バスで 魯迅胡里へ向かう。

八字橋直街は、、今までの古く整然とした街とは違い、、キリスト教会があり、近代の高層住宅も、、
近じか、、再開発されそうな雰囲気だ。



市婦保院から南の魯迅胡里へ向かうバス路線は多数あり、、迷う事はなし。


魯迅胡里で降車すれば、、早速に 紹興酒のオンパレード



歩行者天国の 魯迅胡里、、、、超観光街である。

観光客は、、殆ど中国人、、、



狭い運河の観光船、、手漕ぎ舟が賑わっている。
2〜3人乗りだから、僅かな距離なのに、、やたらと高額、、




歩行街入口の土産物店、、紹興酒も多数展示
でも、中国では始めての体験、、馬鹿な店員がいた。
こちらが中国語が判らないのに、、
手段を変えずに中国語でわめきたおして喧嘩腰、、
たいていは、、身振り手振りで相互理解するのに、、
中国では始めての体験である。
( 我が家では頻繁にある。 我が嫁は、理解できない時でも表現を変えないで声を荒げるのだ、、)
相手の立場を考えない自分本位の馬鹿は世界共通だ。




紹興酒の壷売り

小さな瓶でも、、飛行機で持ち帰りは厳しい。

中のお酒が5kgなので、、瓶の重量は計算外。

5年、10年、15年と寝かす年数に価格は比例。


私は、、、青磁の瓶入りを購入予定だ。



魯迅胡里を西に歩く。  開放北路に出て、城市広場の大善塔へ行く予定。
魯迅胡里の両側に、、魯迅祖居、三味書屋、魯迅記念館、魯迅胡里、百草園、、
と、、有料観光施設が建ち並ぶ。  人数に制限あり、、
私好みの芸術品は無いに決まっているとして、素通りする。




↓   紹興酒の展示館、、  ↓
ここは販売もしている高級店だ。
接客も私好みの親切さで、、
レジで、、バス用のコインも、にこやかに両替してくれた。
帰路に 9年ものボトルを購入。




魯迅胡里を西へ歩く。
ゴミ清掃も頻繁で、、警官の姿は全く見えないが治安は完璧、、
不快な光景は皆無である。
イタリアやパリでは味わえない安心の国だ。




歩行街中程からは、、咸亨酒店のエリアだ。

咸亨古玩店、咸亨土特産広場、咸亨酒店、、と 咸亨だらけ、、
店内は特に高級でもないが、、高額なものは多いようだ。



咸亨酒店  辺りは、、観光客も疎らになる。



開放北路に出て、バスで城市広場の大善塔へ。
バス路線は多数あり、、城市広場を確認しながら乗車。

城市広場のバス停は、、路線毎に名称も位置も違うので困るのだが、
いずれも徒歩圏内なので、、位置と方向さえ確認すれば迷わない。



城市広場の  紹興大劇院  と  大善塔


紹興大劇院のBOX OFFiCEを覗いてみたが、、何も無さそう、、、



↓   大善塔   ↓

期待していた物とは、、違うスケールで、、やや拍子抜け。
地図で、、城市広場 + 大善塔 の文字を見て、、これは紹興を代表するモノと勝手に期待しただけなのだ。



↓  開放北路の南の方角に見えた塔  ↓
応天塔


そんなに古いようには見えないが、、
事前に判っていれば、こちらに登っていただろう。

バス路線、停留所名、登る道、、と
事前に把握しておかないと、、
探し疲れてしまうのだ。


紹興酒の青磁ボトル2本を購入して、、初めての紹興訪問無事終了。

もともと、、、大して見るべきものが無い街だとの認識だったのだが、、
知らないよりは、知っていた方が、、無駄な思考を減らせるとの発想での紹興訪問だ。








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