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≪  洛陽 : 白馬寺、関林廟   ≫

白馬寺 = 西暦68年、仏教の中国伝来初の建立
関淋廟 = 換羽の首塚がある 明代の建物。



洛陽(龍門石窟)、平遥、太原、北京 一人旅 (4)
2015/11/02 〜 2015/11/16








北京西駅から G671 8:15 発、新幹線で洛陽龍門駅に着いたのが 12:53.
ホテルまで路線バスで 1時間程かかったが、、直ぐに 白馬寺を目指す。


洛陽駅前のバス停留所の位置は広範囲に広がっていて、、探すのに歩き回らねばならない。

↑   龍門石窟への 「81路」= 東端、  白馬寺への 「56路」=金谷遠路を100m南下   ↑
「遠」=長距離バスターミナル2箇所、   「近」=市内路線ターミナル



白馬寺への 「56路」が、
探すのに苦労した。

2度ほど尋ねてやっと、、

金谷遠路を100m南下した所だから、無理はない。



白馬寺停留所も 終点なのだが、手前で下車する人の為停車したので、? と思ったが、降りない人もいたので、終点ではないと判断。




終点で降りたが、、、入口は何処??  とりあえず道路を渡る。




観光ガイド地図は持っていない、、白馬寺の大まかな位置を、GPSに登録しておいたが、、入口は未確認だった。
大きな荷物を持っての移動で迷うと大変なので、、バス停の位置までを事前に把握するようにしているが、、
手ぶらでの観光の際は、、大まかな位置しか確認していないのだ。


土産物屋街を、右往左往したが、、東に 白馬寺の入口を見つけた。

チケット売場の刑事で、、老人免費を確認したのだが、、、外国人は対象外と、、ツレない。  50元を払う。


土産物屋街は広い。




仏教が中国に伝来して初めて建立された由緒ある寺院。
白馬寺本体と、、西域の タイ、インドの仏殿苑があり、、東域に 菩提道場の大雄宝殿、斉雲塔がある。




白馬寺本体  (南から北方向を見る)



↑  山門を くぐると  天王殿  ↓





左に 鼓楼、    右に 鐘楼




↓  天王殿は、、布袋姿の弥勒菩薩、4大金剛像、背後に 韋駄天菩薩と 普通の形式であるが、、 ↓

支那最初の仏教寺院なのだ、、、当初からこの組合わせだったとは思えない。
布袋さんが弥勒菩薩の化身だ、、とは 後世の支那の発想の筈だ。
西暦68年の創建当初とは、、無縁の後世の寺院と認識した方が良さそうだ。




大仏殿

参拝者はトテモ多いが、、、内部は祈りの場、、、、他の仏教寺院のような おおらかさではなく、、緊張した雰囲気だ。



大仏殿背後の 観音菩薩

とても魅力的な観音像だ。



大雄殿、、、、やはり  心が和まない。
狭くはないが広くもない、、全体に暗いので、、窮屈に感じてしまうのだ。
住職を初めとする寺院の悟り度や精神が、日々 堂内の雰囲気を醸し出していると思う。




大雄殿




接引殿、、展示館、、清涼台、、





西域の タイ佛殿苑

テーマパークの様に、、イミテーションを作った感じだ。
タイの仏教寺院での 狂信的でなく 日常的な熱心さを知っている者には、、何故か虚しい。



インド仏殿域




サンチーのストゥーパを模している。




2008/12 最初のサンチー訪問記へ
2010/11 2度目のサンチー訪問記へ

上っ面だけ模す意義があるのだろうか、、、



こんな借り物を創ると言う発想が、、、

仏教寺院のテーマパークを目指しているような安易な発想、

仏教伝来 初の建立寺院 という名誉ある場所なのに、、

やや 不快なのだ。



東域へ向かう。  目指すは  斉雲塔だ。

墓、石碑と巡って、、塔院橋に登って一般道路を跨ぐ、、







大雄宝殿   こちらのお寺の名前は??




↓  大雄宝殿内部  ↓

釈迦 に 普賢菩薩、文殊菩薩

こちらは、、、白馬寺本体とは違い、、、おおらかな和みの世界である。



更に 東に向かう。  尼寺のようだ。




金の時代 1175年の再建、  13層 高さ35m




やはり  仏教寺院観光には、、このような仏塔が 嬉しくなる。





■    関林廟   ■

三国時代の武将 関羽 を祀る廟。
財神として商売の神様として信仰を集めている。


龍門石窟の後、、龍門大道を北上し、関林路を東に歩き 関林廟へ、、




↓   関林路は、、幅は広いが地元向けの店舗が並ぶ庶民的な通り。   のんびり歩いて 関林廟チケット売場へ  ↓



入場料 40元、、、ここも外国人は老人免費対象外


私は、仏教寺院には、、芸術的に彫像として素晴らしい仏像があるので、期待して訪問するのだが、、
道教、孔子、武将神、、天后  etc には、、面白味を見出す事は少ない。
庶民的な目先の御利益を期待する信仰には縁がないのである。

さあ、、此処はどうだろうか?


広大な境内、、、ゆったりと建物が配置されている。

山門 → 儀門 → 拝殿・啓聖殿 → 財神殿、五虎殿、娘娘殿 → 春秋殿 → 関林





拝殿・啓聖殿

稀に見る華麗で精緻な関羽像だ。
背景も精緻な造り、、大事に手入れされているのが良く判る。



↓   壁画もレリーフも新鮮で好感が持てる。  ↓

しかし、、まだ主題を芸術的高みにまで昇華させているレベルでまでもう一息だ。




中央に財神殿、 左に五虎殿、  右に娘娘殿

こちらも、、素晴らしい空間だ。







五虎殿、娘娘殿 の内部は、、、良く出会うレベルよりは、やや洗練されている程度だ。








春秋殿




最奥の 関林


期待以上の 洗練された 関林廟 に満足。



14:00、、、近くならば  もう一箇所は回れる。


バス停:洛陽国際学校(龍門大道古城路口)まで行き、
定鼎門遺跡博物館 (唐時代の南の城門) へ行こう!




関林廟公交枢紐站で バスを待つが、、路線 バス 69路 が中々来ない。
ツクツクのおじいさんの誘いに乗り、、龍門大道古城路口 まで行けるかと交渉するが、、通じない。
多分 「遠すぎる」 と言っているのだろう。
龍門大道関林路に出れば、、バスは幾らでもある。  多分 其処までなら、、と言っていると判断して 乗車。
ボロボロツクツクであった。  歩く速度と変らないスピードで、龍門大道のバス停まで、、
相場が判らないので、、5元渡すと驚いていた様子だ。  3元が相場かな??

幾らでも来るバスで北上し、 定鼎門遺跡博物館 へ、、、






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