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≪  開封 : 鉄塔 ・ 接引殿 ・ 西方極楽世界図  ≫

鉄塔 = 13層8角、高さ55.88m
接引殿 = 西方極楽浄土図


中国・中原 一人旅2週間 (10)
2016/11/03 〜 2016/11/17







鉄塔 = 開宝寺塔

北宋1049年建立
(これ以前は、もっと高い木造塔が建っていた。)

高さ 55.88mの瑠璃煉瓦塔

基壇は、黄河の洪水で、地中に埋もれている。
( 8m程が地中だそうだ。 )



1,000年近くも 毅然と立っている。


過去の栄華を、近年になって再現されて
テーマパーク化した ”開封” の中で
数少ない 歴史を伝える塔である。

開封の観光では、最も感銘を受けた場所だ。



内部は、、螺旋階段のみで、
最上層 13層まで上れる。
168段の階段である。



游1路のバスで 鉄塔公園下車、、、開封古城の東北角だ。




バスを降りると、、如何にも街外れ という雰囲気、、寂れた地元モードだ。

↑  北に城門が見え、、南にはモスクが、、  ↑



鉄塔公園へは、、私は 老人免費 で無料
西入場門からは 鉄塔は見えない。

鉄塔へ向かう参道は接引殿の参道だ。  途中の北側に、、盆景園、霊感院 etcがある。



接引殿への牌門、、遠く背後に鉄塔が見える。




■  接引殿  ■




接引殿の名称は、、少ないが、、峨眉山、洛陽・白馬寺で見ている。

接引仏は北宋時代のもの
5.14m  1.2トンの鋳造立像




接引殿の思いがけない魅力は、、、西方極楽浄土を描いた壁画である。




↓   西方極楽世界図   ↓

  左端から中央へ
左面の最も中央より

            独創的な表現、、、歴史的なものとは思えないが、、素晴らしい作品に出会えて、Happy ! Happy! ご機嫌である。


中央から右へ



接引殿を回り込んで、、鉄塔へ  西面なので陰面





1000年も立ち続けている   高さ 55.88mの瑠璃煉瓦塔  陽を浴びる南面



↓  雲一つない中原の青空 に 馬鹿をする一人  ↓




瑠璃煉瓦 は 外壁全面、、、ばかりでなく、、内面も瑠璃煉瓦




煉瓦一つ一つに、、様々な造形が、、
飛天、降龍、麒麟、菩薩、力士、獅子、宝相花弁、、、多数





鉄塔へは登れる。  35元、、老人禁止ではない。


真近で見る 瑠璃煉瓦 は、一つ一つの手間を考慮すると、、
この塔建立の偉大さを 感嘆せざるを得ない。






↓  塔の内部は、、見えない塔身柱の周りを螺旋階段が取り巻いている。  ↓
慣れれば、僅かな窓の明かりで十分で、懐中電灯は不要だ。
狭くて、、すれ違いは出来ない。
下る人の気配を感じたら、、窓の部分で待つのだ。
幸いにも、、数人とすれ違っただけで済んだ。




東側の最初は 5階 、、、テレビの撮影が行われていた。
多分  CM用だろう、、演じるグループは 軍人、若人、、女性ばかりだ。

↑   螺旋階段回りの瑠璃煉瓦   ↑



↓   東西南北の各面は、、4階毎に窓が付く   ↓
13/4 で、、各面 3ヶ所の窓がある。

↑  西面の3ヶ所の窓からの光景の変化が一番面白い  ↑



↓  13層目は東面で、、、この上には、、仏像のレリーフがあり行き止まりである。  ↓

各階で  立ち止まりながら、、老人も登り切れたのだ。
登り始め 10:45、、 下界着 11:01
と 僅か16分しか経過していなかった。


東面、、、

↑  最上階の窓を確認する。  ↑



鉄塔の東は、、鉄塔湖

若干の土産物屋もある。



爽快な青空の下、、園内を散策、、、
瑠璃鉄塔、、西方極楽浄土図、、と 素晴らしい人間の創作物に触れ、、
漢民族の感性の奥深さに感銘を受けて、、至福の徘徊である。




途中の 霊威院

玉佛殿の御本尊は、、その名のとおり 白い玉製の仏像  ↑



盆景園




大満足の鉄塔公園を出て、、北に見えた 城門、、安遠門へ

内外見たが、、上れる場所はなかった。



南に見えた  モスクへ、、

宿泊施設を兼ねていた。
帰路の 游1路のバスは、、乗場が判らなかったが、、
下車した場所の向かい側だった。

游1路のバスがズラッと駐車しているので、、最前列に向かったが、、
最後尾が、、次発便なのである。

2度目の 清明上河園へ向かう。








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