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≪  泰山へ、、岱廟、紅門登山口  ≫

岱廟 = 泰山の神を祀り、封禅の場
泰山 = 歴代皇帝の即位儀式の山
(中国五山の最高峰)


中国・中原 一人旅2週間 (16)
2016/11/03 〜 2016/11/17




商丘を  G1852 で 9:44発 泰安着 12:17
8月に計画した時は、、高鉄便はなくて、徐州站下車、バスで徐州東站へ、、と
不便な移動を余儀なくされたが、、出国直前の10月に確認したら、、
なんと商丘〜泰安への直行便が多く見付かった。  新たな高鉄線路が完成していたのだ。

9月に ”鄭徐旅客専用線” が完成し、 徐州 〜 鄭州間は4時間半から 55分 に短縮されたのだ。


徐州東站で、、30分以上の停車、、進行方向が変るので、清掃のオバサンと車掌が 座席の向きを回転させて行く。

↑  商丘では空席が目立っていたが、、常州東、曲阜 では乗客が増え、ほぼ満席  ↑
さすがに 北京と上海を結ぶ 中国の最大幹線の ”京滬高速路線” である。



高鉄専用駅の泰安站の出口近辺は大改造中で、、遠く南へ大回りさせられた。
明後日の北京行きの乗車券を購入予定だったが、、チケット売場とは離れている。
仕方なく、、在来線の泰山站で購入する事にして、、バスを探す。
工事の遮蔽板に挟まれて、人の流れに沿っていくと臨時バス停車場が、、
予定の 18路バスも停車していた。




18路は 泰安站〜泰山站の連絡バスなので、終着が泰山站前のバスターミナルである。


帰路用の 18路バスも同じ場所から出発する事を確認してから
泰山站の 售票處 で 北京行きを購入する。
泰安站と泰山站は同一駅扱いで、、5元の手数料は不要であった。



ホテルは、、駅前広場からの徒歩圏内、、無事に見付かり、、
今回の旅行で2度も体験した ”バウチャーがあっても外国人不可”
の大いなる心配もあったが、、無事にチェックイン


荷物を置いて 早速市内探索へ向かう。 14時過ぎである。





東岳大街の 青少年宮 から 3路のバスに乗り、 岱廟へ、、、


↑   岱廟前の 遙参坊 と 泰山第一行宮  ↑



↓  東岳大街の向かいに DAOなるパン屋が目に付いたので、、 ↓
14:47  昼食を摂ってなかったので、店内で食す。
13.5+13.5+7=34元 と 明朝のパン2個と、、ウィンナーをレタスで巻いたパン
一つを店内で食す。  着席すると直ぐに 紙コップでお湯が出された。
中国では殆どの場合、、このようにお湯が出される。

↑  トレーとトングは、扉付きケースに入れられ、パンも其々扉の中に鎮レルされている。  ↑
日本では、老舗のドンクでさえ、、パンもトレーも 開けっ広げに置かれているのと比べると、
現状の衛生観念は、、中国の方が遥かに進んでいる。



↓  岱廟前の泰山第一行宮  ↓

泰山第一行宮 と 岱廟 とは一体のような配置だが、、岱廟の城壁の外にある。




泰山第一行宮に祀られているのは、、女性ばかり、、に見えた。



泰山老母碧霞元君の神、送子娘娘、眼光娘娘、、




玉母娘娘








泰山第一行宮を抜けると、、岱廟坊、、正陽門 と城壁






      ■  岱廟  ■
       泰山を祀る廟
      (東岳廟、泰山行宮)
泰山を祀る廟

古代より此処で封禅の儀式を行い
秦の始皇帝以後も、歴代の皇帝は
ここで封禅の儀式を行っている。


封 = 泰山山頂で 祭壇を造り天を祀り
禅 = 山麓で 地を清めて大地を祀る。


現在の 岱廟は、北宋時代のものが基礎になっている。




正陽門

”廟” なのに 坤楼、巽楼 の楼閣と 強固な城壁 は、、”城” の如くである。
皇帝が宿泊するから、、これだけの防備が必要なのであろう。


巽楼
内庭



↓  広い敷地・境内 に、、緑が殆どで、、目立った建造物は少ない。  ↓



配天門 ↑ 、 ↓ 仁安門 も建物だけ、、中味は貧弱だ。




本殿に近づくと、、、奇石が多くなる。



本殿へは、、靴カバー着用

中国の三大宮殿建築 と紹介されているが、、現状を見る限りは、、そんなレベルの高い物では、、全くない!



東岳大帝が祀られている。




殿内の壁画は、、北宋時代のもの、、


修復中のようだが、、、中国の修復は、、再現だと思うのだが、、





↓ 東御座、、、清の乾隆帝 (1735〜1796) の滞在中のもの ↓




岱廟を出て、、、3路のバス手で  紅門へ









■  紅門  ■


最初から  紅門から 徒歩で 泰山登山をする気は全くない。
ただ、、登山口から、、泰山のイメージの急な階段の写真を撮れれば、、と
気楽な気持ちで訪れた。



夕方の4時なので、、今から登山をする人は少ないのは当然だ。  パラパラの人出。

最初から階段だが、、傾斜は全く緩い。
左右の土産物屋も、、想定内の展開だ。








緩い階段から殆ど平坦な道、、店舗はなくなる。




バス停から 10分強で、、万仙楼、、、此処からが有料の景区となる。

私は老人免費だったので、、躊躇なく 山域へ入る。








万仙楼からの景区内は、、、殆どが緩やかな上りで、、所々に店舗がある。
河原も散策道になっていた。

写真に撮ろうと期待した 山頂に向かう急な階段風景は、全く現れないので、、ソロソロ引き返そうかと、、度々迷う。



バス停から 35分強で、、斗母宮
泰山参道で唯一の 仏教寺院だ。


↓  斗母宮で、、引き返そうと思ったが、、先に急な階段が見え、、 ↓
ズルズルと決断できずに、、あの先まで、、と上り始める。


三宮の上も壮大な階段は見えなかったので此処で終了と決断できた。
来た道を下る。

結局、、45分程 上った事になった。



持参のGPS軌跡を分析すると

紅門から南天門までの泰山登山道の 1/4程を登っていたのだ。
標高差が 159m と緩い上りなので、殆ど負担は感じなかった。

三宮から中天門までは、、少し傾斜はきつくなり、、
中天門からも、、同じ様な傾斜だが、、
南天門真近の階段が、、急激な傾斜となっている。

明日は、、中天門からロープウェイで山頂へ、、
下りは、、、体力具合で、、徒歩もあり得る。







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