感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪  張家口 : 雲泉禅寺  ≫


賜児山に展開する仏教寺院
明の時代 1393年創建

2017/04/20 〜 2017/05/04
15度目の中国旅行 15日間一人旅(18)






賜児山とは、、「信心すれば子供が授かる。」  との言い伝えのある山


↓  バス32路の終点 ”賜児山” からは、高架道路の向うに 雲泉禅寺が見える。 ↓

↑  高架の下を抜けると、、右手に雲泉禅寺が見えるが、、左手に細い山道を下って来る人達。  ↑
標識はないが、、右の車道を上ると、、雲泉山荘 (お寺と無関係) の前を通り抜けると、、寺院が見えてきた。






明の時代からの由緒ある雲泉禅寺だが、、現在のこの光景は、、新しい近代的なもの

駐車場に建つ 観音菩薩石像は ”信心すれば子供が授かる。” の賜児山絡みだろう。
ただ、、観音様のイメージに適さない キツ〜イ目つきだ。



階段を上り 山門 へ、、、入山料 10元  老人免費は無しなのだ。
↓   山門内の 千手千顔観音像は良く出来ている。  ↓




↓  新しさが目立つ建物と、、郊外の高層住宅群  ↓




殺風景な階段を上り、、天王殿へ


↑  布袋姿の弥勒菩薩、四隅に四大金剛像、背後の韋駄天、、 ↑
全てが、、量産したような安っぽい仕上げだ。
駐車場の観音像と合わせて、、
『 入魂の、、』 を全く感じない。
大同古城内の寺院群の素晴らしさの記憶があるので
ここは気分が乗らない。



各テラスは広いが、
上のテラスに行く階段は狭く窮屈





↓   大悲殿  ↓




大悲殿内の 千手観音像

↑   木彫りではないだろう、、鋳造でもなさそう、、   ↑
仕上げが、、手作りの味がない、、
コンピュータ仕上げなんてあるのだろうか?




↓   大雄宝殿  ↓




ここも 重厚さ、、求心力、、を感じられない、、、




↓    玉佛閣 etc   ↓




まともな石段となる、、開けた感じだ。  ↓  弥勒殿  ↓





弥勒殿の背後からは  趣が全く違うエリアだ。



寺廟は全てが 小じんまり、、、








戒壇、、洞群、、廟、 地蔵殿、千佛殿
祀れるものは何でも、、















ここからは、、左に移動して 中腹に建つ 祈福観音像へ、、




祈福観音像、、背後の壁には、、般若心経が彫られている。



此処より上には、、何かがあるのだが、、
何の期待もせずに階段を登り始めた。
( こう言う場面では、、帰国後に後悔する事が多々あるので、、)





張家口の街の光景  下りの山道が見える。
この時点では、、下れるかどうかの確信はなかった。




登りつめると、、、、予想を超える広い施設が、、




拝殿の名前は不明

ここで 霊園分譲のパンフレットがあったので、、理解できた。
霊園販売の為の、、格付けの仏殿だと、、


↓    背後に広大に展開する霊園、、   ↓
お墓2.5u = 13,900元 (222,000円)
お墓2.8u = 21,800元 (349,000円)
お墓4.5u = 36,000元 (576,000円)


由緒ある 雲泉禅寺 なのだが、、
新しい雲泉禅寺は、、世俗まみれの印象ばかりに思える。






山頂の東屋からの展望、、


この爽快な展望が、、此処に来た事の良い思いでとなる。






↓  遥か北の展望、、、万里の長城が見える。  ↓








上ってきた雲泉禅寺境内とは違う  東よりの道を選ぶ。  たぶん下れる筈である。


途中に、、財神=関羽だろう、、、最も単純な世俗欲、、

東へ大きく移動する、、やや不安、、下に続いていると期待して。









なんとか 下れそうである。




到着時に見た 山道を下る人達 と
同じ体験をした事になった。


バス停 12:40

無事に 市内の新華街に戻る。
12:50

昨日と同じ 店で 昼食

尚峰広場の地下の永輝超市で、夕食の仕入れ

ホテル近くの 電子街が チャチなのを確認。
14時半には ホテルに帰る。

明日は、、北京へ、、K616 1:57 → 北京駅 14:16着 と 3時間20分の 座席無し在来線初体験である。




15度目の中国旅行目次へ
海外旅行専用目次へ    中国旅行専用目次へ      感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ