≪ エジプト、ナイル川クルーズ ≫

2003年11月エジプト旅行報告(1)
感動の共有、のぶながTOPページへ 写真豊富な、のぶながワールド 素晴らしき夕焼けの連続である
■ ルクソール → エスナ(エドフ) → コム・オンボ → アスワン
 と、ナイル川上流に向かってさかのぼるクルーズ船の乗客に、、、、
 クルーズそのものは2日間なのだが、ルクソール、アスワンでホテル代わりに船泊したので、
 4泊の船中泊となった。

■ 砂漠の中の大河故に常に快晴で、朝焼け・夕焼け共に大自然の営みを、全ての感覚で満喫する事に。 



↑ 初日の夕焼け ↑

↓ エスナ水門の上流の朝 ↓


乗船した船は大型で、他のクルーズ船の1.5倍の船長
Crown Emperor 号

部屋は狭いけれどホテル並みの清潔さで快適
1階:食堂
2階:乗船口、ロビー、客室
3階:客室
4階:客室、バーラウンジ
5階:デッキ、プール
↓ プールもあるデッキ

↑ ロビー

↑ Bath完備の客室
流れは何処までもゆったり、、展開する東岸・西岸の風景もゆったり、おおらか、のんびり

川面を流れる物も殆んど見られず、見た目はキレイなものである。
すれちがうクルーズ船、アスワン等で停泊するクルーズ船を数えていると、
50〜100隻は運航しているのではないかと推測される。 すれちがうのは皆クルーズ船ばかり、
貨物船などは殆んど記憶に残っていない。
数多く見える小さな漁舟は、漕ぎ手と網手の2人、、、たまに一本釣りの舟も
アスワンに近づくと、ファルカ(帆舟)も目立ってくる。

 ↑ 昼間に通過した橋は、気が付いたもので3橋


ルクソールを出発して最初の頃は、両岸共に、緑いっぱいの畑が目立つ、
所々に、農家が、、家畜が、、子供が、、遥か向こうに寺院の塔が、、、
夕方になるとお祈りをうながす大きな声が響き渡る。




 ↑ 農家の屋根は無い、、大きな葉っぱを乗せているだけのようである

↑真ん中白い丸は衛星アンテナ


貧しいのか、、自然と共に幸せなのか、、、、羨ましい一面も感じてしまう風景である。



上流(南下)になると、川の直ぐ後ろに緑の無い風景が多くなる。



 ↓ 多くの中洲には放牧された家畜が、、
でもまばら、、何事も密集とは無縁である。






↑岸辺で遊ぶ子供は、皆陽気、、
珍しくも無いクルーズ船に、反応する。

↑投網ではなく、流し網漁法
たまに、前に子供が乗って3人の舟も

 ↑ 渡し船、、、
同じ大きさで、自動車を載せたフェリーも同じ場所に
 ↓ 取水設備かもしれない。 陸に配管が続き、四角の設備に繋がっている。  ↓工場も



  ↓
食事は、朝昼夜共にバイキング形式。
料理は毎回調理法に変化をもたせ、サービスに気を使っているのが良くわかる。
生水で洗う為、生野菜、カットした果物を食べてはならないとの事前のアドバイスの為、体調を整えるのが困難
朝のコーヒーは無料だが、昼夜のコーヒー、水等の飲み物は有料、、、
といっても、200円以下なのに我慢してしまう貧乏人根性は身体に染み付いている。

↑ バイキング形式のレストラン

↑ いつも長い列で順番待ち

↑ バーラウンジ
 →
毎夜、夕食の後は、バーラウンジで催しがある。
初日:カクテルパーティ
2日:ガラベイヤ(民俗服)パーティ
3日:ヌビア(南部地方)ショー
飲み物有料なのだが、グループの親睦に有効
← エスナ水門
ここでナイル川が堰き止められ
<6m>の水位差を、パナマ運河のように水を注水・排水を繰り返して通過する。
順番待ちで時間が掛かる。
    エスナ観光用の馬車群→
ここから、途中下船しバスで
 エドフの<ホルス神殿>
 エスナの<クヌム神殿>観光に
観光からお昼には戻り
またもや、のんびりとクルーズ
夕食までは、デッキで寝そべるだけ

 ゆったりと ゆったりと

☆ 海外旅行とは、好奇心を満足させるもの、知らない素晴らしきモノを可能な限り見て回る、、、と思い
限られた日数をビッシリと予定を組むのが良い事だと思っている者にとっては、、、
クルーズでゆったりというこのコースは、外される事の多いコム・オンボ、ホルス神殿、クヌム神殿を見る為には止むを得ない、というマイナス要因だったのだが、、、、
体験してみると、なかなかに魅力的な時間の経過でありました。
身近に換わる両岸の得異な風景、大きく拡がる大空間、、
そして、何と言っても大自然を満喫できる大きな大きな夕焼け
また食べる事に少し違和感のある旅行にあって、比較的まともな食事は、少しの息抜きとも言える。
エジプトに行くなら、<ナイル川クルーズを是非組み込んでのんびりと> と人に薦めたくなる気分、、、、







  ↓ 客室から見る風景もGOO!




↑↓ 初日の夕焼け ↑↓
↓ 2日目の夕焼け (雲が無い) ↓



↓ アスワンでの3日目の夕焼け ↓



夕焼けも、3日間それぞれに違う構図を見せてくれた。
雲に大きく映し出した夕焼け
雲も無く、大気のグラデュエーションのみ
前面に大河・山並みを配した夕焼け、、と


登山で高い山に登って見る夕焼けも素晴らしい、、
この場合は、体力を極限にまで消耗し、
汚い山小屋で汗臭い身体のままで見る夕焼け、
この時の感性は 鋭利で鮮烈である。

このクルーズで見る夕焼けは、、、
疲れてもいない身体を、BATHで温め、
ゆったりとティータイムの後のひと時である。
余裕の、、そして至福の感性で見る夕焼けである。



■  4泊の船中泊の後、アスワン観光、空路アブシンベルへ向かう。

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