≪ エジプト、コム・オンボ神殿、イシス神殿(アスワン) ≫

2003年11月エジプト旅行報告(8)
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■ アレキサンダー大王がエジプトを征服し、エジプト人の王朝はなくなり、
  アレキサンドリアを首都としたプトレマイオス朝からローマ時代の遺跡のうち、
<コム・オンボ神殿><イシス神殿、アスワン>の訪問記。

同じ時代の<ホルス神殿、エドフ><クヌム神殿、エスナ>は昨日バスで廻った。

           (年代等の解説は、ふくろうの本「図説古代エジプト1,2」を参考にしました。)

長いエジプト歴史を少しでも体系的に把握する為に、下の簡易年表で時代を確認。
観光に関連した<<エジプト歴史表>> []の部分を観光。
BC3000 <観光>
ピラミッド
BC3000
BC2620
BC2520
エジプト全土統一
ジュセル王、階段ピラミッド造営
クフ王、ギザの大ピラミッド造営
BC2000 <観光>
カルナック神殿
王家の谷
ツタンカーメン
アブシンベル神殿
モーゼ出エジプト
BC1520

BC1350
BC1275
トトメス1世、カルナック神殿造営、王家の谷を開く
ツタンカーメン擁立
ラメセス2世、カデシュの戦い
BC1000 <観光>
コム・オンボ神殿
エスナ神殿
イシス神殿
アレキサンドリア
BC 332


BC 30
アレキサンダー大王征服


クレオパトラ7世 自殺
    0 <観光>
古代神殿、神像破壊
AC325

AC380
エジプトのキリスト教は異端とされ、以後 「コプト教」と呼ぶ。
ローマ皇帝テオドシウスがキリスト教公認し、それ以外は邪教と思われ、エジプトの神殿、神像が破壊、破棄された。
AC1000 <観光>
スエズ運河
アスワンハイダム
1869
1970
スエズ運河完通
アスワンハイダム完成

★ コム・オンボ神殿 ★
ルクソールの南約170km、アスワンの北約50kmに位置する。

ワニの神<セベク神>とハヤブサの神<ホルス神>の2重構造神殿。
塔門、列柱室に2つの入口があり、左がホルス神用、右がセベク神用入口。

コム・オンボ神殿の朝

朝起きると、クルーズ船の窓から、ライトアップされた<コム・オンボ神殿>が目の前に、、

土産物屋前から階段を上る

 

ワニのミイラ展示室前に集合
↓ 左がホルス神用、右がセベク神用入口 ↓



ホルス神

オシリス神と
イシス神の子供
最古の神のひとつ
 



ワニの<セベク神> ↑
この神殿はローマ時代にも受け継がれ完成したので
彫りが深く、見応えがある。

牛の女神である<ハトホル神> ↑
↓ 女性の肉体表現も強調されている ↓ ローマの影響
↓ 柱の細工も細やかで、彫刻的な魅力の多い神殿である。
↑ コブラを見せて、ただ座っているだけなのだが、、
笛でも吹いてコブラを踊らせる、、というのは無理?

離れた位置から写真を撮って立ち去ったら、、
大声で叫んでいた。 この程度で金は払えない。
写真を見れば、金を受ける箱がない?

← レストラン? ホテル?

7時から1時間の見学で、クルーズ船でアスワンに向かう。
船で昼食を済ませ、昼からはアスワン観光。


★ イシス神殿(アスワン) ★
「ナイルの真珠」 と呼ばれる美しい神殿

アスワンダムの影響で水没の為、
フィエラ島から、近くのアギルキア島に解体移築されたのだが
風景に馴染んでおり、アブシンベル神殿のような違和感は全く無い。
↑ アスワンダム(ハイダムではない)を走るバスの窓ガラスを通して望遠で撮る。 ↑
↑ 発着場には多数のボートが、、、小島にあるのでボートで向かう。
↓ ボート船上から、、  途中 奇岩が多くすこぶる良い展望!   イシス神殿 ↓
← トラヤヌス帝のキオスク

→ イシス神
オシリス神の妻、ホルス神の母
この島でホルス神を生む。
↓ 外庭の列柱と第一塔門 ↓
↓ 塔門のレリーフ ↓
↑ 大きな奇岩が風情を高めるのだが、、カッコヨイ西洋美人モデルは見当らなかったので、、 ↑
モデルさえグーッであれば、カレンダーになりそうな背景がいくらでも見つかる正に「ナイルの真珠」である。
島の船着場 →

穏やかな水面
風情ある岩肌の島々
小舟
、、、緑、、、
そして、青空、、、
快適な風、、

ロマンチックなシチュエイション
最適な同行者を選ぶべきなのだが
( 選ぶ権利があれば,,,, )

■  昼過ぎからアスワンハイダム、イシス神殿、切りかけのオベリスク、スークと観光する。
   明日は、ファルーカという帆舟で小島巡り、、そして飛行機でアブシンベルへ向かう。

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