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≪北イタリア、フランス、ベルギーの旅 (15)≫

オペラとバレエ
スヴェトラーナ・ザハロワのバヤデールをスカラ座で
フェニーチェ座、ガルニエ宮、バスティーユ

2006/05




スカラ座でMANON (MASSENET)

元々興味のない演目、、
到着の2日目で時差ぼけだろうと予想。

ストーリーの低俗さに全く興が湧かずに
予定通りに休憩中に退席する。


今回観たのは、
スカラ座で: オペラ 『 マノン 』
        バレエ 『 バヤデール 』
フェニーチェ座で: オペラ 『 ルイザー・ミラー 』
パリオペラ座:
  ガルニエ宮で 『 バレーオムニバス 』
  バスティーユで 『 シモン・ボッカネグラ 』 
    の5公演。

ヴェニス以外は、インターネットで夫婦分予約。
フェニーチェ座は、当日券でロイヤルボックス1枚Get

スカラ座もパリオペラ座も、事前にチケットが郵送されてきた。

☆ 我が嫁は、クラシックには全く興味なしなのだが、、
上質の雰囲気を体験させて少しでも品性向上に役立ってくれれば良いと、可能性の少ない期待をもって、4公演連れて行った。



『 バヤデール 』 La bayadere
スヴェトラーナ・ザハロワ出演
Svetlana Zakharova

最も期待した観劇だ。




↓ スヴェトラーナ・ザハロワ ↓ 
画像はスカラ座のプログラムより

我が嫁でさえ、双眼鏡を手に熱心に見ていた。
振り付け、舞台装置ともに満足。

観るなら一流に限る!


スヴェトラーナ・ザハロワのバヤデールは、
前回の旅行で、ナポリのサンカルロ劇場で
全幕でないが観劇している。
この時がスヴェトラーナ・ザハロワ初体験だった。
彼女の素晴しさは、体感済み。











ヴェネチアは、前回訪れた時も予約できなかった。
今回のフェニーチェ座 Verdi ルイザ・ミラーも
明らかに舞台が見えない席が残っていただけ。
日が迫れば空席が出るのを待ったが、
全く完売になってしまった。

当日夕方に当日券を期待した。


公演の出来はと言うと、、
地味な出演者、演出、、
心が動く事はなかった。


Box Office に4番目に並ぶ、、
前の人のディスプレーを見ていると なッナント、、
ロイヤルボックス席が5席空いているのみ。
誰かが2枚以上買うと、、私の席はない!!

「 高すぎるから買うな!」 と念じつつ、、
イライラと順番を待つ。
幸いにも、1人1枚の購入で、ロイヤル席を 無事 GET 。






パリのオペラ座、ガルニエ宮 opera Garnier は、、
ナカナカ良い演目に出会わない。

観たいのは、、
HANDEL、ROSSINI、MOZART
まともなバレエ演目







今回の滞在期間には、、
バレエのオムニバス公演しかなかった。
パキータ、眠りの森の美女、白鳥の湖
コッペリア、ベルガマスク etc からの抜粋


初めの方は、2軍の公演かと思う程に締まりがない。
我が嫁でさえ、、「 ここはヘタクソだ! 」
ザハロワしか観た事がない嫁には当然の印象か。

後半になって、マトモな人達が踊りだす。
それでも、この種の公演は満足できない。


ま、ガルニエ宮に馴れる事に意義があるとしょう。



パリオペラ座、オペラ・バスティーユBastille
マチネーで シモン・ボッカネグラ
Simon Boccanegra ( Verdi )

仏語、英語、に次いで日本語で
「 携帯電話の電源はお切り下さい 」
との場内アナウンス、、、、、、

パリの劇場で、日本語の場内アナウンスには
興ざめした。

F.フルラネットと知った名の歌手を初め
合唱、演奏自体は充実していたが、、
手抜きの舞台装置と演出には、馴染めない。




ドイツでも、フランスでも
時代を現代に置き換えたり
セットのない舞台というのは
味気ない限りだ。

オペラ座に行くより、
我が部屋でDVDの方が豪華なんだから、、、




オペラ座でオペラを観る = ゼッフィレッリの豪華な舞台装置で、実力のある出演者達
もう無理な時代なのか、、、

ザルツブルグの話題のトラヴィアータでさえ
ウィーンフィル、、話題の美人ソプラノ、、
これだって、、とってもツマラヌ演出だ。
映像で見ただけだが、、

必死にチケット獲得して、、
憧れて、ザルツブルグへ、、なんて御免こうむりたい。


心揺さぶるオペラ鑑賞、、
現実には、もう出会えないのか?
ヨーロッパ旅行のついでに、、
芸術的感激を期待せずに、、ただ観劇。
次回からは バレエの方を優先してみようか、、






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