感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ
写真豊富な のぶながワールド

≪  モリアオガエル:庭で産卵・生息  ≫

2016年版
昨年に続き今年も 我が庭で産卵する。
8/10 無事子蛙を確認 (幼生から幼体へ)

2016/06/14




今年は、5月始めから モリアオガエルの鳴き声が聞こえ始めた。

例年と同じく、、蓮のポットの周辺なのだが、、直ぐ横ではなくて、、
5m程離れた樹木の中で場所を、日中、夜間と移動していた。


当初は、、1〜2匹のようだったが、、5月下旬には、、3匹程が交互に鳴く。

6月に入ると、、夜間は、、ガラガラ、ガタガタ、グググッ、ゲタゲタ、、と
音を不規則に代えて、、朝の4時頃まで鳴き続けるので、、安眠妨害気味、、

その内、、一匹が、、家屋の壁の2階の高さにへばり付いて鳴く。
昼間も、、、時々は同じ場所に居る、、暑いだろうに、、、
← 産卵後に見つけた大き目の個体、、、雌だろうか?
8月になっても、プランターの中、、モリアオガエルとは別種のようだ。


去年と違って、、見える所には殆ど出てこないので、、、写真は少ない。
梅雨と言っても、、雨が少なかったからだろう、、
降雨の時は、、、昼間でも盛んに鳴くが、、、
雌は現れない、、雄だけが早めに発情して居る。


☆ 詳細な記録 2015年度版へ ☆



雌の出現も絡みも全く見られなかったので、、今年は遅いのか、、


6月14日朝に、、やっと卵塊を発見。
夜間 or 早朝に 産卵した模様だ。 昨年は日中に観察できたのだが、

高くなったイイギリの先端の葉に産み付けられていたが、
蓮ポットの真上ではなかったのだ。

このままだと、、おたまじゃくしになっても、水中には落下出来ない。
↓  固まる前に、、蓮の浮羽に乗せて、、別の葉で日除けとした。  ↓
1週間程経過したら、、水に直接浮かす予定だ。
←  奥の池にも、、卵塊は 3個ぶら下がっていた。
奥の池には、、日頃は行かないので、、
↓ 観察の為に、1つを採り、、窓辺の蓮ポットの上にぶら下げる。 ↓
これで、、オタマジャクシが落下する様子は確認できるであろう。
↓     産卵から一週間経過、、、、    ↓
↓  7日間で  卵塊の中では、もうオタマジャクシが動めいている。   →

落下するのは時間の問題だが、、降雨中なら確認できないので、、
落として水に浸けると、、泡は溶けて 20匹程のオタマジャクシが弾け出した。


←  もう一つのプランターの卵塊からも、、無事オタマジャクシを確認。

  ↓   お腹には、目玉のような卵黄の一部が残っている。  ↓



昨年は、約一ヶ月後に、後足が出た姿まで確認できたのだが、、
それ以後は姿が確認できなかった。
知らぬ間に蛙になって、、何処かへ行ってしまったのだろう。



オタマジャクシが水中に移動して 20日程経過したら  水面に浮き出る瞬間に、後ろ足が生えているように見える。
↓  2016/07/14 に撮影すると、、可愛らしい足が確認できた。  ↓

オタマジャクシも大きくなり よく見えるようになると、、
一つの卵泡からは 5〜60匹のオタマジャクシが生まれていた。
卵泡を 3つ、、其々40Lの 蓮プランターに入れたので、、
100匹以上のオタマジャクシが生息している事になる。
これでは、、食料不足で 生育不良の恐れが、、、、、

早速に、、、金魚の餌を購入し、、日に3度 給餌する。
水面に餌が拡がると、、勢い良くつつきに現れ
水面は 大賑わいとなる。

此処で、、新たな問題が、、、、
野良猫がウロウロしている。
偶に、、水を飲んでいるので、
オタマジャクシに気づかれると、、
心配で堪らない、、、!


■ 2016/07/21 追加
7/20 には まだ前足が生えていないようだったのだが、、
7/21 には 立派な前足が生えている個体を発見。
丁度、水中に落下して 1ヶ月目である。   水中なので写真は撮り難い。


この頃から、、金魚の餌の食いつきが悪くなり、、残るようになる。
しかし、、、水面に餌があっても、蓮の根のコケをつついているのだ。

10日程遅れた産卵のプランターは、まだ後足も出ていないが、、
餌の食いつきは、相変わらず良いのである。

大きくなると、、雑食から草食になる? とは 逆なのでは、、、
前足が出てくると、、水面には全く出てこない、、去年と同じで、、生存数は確認できない。


次は、、尻尾が取れて、水上に現れて、、晴れて蛙 となる時期なのだが、、
周辺に留まってくれれば、写真に撮れるのだが、、
直ぐに、緑の中に生活の場を移されると、、撮るチャンスは無くなる。



■  2016/08/10 追加


2016/08/05 他種のオタマジャクシが 一匹 蛙になっていたのを確認する。



2016/08/10 プランターの水面には 全く現れないのだが、、周辺にも、、モリアオガエルになったのを確認できない。

所が、、嫁が お風呂場の中に、、子モリアオガエルを発見 ↓



↓  無事に 蛙になっていたのだ。 (幼生から幼体へ)  ↓
        来春には、生殖能力のある成体になっているのだろう、、、

庭の草むらに放してやる。

6/21 に オタマジャクシが水中に落ちてから 8/10  まで 50日目に、外部で発見。
7月末頃から、極端に餌の食いつきが悪く、、残るようになっていた。  その頃から旅立ちは始まっていた可能性はある。


10日程、産卵の遅れたプランターの方は、、まだ前足の生えたのはごく一部に過ぎない。 数十匹は居る。
餌をやると水面が賑やかになる段階だ。  餌の食いつきが悪くなると (尻尾から栄養が前足に移るらしい)
そろそろ 旅立ちの準備になるのだろう。

プランター周辺では見つけられないのは、、早朝、あるいは夜間にでも、、水中から旅立ちしているのだろうか?


■ 2016/08/13 追加

孫達が里帰りした日に、、なんと今まで 蓮の近くでは見られなかったのが、、2匹もその姿を見せた。 尻尾の突起がまだ確認できる。

遅れたプランターに餌を撒いても、、食い付きが極度に少なくなっているので殆どが、、蛙になって旅立っているのだろう。
これで 私の責任も完了した事になる。
次は来年だが、、、もう面倒見るのは シンドイ なと感じ始めている。 

■  2016/08/23 追加


2016/08/23 猛暑の中、、蓮のプランターの上の、、イイギリの葉っぱに、、モリアオガエルの子供達を発見。
合計 8匹 を確認した。  数日前には、、庭の草むらで 1匹を見つけていた。
今まで気がつかなかったのだが、、、近辺を徘徊して、、結局、、生まれた環境が一番良い と判断したのだろうか、、、

産卵前の親と言い、、イイギリの葉がお気に入りのようだ。  広葉樹なので留まり易いのだろう。
水一杯のプランター と イイギリ(広葉樹) 、、この組合せが モリアオガエルを呼び寄せたようである。




モリアオガエルも、我が庭に 定住したようである。

自然と同化した生活が 日常的となっていると、、
型にはまった料亭や寺社の人工的な庭園が、、、
自然とは異質の人間の作為ばかりが感じられる。
ま、、貧乏人の僻みかも知れない。





感動の共有、のぶながTOPページへTOPへ