≪ ジョットの鐘楼から大展望、フィレンツェ ≫

2004年GWイタリア、フランス旅行報告(12)
高い塔から大展望(3)
感動の共有、のぶながTOPページへ 写真豊富な、のぶながワールド

■ 鉄道ユーロスターで、ボローニャからフィレンツェに着いたのが昼過ぎ。
駅近くのホテルにチェックイン後、直ぐに ミニバスD で ピッティ宮殿へ、、、、
勿論、ラファエロのマドンナにご挨拶に。  まったくの混雑なしで入館なんだが、、、、
以前は、ノーフラッシュでカメラOKだったのが、今回は全くダメ。
表に面した2階の各部屋の豪華絢爛たる天井をじっくりと撮影したかったのだが、、、、
というのも、前回撮った写真が殆んど手ブレで悔しい思いをしたので、撮り直しを楽しみにしていたのだ。

ウフィツィ美術館と違って、このピッティ宮殿のパラティーナ美術館は、ゆっくりと見学ができる。
ラファエロの部屋でさへ、室内には私一人だけ、、、、喜んでいいのか、サビシーッと嘆くべきか!
芸術でさえも、特定の超有名ブランドだけに観光客が押し寄せる状況を だ。

ピッティの後は、歩いてサンタクローチェ教会に、、、、勿論、ロッシーニのお墓にご挨拶に。
こちらは、入口に長蛇の列。  観光的にはあまり面白いものはないはずなのに、、、

■ サンタクローチェ教会の奥のshopで、密かに期待していた買物、、、
以前、尼さんの合奏と坊さんの合唱の小さな石像(練り物)を買ったのがお気に入りなので、
もしや、新しいキャラクターが出ておれば、、、、、、、
鍵のかかったショーケースに、ありました、ありました。
オネーさんにきてもっらって、「全部ちょうだい!」 と 11体も買ってしまった。

一旦、ホテルに帰り、夕食場所を探しに、ドゥオーモまで出てくると、、
6時半なのに、ジョットの鐘楼 Campanile di Giotto に登れるではないか、、

以前、ドゥオーモのクーポラに登り、時間があったので、ジョットの鐘楼にも登ろうとしたら、
閉館前なのに、「ダメ!」 と拒絶されたのに、平日6時半に登れるとは、、、明るさに不安があるが、
ダメなら又来ればよい、と、登り始める。
高さ 82m
← ↓ 昔、クーポラに登った時、撮影したもの

↓ この屋根の部分まで登れる。



Giotto が設計したもの
Giotto は絵だけではないのだ。
左のドームは、メディチ家礼拝堂   (北)    右端はクーポラ

画面クリックで拡大画像


建物の内部を思い出しながら眺める、、

↓ クーポラにはもう誰も登っていない、、、

↓ 真下の洗礼堂横


真ん中より左の白いのが↓サンタクローチェ教会。 遠くにミケランジェロ広場、、右端にピッティ宮殿 ↓

画面クリックで拡大画像


↓ サンタクローチェ教会 ↓



↓ 左端がヴェッキオ宮。  真ん中が、共和国広場。  右端がS.M.ノヴェッラ教会 ↓

画面クリックで拡大画像


↓ ピッティ宮殿

↓ 共和国広場


高い塔に登れば歴史が見えてくる。
あそこでフィレンツェの権力争いが、、、あれは、メディチが驕りの結果出来たもの、、
あの屋根の下で、暗殺が行われ、、、
サヴォナローラが過激に説教していたのはあそこ、、火あぶりにされたのは、、
マキャヴェリは、、チェーザレ・ボルジアは、、
フランス軍があちらから、、ナポリ軍は、、あそこでサッカーの試合が、、、
断片的な知識が連鎖していく、、
繁栄、衰退、自由、弾圧、、数百年の歴史が見えてくる。
高い塔に登れば、いろんなモノが見えてくる。


フィレンツェでは3泊し、
2晩音楽会をネットで予約済み。
2夜とも指揮は、ズービン・メータ

音楽会報告は、別の頁で、、
フィレンツェ5月音楽祭 開催中。
ベートーベンの一夜、3番他

今夜は、メータの誕生日
ワグナーのマイスタージンガー


イタリア滞在中、毎朝、このお顔を眺めていた。
RAI のキャスターだ。
7時前の天気予報を見なければならない。

毎日、髪型を変え、衣装を変え、、
でも毎日同じ元気な笑顔、、、
単純に元気で笑顔、というのは直ぐに飽きてくる。
ま、朝の顔は、それで良いのかも、、
というより、そうあるべきなんだろう。

■ <2004年GWイタリア、パリ近郊都市21日間旅行 目次>

のぶながTOPへ             
   前画面へはブラウザの<戻る>で戻って下さい。