≪ マンジャの塔から大展望、シエナの街 ≫

2004年GWイタリア、フランス旅行報告(10)
高い塔から大展望(1) Mangia
感動の共有、のぶながTOPページへ 真豊富な、のぶながワールド 塔の街、サン・ジミニャーノ San Gimignano も訪問

■ フィレンツェから、シエナ Siena 、サン・ジミニャーノ San Gimignano、とバスで
夜は、フィレンツェのテアトロ・コムナーレで、フィレンツェ5月音楽祭(メータ指揮のベートーベン)。
早めに帰って、音楽会の為、心を静めておかねばならない。


フィレンツェ駅横の大きなSITAのバスセンターを8時前に出発。 同じ時刻にシエナ行きが2便も出発する。
所要時間は1時間20分であった。

← SITAのバスセンター
     高速道路を突っ走る。 →



平野でもなく、山でもなく、丘の連続という程度の風景、、斜面の白い点は羊の群れ
穏やかな景色が続く、、、トスカーナ

↓ シエナ ↓
グラムシ広場のバスセンター
結構広いバスセンターの地下に切符売場がある。
着いて直ぐに、サン・ジミニャーノ行きの時刻を調べチケットを購入しておく。

いろんな色のバスがあるので混乱。
会社が違うらしいのだが、、、
マッテオッティ広場
バンキ・ディ・ソプラ通り
サリンベーニ宮
先ずカンポ広場が最優先だ
全て見て回れない

バンキ・ディ・ソプラ通り
9時過ぎだが、観光客もチラホラ
↓ 突然、カンポ広場
カンポ広場の現れ方は刺激的だ
マンジャの塔 ↓ Mangia,102m
Campo広場は建物に囲まれているので、
緩やかな傾斜の Banchi di Sopra 通りを上っていて
突然、左手に広場が見えると、ウォーッと発したくなる程、演劇的だ。



まだ、人は少ない
「世界一美しい広場 」 との枕詞が付く Piazaz del CAMPO
”美しい”との表現には疑問だが、特徴ある事は間違いない。
夏に2回催されるパリオPalioでは、裸馬の競馬が町内単位で競われる。
これからは、テレビで紹介される時には、リアリティをもって見ることができる。
↓ プッブリコ宮、市庁舎
↓ プッブリコ宮からの広場

マンジャの塔は10時から、、
時間まで広場を眺めて待つ。
30分以上待ったが、めぼしい被写体が通らない、、、

定時より相当遅れて入場許可の青ランプ
途中まで登って、チケット売場と荷物預け


細い階段を見上げる

どんな塔でも
よく似た登り階段。

ただ黙々と登るだけ
↓ 展望は2段階ある
これは下の展望階
↓ 上の展望階へ、チョット恐怖
↓ 最上階の展望
↓ 頂上の鐘

↓ ウオッー、、コワーッ! 102mの高低差

↓ ドゥオーモ、、簡潔で、キリッと、美しい

南方向の展望

↑ 画面クリックで拡大画像


西の方向

↑ 画面クリックで拡大画像


北方向、、  (フィレンツェの方向)

↑ 画面クリックで拡大画像


東方向

↑ 画面クリックで拡大画像

← 下りてくると11時だ。
観光客も多くなる。
マンジャの塔頂上の鐘の下が
上の展望階、そこまで登ったのだ。

↑洗礼堂
↓洗礼堂内部
↓ 洗礼堂、ドナテッロ作洗礼盤

ドゥオーモ
節度ある美しさである。

期待以上の収穫である。

しばらく、美しさに感心していてのだが、、
↓ この行列に気が付いて、、大慌てで並んだ。

ドゥオーモ入口には、カウンターが付いていて、入場制限している盛況ぶりだ。
天井も特異な構図 →
宝石細工を見るようだ。

↓ この縞々模様が魅力的



↓ 床のスケールの大きな大理石象嵌。  図書館 ↓

〜 この街は、、もう1度ゆっくりと訪れてみたい、、、〜

予想以上の美しさのドゥオーモに時間をとられ
駆け足でバスセンターに戻る。

停留所が多く、「サン・ジミニャーノ?」 と聴きながら乗り場を探す。
来た時とはバスの色が違う。 SITAではないようだ。

各駅停車の地方路線、、満席状態で、1時間以上もかかる。


↓ ≪ サン・ジミニャーノ ≫ ↓



塔の街サン・ジミニャーノは、こう見えてこそ価値がある。
街に近づくと、カメラを構えてシャッターチャンスを狙ったが、、
このような光景は見当たらなかった。
↑の写真はガイドブックから、、、↑

入口
入って直ぐ左の
ジェラートも売るバールが
バスチケットを扱う

このアプローチの雰囲気は
ウリビーノと似ているが、、
町の規模は小さい




チステルナ広場
規模は小さい
ドゥオーモ広場
観光地としては貧弱
どうも、魅力に乏しい、、
小雨が降り出してきた。

観光客も年寄りが圧倒的。

当地に宿泊してジックリト魅力を発掘すれば、味わいは出てきそうだが、、、シエナの後では物足りない感じだ。

帰りのバスの時刻も確認できていないので、早々にバス乗り場に、、

来る時に降りたバス停には時刻表がない。
直接フィレンツェ行き、ポッジボンシ乗換えフィレンツェへ
時刻表がなければ選択も出来ない。
ポッジボンシなら、バス、鉄道と選択の幅があると、、、
切符を扱うバールに戻り、切符を買うが
やはりバス会社が複数なので、切符の種類が違うのか
オバサンが、時計を見ながら、こっちだ、あっちだと迷っている。
そして、切符を出して 「今の時刻 」 を言う。
直ぐ来ると言うことらしい、、、バス停に走る。
先程のバス停に着くが、気配なし、、、
通りかかりの人に、「ポッジボンシ?」 と訊くと、、
「 NO 」 とはるか向こうを指差す。 ヤヤヤッ
バスとは思えない小型送迎車が50m先に停まっている。
「グラッチェ!」 と叫んで全速力で駆ける、、
手を大きく振りながら駆ける駆ける、、
幸いバスは動かない、、、乗車口に着くと、人の列。
15人くらいしか乗れないのに、、、
運転手が、客の差し出す乗車券にそれぞれサインをしているのだ。
刻印機がないお陰で、バスに乗れたのだ。

ポッジボンシに着くと、直ぐにSITAのフィレンツェ行きのバスが来た。 ラッキー!


■ <2004年GWイタリア、パリ近郊都市21日間旅行 目次>

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