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≪ カジュラーホ 南の寺院、カジュラホ村 ≫

Khajuraho Southern Group
Duladeo Temple ドゥーラーデオ寺院
Chatrubhuja Temple チャトルブジャ寺院

2度目のインド旅行12日間 (13)
2010-11-20 〜 2010-12-01





2008/12 のカジュラーホ訪問で、、特徴のある彫像は全て見た。
と、満足していたのであるが、、、

Google が、カジュラーホの写真として、← を掲載しているのに遭遇。
ヌッヌッヌ〜  私は知らない!

調べた結果、 南の寺院群の ドゥーラーデオ寺院 の彫像と確認。
南の寺院は、、小さいのが2つだけだったので、、行かずとも良し、
としていたのである。

これは、、「 行かねばならぬ 」 と今回の旅行の主たる動機の一つとなった。


画像から判断して、、壁面の主たる位置にあるものではなく、
柱か横桟に刻まれた小ぶりのものではないか、と想像したりしたが、
とにかく、、自らの眼で確認しなければ気が済まぬ。



■  ドゥーラーデオ寺院 Duladeo Temple  ■

カジュラーホの寺院は、10世紀半ばから12世紀半ばの200年間に造営されているのでが、
南の2寺院は共に、12世紀前半に建てられ、カジュラーホ最後期のものである。

シヴァ神を祀る寺院



東向きに建てられている。






石の白い部分は、再構築の為の新しい素材であろうから、、
その多さからして、相当に破壊されていたと思われる。

小さい、、、何処に目当ての彫刻は??





南壁面。      背後の塔の部分、聖堂部分は、、健在のようで一安心である。




後部の西面




前室部分は、模様ばかりでまとまりがない。




南壁面

↑  チョット見では、、神像と飛天だけで、、ミトゥナ像・交合像は?  ↑



↓  かろうじてそれらしいものを見つける。  ↓
全て、、奥まった隙間を埋める程度の作品である。
表に出ている存在感のある神像に比べ、明らかにレベルの低い技術である。



南西壁面

飛天の躍動感が素晴しいのが 特長であろうか、、、




遠慮がちな小さなミトゥナ像を、、横から眺めるアプサラ達
( 西の寺院の発想は僅かながら引き継がれている。 )




角度を変えて撮る。




私には、、躍動感ある 飛天達の方が、、大いにお気に入りとなった。




魅力的なアプサラ達、、豊潤な肉体、華麗な装飾、、顔の造作は大味だが、ハッキリとして魅力的




北西壁面





↓  見つけました  ↓





予想通り、、、メインではなく、、奥まった位置にある補助的な像である。




表面の神像の繊細な造作に比べ、、明らかにベテランの職人の仕事ではない。

自らの写真に収めたので、、一応満足である。  目的は達した。



これも、、未熟者の作品である。  左右の神像の顔も漫画的である。




聖堂内部は、、シヴァ神のリンガが祭られている。







■   Chatrubhuja Temple チャトルブジャ寺院   ■
ヴィシュヌ神を祀る寺院


ドゥーラーデオ寺院の南に位置する。


西向きに建てられている。

聖室とマンダパ(前室)だけの小さな寺院
南面
北面


塔の部分は、、殆んど新しい素材で修復されている。
小さな村落に隣接し、学校が隣にある。


南壁面





ここでは、、ミトゥナ像は、、見つけ出せなかった。
が、、飛天の変化ある動作が魅力である。








神像やアプサラは、、パターン化された範囲内であるが、、飛天達は自由に飛び回っている。






北壁面




アプサラのスタイルは、魅力ではあるが、、
新鮮味に欠ける、、と贅沢な感想。




ここは、、聖室の繊細さが目立つ。




内部は、、石素材も硬質で緻密、、






ご本尊 ヴィシュヌ神











隣接する村の学校



いかにも村の学校、、という生徒達の雰囲気





ネックレスに腕輪、、髪の毛も奇麗に手入れされている、、、




何処でも見かける家畜の猪




個人宅を見学させてもらう、、、、







珍しそうに集まる村の子供達、、








土器作りの見学、、、

ロクロはなしで、、、素焼きの型で粘土を形作る。



焼成は、単純に野焼きである。




村周辺の畑



寺院周辺以外は、、、のんびり、、のどか、、、観光収入は、、村民には無縁で一部の人に集中か?






突然、、、前方から自転車が、、、

近づくにつれて、、、おおッ、、 

今までの村の雰囲気とは、全く違う、、、

カメラを構えるが、、、ピントが合わない、、  

心の動揺が、、手に伝わっていく、、、


未だに、不惑とは無縁の年齢である。





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