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≪ サールナート、仏陀・初転法輪の地 ≫

Sarnath
四大仏跡の一つ
ムールガンダ・クティー寺院 Mulgandha Kuti Vihar
ダメーク・ストゥーパ Dhamekh Stupa
野生司香雪

2度目のインド旅行12日間 (19)
2010-11-20 〜 2010-12-01




バナーラスの北部の Grand Trunk RD. を鉄道に沿い東廻りに、サールナートに向う。


Grand Trunk RD.には、木材関連業種が並んでいた。  材木、家具、、、

Varanasi City 駅を過ぎてから、北に折れ、鉄道を越えると、ワルナー川、、

ワルナー川からは、、、田舎、、やがて住居が混んでくる。

↑ 結婚式でのお祝いの人出、、、対極の衣に包まれた遺体を囲む人達、、と多彩な風景



バナーラスから、10kmで サールナートに到着。

↓  ムールガンダ・クティー寺院 Mulgandha Kuti Vihar 初転法輪寺 ↓
1931年建立の仏教寺院だが、、、参拝者で溢れかえっていた。


↓  内部はシンプルな構造であるが、、素晴しい壁画が描かれていた。  ↓
作者は、野生司香雪(のうすこうせつ)という日本の画家。  戦前のものである。




右壁から入口へ見て周ると

右壁中央は、、涅槃図




各場面を分けて見ても、、中々に魅力的な出来栄えである。




右面入口付近




入口の上は、、釈迦誕生の場面




線描きの人物像が、、それぞれ美しく描かれている。




正面を見て左壁面








降魔の場面 修行の邪魔をする悪魔達、、、




左壁面入口付近

巻物風に、精巧にCOPYされたものが欲しくなる魅力的な壁画である。

壁は、コンクリートであり、其処に描く為に相当な困難を伴ったようである。
また、、現地の上座部仏教僧侶と、日本の大乗仏教の絵柄との対立もあったようである。
野生司香雪の名は記憶しておこう。



ムールガンダ・クティー寺院への参拝者? 観光?



↑ 皆 IDカードをぶら下げている。 ↓





女学生達、、、課外学習、、、魅力的な制服である。




こちらも女学生達が、、、


左肩に、、リボン風目印、、 インド風制服にネクタイ、、良く似合っている。






一様に鼻輪、、、、、







ダメーク・ストゥーパ Dhamekh Stupa

広い公園の中にある。



6世紀の建造のストゥーパ    直径26m


仏陀が初めて説法を行った地、、、と言うことだが、、
これらの遺跡は、
初説法とは直接関係無さそうである。

記念の地に、後世に建てられたものの様である。



煉瓦造り、、、、




壮大な僧院跡




アショーカ王が建てた石柱の基盤跡 は保護されている。




遺跡公園内の子供達、、、制服姿だから、、課外学習なんだろう、、
遠くから 「ナマステ〜」 と声をかけると、、全員が手を振って応えてくれた。








考古学博物館は、、撮影禁止、、、

アショーカ王の石柱の頭部のライオン像が展示されている。







ムールガンダ・クティー寺院であった女学生達、、、
インドではお馴染みの、、一斉に同じ視線、、機敏な反応、、、
親しみの湧くインド、、である。




四者四様、、、、、




低価格車、、TATA と 聖なる牛

四大仏跡というが、、観光的には 過大表現の印象だ。

だが、、野生司香雪の壁画を見る為に来る価値はある。





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