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≪ パタン Patan Rani ki Vav (Queen's Stepwell) 王妃の階段井戸 ≫

11世紀建造のヒンドゥ教彫刻群
長さ64m、幅20m、深さ27m
パターン or パータン、ラーニ キ ヴァヴ

4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き (5)

2013-03-04 〜 2013-03-23

  




朝 メーサナを出発して、モデラー探索。  約1時間の乗車で、、PATAN バスターミナル到着。



モデラーは村であったが、
パタンは街である。

昔は、グジャラート国の首都であった街である。








↓  約 1時間の乗車で、、10:57 PATAN バスターミナル到着  ↓
料金は、24ルピー


鉄道駅もあるのだが、鉄道路線は鉄道サイトでも検索できないのに、
バス路線は、、バスサイトで多数検索できるだけあって、ターミナルは賑わっている。





バスターミナル前の賑わい。



       ↑
バスターミナルから北方向



      南方向  →


オートリキシャが屯している。

外国人価格は、50ルピーに統制されているらしい。

往路は50、帰路は40ルピーだったのだが、
帰路に40ルピーを払おうとすると、、
他の運ちゃん達が50、50、と囃し立てる。



Bがバスターミナルで、、北側を通り、北西に位置する階段井戸に向かう。
帰りは、、南路線を通る。
バスターミナル前の南北道、東西道は繁華街である。




街の北の道は、、直ぐに田舎道に代わる。
↓  城壁跡が、、長々と続いていた。  ↓












10分程の乗車で、、11:10 Rani ki Vav (Queen'S Stepwell)  女王の階段井戸前に到着
料金 100ルピー。
広大な公園なのだが、、階段井戸は地上に構築物が無いので、、
注意して見当を付けないと、、何処にあるか判らない。





Anahilwada (Patan) のソランキ王朝の Bhimdeva 1世 (1022 〜 1063) の死後に、王妃 Udayamati が 王を称える為に造営。

数世紀にわたり、地中に埋もれていたが、、1986年に全体が明らかになる。

長さ64m、幅20m、深さ27m と 数ある階段井戸の中でも最大
7層の柱列が3r列で、横壁を支えている。

最大の魅力は、、ヒンドゥー教の膨大な彫刻群である。






最奥部に、、井戸がある。












画像クリックで大画像へ




アダラジやダーダハリーの階段井戸がイスラム教なのとは違い、、
ここは、、ヒンドゥ教なので、、神々、アプサラ etc の精巧な彫像が
壁面前面に飾られている事である。















大小あらゆるものが、、浅いレリーフではなく、、深く立体的に掘り込まれた彫像である。
カジュラホの寺院群よりも、、魅力的ではないだろうか、、、







それぞれの彫像が、、ストーリー性のある装飾で、心魂が満ち溢れているのに、圧倒される。









ヒンドゥー教の魅力の一つ、、、こだわる所は相変わらずこだわったリアリティである。












足のサソリは、、精力の強調、、、カジュラホでお馴染みだ。





















最億部の井戸までは、見学は出来ない。



















↑  最億部を望遠で撮影すると、、、井戸周壁の彫刻が見える。  ↓







横幅が広く、、日の光が魅力、、階段井戸でのこの明るさは貴重である。











横壁 と 土圧を支える柱列のとの 角 の狭い場所に、、細めの人物の彫像が配置されている。
模様なのでごまかせば良い狭さなのに、、わざわざ人物像なのは、、意味があるのだろうか?




主役の多彩さも、、設計者の知的感性の、、教養の広さの表れか!!






これは、、イスラム的な模様に思えるのだが、、、既にイスラム圏の影響があったのだろう、、、





↓  石積みだと思っていたが、、レンガが見える。    階段に刻まれた連結の為の楔跡。  ↓





一度、、地上に上がり、、井戸を上部から眺める。





手摺りでガードされているので、、カメラだけ差し出して撮影。





井戸の周壁も彫刻で満たされている。















井戸の底は、、水はなく土砂。







じっくりと見学したのだが、、、11:10 〜 11:55 と 45分間だけの滞在であった。


帰路のオートリクシャは、、入口に2台だけ待機、、、50ルピーと言うところを、、
往路は30ルピーだったと、、値切り、、40ルピーで妥協。


往路とは違い、、街の中央を通過。






時計台 を通過して、、街の繁華街へ










 バスターミナルで降りて、、暫く 街歩き。


デリーでは、、ナンの屋台も見られたが、、他の街では、、圧倒的に揚げ物が多い。
野菜や、チャパティの揚げ物だが、、、全く食さなかった。








ナンではなくて、、、チャパティを焼いていたので、、
こねる時は、、ハエがたかっていたが、、焼き時間が長かったので
殺菌にはなるだろうと、、1枚10ルピーで、、、
焼きたてなのに、、、不味い不味い、、一口食べて、、ゴミ箱へ
やはり小麦粉を練ったナン か ナンもどきでないと食せない。




バス・ターミナル で窓口で、、MAHESANA と訊くと、、、一番を指差し、、急げ! との仕草。
出発直前のバスに飛び乗る。

鉄道駅があるのだが、、列車便が日本では把握できなかった。



Patan 12:30  →  Sidhpur 13:25 →  Mahesana 14:10
1時間40分の所要時間で 32ルピー


Sidhpur  一応、、鉄道駅のある街だ。   村ではない。




Sidhpur からは 南北の幹線道路41号線
運転手は、、運転しながら、、頻繁にポーズをとる。
危なくて気が気ではなかった、、、



MAHESANA に無事に着き、、街歩きを暫くしたが、
食事をとれそうなレストランは、見つからない。
ブドウを一房買ってホテルに戻る。
ホテル横に、、ピザ等のイタリア風レストランがあったのだが、、
食べたいというレベルにはなく、、
果物とクッキーで夕食とする。

明日の早朝、 バスでアフメダバードに向かう。
もう 都市間のバス移動に、、微塵の不安もなくなっている。





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