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≪ ラーニー・スイプリ・モスク、スィディ・バシール・モスク ≫

2本のミナレット彫刻が素晴らしい。
アフマダーバード市内
Rani Sipri Mosque (Rani Sabrai Mosque)
Sidi Bashir Mosque 揺れるミナレット


4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き (9)

2013-03-04 〜 2013-03-23

  




(A)= アフマド・シャー・モスク
(B)= スィディ・サイヤド・モスク
(C)= ジャマー・マスジット
(D)= ラーニー・スイプリ・モスク
(E)= スィディ・バシール・モスク

(a)= チキン通り
(b)= ハヴェリー(豪華な木造の町屋)



■  ラーニー・スイプリ・モスク  ■


アフマダーバード鉄道駅前からラーニー・スイプリ・モスクへオートリキシャで移動。
小さなモスクだから、運転手は知らないのではないかとの懸念に反し、直ぐに理解。
長距離バス・ターミナルの北西に位置する幹線道路沿いに建つ。



1514年、Mahmud Shah Tの死後、ラーニー・サーブライ王妃により建設された 廟 と モスク
アフマダーバード開設の約1世紀後、ダーダ・ハリー階段井戸の15年後である。

 
  モスクは、
  礼拝堂と2本の高い塔柱


廟 は、      
 中には入れない。 



モスクの左右の窓・テラスの外部彫刻は、緻密で華麗。





偶像がないだけで、、繊細・緻密 しかも変化に富んでいる彫刻、、、彫が深く立体感に迫力。



まるで最近作られたように、劣化・風化のない保存状態である。







清めの水場だが、、、小魚が泳いでいた。  清めになるのだろうか?





人は登れないのだが、、ミナレットと呼べるのだろうか、、、全く風化の跡がない美しい塔。





礼拝堂部分





左の塔柱
右の塔柱


デザインは同じようである。








↓  下部      上部 →




宮殿・砦を模した大きな枠組みの中に、更に繊細な彫刻

イスラム、ジャイナ、ヒンドゥーを超越したインド芸術の粋。










廟 も繊細な彫刻であるが、、、
透かし格子、腰部分とは、それぞれ繰り返しデザインである。
全体としては、、単調なイメージだ。







劣化している部分も多々見られた。



↓  廟内部     背後にも、、お墓が並んでいた。  ↓




普通の生活圏の道路にも、
お墓が並んでいる。

しかも、、綺麗な布がかけられて
日常的に手厚く管理されている様子。


歴史的人物なのか、、一般人??




ラーニー・スイプリ・モスクの裏面はシンプルである。


徒歩で、、待ち歩き、、ジャマーマスジットを経由して、M.G.road を 鉄道駅まで散策。





■  スィディ・バシール・モスク  ■
1452年建造の揺れるミナレット

アフマダーバード鉄道駅の直ぐ南に位置するが、

駅から道路沿いに歩くと、建物・街路樹に隠れて

見逃しやすい。


道路の反対側からだと容易に目に付く。







モスクの南から横道に入り、、路地の奥に入口を見つける。





石造りの門と2本のミナレットが古く、、礼拝堂部分は簡易な現代のもののようだ。





塔への上り階段は施錠されていた。




ラーニー・スイプリ・モスクの美しい模様と同じデザインで、、こちらも、色が違うが美しいまま残っている。
上部まで登れる構造なので、、幅は遥かに大きい。
高さは、21.3m




礼拝堂の過度に、、表通りへ出られるドアがあった。 ↓



                            賑やかな表通り。  →



チャイ屋、、、コップを濯ぐバケツの水は、、ミルクティー色、、







鉄道駅の直ぐ北側にも、、同じような2本のミナレットが建っている。





こちらは、、表通りから見るだけで近寄れない。



↑  レンガ造りで、、危険そうである。 ↑
モスク名は確認できなかった。

このように、、2本のミナレットは、、市内には何組も存在するようである。
( 一例: Bibi ki Masjit 1454 )
共通の土台の上に建造されているので、、一方に連動して揺れるそうである。
免震構造の一種なのか、、崩壊せずに建っている。





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