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≪ アフマダーバード散策、M.G.Road、Tilak Road、ハヴェリー ≫

Ahmadabad 旧市街歩き回り
鶏肉街
木造町屋


4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き (10)

2013-03-04 〜 2013-03-23

  


アフマダーバードは、サーバルマティー川で2分され、西側が新市街、東側が旧市街

1411年に、グジャラート王国のアフマド・シャーが、パターンからこの地に遷都して
都名が アフマダーバード となる。


11世紀初頭のパターンやモデラーには、ヒンドゥー教のソランキー朝の階段井戸や階段池が造られた。

13世紀頃からは、この地方は、デリー・スルタン朝の下、イスラム教国として独立していたが、
1578年にムガル帝国の支配下に入る。

現代も、、イスラム教徒は、2割程で、数多くのモスクと共に、、ヒンドゥー寺院やジャイナ寺院が街中に見られる。

街歩きする外国人観光客の私にとっては、、宗教にこだわらないインド風俗・感性と 宗教的慣習の部分との境界が曖昧となる。
イスラム教といっても、、イスタンブールやカイロでの体験よりは、ジャワ島のように緩やかな気もする。

出来るだけ街歩きの体験を積み重ねて、、インドの実態に馴染んで行きたいものである。




新市街    ↑  街を2分する Sabarmati River  ↑   旧市街



↓  新市街  は、アダーラジへの往復のバス・オートリキヤからの車窓風景のみで、、街歩きはしていない。  ↓





新市街





↓  旧市街は、、多くの城門が現存している。  ↓






西、、、Teen Derwaza   (M.G.Roadの西入口)






 ←  Teen Derwaza の彫刻

元々多かったジャイナ教の影響か、、繊細な彫刻の柱である。





↓   M.G.Roadの東入口  ↓




アフマド・シャー・モスク近くの城壁・城門






アフマダーバードには、3日滞在して歩き回り、写真を撮った。
以下の掲載写真は、歩いた時系列ではなく、場所別にまとめたものである。




(A)= アフマド・シャー・モスク
(B)= スィディ・サイヤド・モスク
(C)= ジャマー・マスジット
(D)= ラーニー・スイプリ・モスク
(E)= スィディ・バシール・モスク
(a)= チキン通り
(b)= ハヴェリー(豪華な木造の町屋)






■■   ラーニー・スイプリ・モスク 〜  ジャマー・マスジット南口  ■■


ラーニー・スイプリ・モスクから北西に Patel road を歩く。


長距離バスターミナルが近く、 旧市街の外周を回る幹線道路 (内環状とでも言える) なので、、交通量は多い。 
地元の寺院やモスクが点在する。




↓  幹線道路の中央の専用路線を走るバスの駅を新築中        CHHIPA COMMUNITY CENTER  ↓
路上駐車は当たり前





↓  アイスキャンディ(15ルピ) や ラッシィー (30ルピー)を飲み食いしながら 15分歩き、、北に向きを変える。  ↓

大きな角店で果物や軽食の店で、ガラス戸の中に色鮮やかな色のコップが並んでいたので、
ヨーグルトなら飲んでみたいと思い、、尋ねると、、ラッシー、30 との返答なので オーダーする。
よく冷えていて、濃厚、、美味であった。

この一角は、、運転手の溜り場、、曲がった裏の広場には、、軽食屋台と人だかり。  13時過ぎ。



北の M.G.ROAD へ向かう道の両側は、、商店が並んでいるが、、繁華街・バザール程賑やかではなく落ち着いている。




↓  揚げ物屋のおじさん、、生真面目な表情が崩れない。  路上で乾燥させる豆屋さん  ↓

↑  測り売り   、 定量の袋詰め作業の手を止め ギョロリ  ↑




乾燥フルーツ屋さん、、、写真を撮って、見せると、、2粒くれた、、ほとんどが果肉で種が小さくて甘みタップリ!!





台数の多い消防署






カーペット屋さん

通りがかりに目が合って、、、「 上がれ上がれ! 」 と
熱心に誘われる。
履物を脱いで絨毯の上へ、、、

一枚撮って、、今度は お前を撮ってやる、、と

ポーズを撮って 一枚、、、

オヤジさん、、大声で笑って 握手、、、


そこへ、、女性が現れて、、

「 ワイフだ! 」   「 ナマステ〜 」

「 私も日本にワイフが一人いる 」
「 俺は、、TWO WIFE だ〜 ! 」 
と 大笑いして また握手、、

「 チャイ飲め ! 」  、、、とニギニギしいひと時








ジンジャー と ガーリック 屋





派手な陳列の下着屋さん

サリーの下は、、こんなに派手なのか〜!!  と想像しても、、イメージが定着しない、、、




ジャマー・マスジットの南西の角を東に回る。




ジャマー・マスジットの裏通り。





↓  大きなフルーツバザールだ。  ジャマー・マスジットの南門から撮る。  ↓






果物市場の中は、、、各店舗とも綺麗なディスプレイ


大きくて艶のあるミカンを3個15ルピーで購入。
身は、、ふくよかで甘味タップリである。
これで種が無ければ、、満点である。






■■   鶏肉街   ■■

Teen Derwaza 門の西側で、、M.G.Road の一本北側にあるチキン通り。


生きた鶏、、解体した鶏肉・部材、、、、タンドリーチキンを焼くレストラン街
















これは、、山羊の頭、、足、、、肉、、、





タンドリーチキン、、大きな鉄板で 炒めて、炒めて、、よく火が透っていそうである。



もうもうと煙の中、、呼び込みは激しい。






一通り歩いて、  M.G.Road 方向へ向きを変える。




この道は、、飲食店ばかりだ。







チャイ屋で、、客と少し交流、、「 美味いか? 」 「 美味い美味い! 」   私は、揚げ物は一切食べていない。





美味そうに見えるパンだが、、、買ってみれば良かった。


ミンチ肉を炒めて、、チャパティで包む、、、



M.G.Road に出ると、Teen Derwaza 門 の西であった。


M.G.Road を東に向かう。






■■    M.G.Road を  東に向かう。   ■■

車は東行き一方通行の賑やかな繁華街

↓  ジャマー・マスジットの北口から見下ろした  M.G.Road  ↓





両側の建物は全て店舗で、歩道を挟んで露店が並ぶ






露店の奥行きも結構あるので、商品も豊富、、

繊維業の盛んなグジャラート州なので、、衣料を中心として
日用品が多いのが  西半分の地域。
鉄道駅の方向の東半分は、、電機、自転車、テント、etc
業務用、専門店が多くなる。

せっかくのグジャラート州なので記念の繊維製品をと、、
探して、、鮮やかな色のタオル生地製品を2点購入。




このおじさんから、、女性が下着を買うのだろうか、、と心配





サトウキビを搾る、、結構この商売は多く見た。  ここも繁盛店だ。  チャイ屋も適度にある。









↓   揚げ物屋はインド全土で多く見られる。  ↓
焼きたてのナンは美味いのだが、、屋台は稀である。
小麦粉でないチャパティは不味いし、
この手の揚げ物も不味そうで、、買う気になれない。






M.G.Roadは、、、賑やかさが途中で二つに分かれる。
左が本道で、、右は人とバイクだけの道で、、途中から北東に曲がり、Tilak Road に向かう。


↑   北東の商店街、、露店は無い。  ↓




↑  車の通れるM.G.Road 本道  ↓






両側の店舗だけで、、露店はなくなっている。
商店の種類も、、ナンやカヤ と雑多になる。




ヒンドゥー教寺院  、、だと思う。








現代の作品だろう、、、、
顔の表情、、ポーズ、仕上げの
何れもありがたみは感じられない。





奥まった雑居ビルには、、細々とした商店が、、、、こんなビルも多くなる。




左の道は、、Tilak Road から来た道で、、右が鉄道駅へ向かう道、、残りは 1/3 程である。




子供の乗り物、、自転車、、、





↓  タイル屋があったので、、値段を聞いてみたら、、1枚15ルピー、、、1枚でもOK との事、  ↓

2種類を 30ルピーで購入する。

手描きではない工業製品なので、面白みはないのだが、、単なる記念に購入。





公衆トイレには不自由はなかった。   雑居ビルだが、、観光客には不要なものばかり、、





↓  場所柄の自転車修理屋、、撮れ撮れとうるさく要求される。  BAG屋のおじさん達  ↓




東の城門               テント屋






□□   Tilak Road  □□


M.G.Road から 北に向かい  Tilak Road に出る。


 ↑   Tilak Road は、、、一方通行ではないので車の往来は多い。   ↑



店舗は、道の両側が全て店舗なのだが、、、M.G.Road とは圧倒的に通行人が少ない。






アイスクリーム屋、、
外の看板に値段が明確に表示

バニラカップ20ルピーである。




湖トラも雑居ビルは多い、、、携帯電話屋、、電機、、、様々






クレープ屋








皆 忙しいのか、目が会うことも無く、話しかけられることも無く、、ビジネス ONLY の界隈か、、
通り通りにより 情緒の違いが明らかである。






モスクに寺院は、、あちこちに、、






Tilak Road をこのまま進んでも同じようなので、、人の出入りのある路地を 南に折れてみる。
M.G.Road 方向へ向かってみる。





思ったより特徴のある建物が並んでいる。  ちょっと予想外だ。






↓  おおっ! と思わず叫びたくなる。  ↓




なんと 豪華な建物ではないか!

寺院ではない、、かつての豪商の家なのか?




帰国後に調べてみたら、、ハヴェリーと言って 19世紀〜20世紀の 木造の町屋 だそうである。
当時は、、好んで建てられたそうである。












南へ進み T字路に突き当たり 東に折れる。

↓  M.G.Road から北東に延びていた道であり、、再び Tilak Road に出てしまった。  ↓




再び Tilak Road を 南に M.G.Road に向かう。








のんびりと、何の警戒心も無く街歩きしたが、、
ほとんどの人達が フレンドリーに接してくれて、、治安の不安なさは微塵も感じなかった。

ただ、、オートリキシャの外国人価格 50ルピー の壁は感じた。
値切ると相手にせず立ち去る運転手も多い。    たまに値切れても 40ルピーだ。

レストラン、飲食店は、、定額どおりだったが、、、
1軒だけ、、駅前のレストラン前で、、ペット飲料とメーカーアイスクリームで 釣銭を出さないので喧嘩を仕掛けた事がある。
10〜20ルピーの事なので、、直ぐに止めたが、、、、、、たまに不良商売人がいる事を忘れてはならない。
価格の事前確認は、、必須である。

チャイ屋では、、、10ルピーを出して、、5〜3ルピーの釣をくれるのがほとんどだが、、たまに釣無しがあった。
この程度は、、チップだと思えるので気にはしない事にしている。






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