≪石鎚山≫ 西日本最高峰 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
98年 5月 4日  天候=晴れ、下界はびっしり雲
感動の共有、のぶながTOPページへ コース=ロープウェイ山頂駅 → 成就社 → 八丁坂 → 試し鎖 → 売店小屋 →
      → 前社森 → 夜明け峠 → 一の鎖 → 鳥居 →二の鎖 →
      → 三の鎖 → 弥山山頂 → 天狗岳 → 大砲岩 → 弥山山頂 →
      → 土小屋

所要時間=ロープウェイ山頂駅発 9:10 → 成就 9:26 → 夜明峠 11:00 → 弥山山頂 12:20
                                                  登り合計 3時間10分
       弥山山頂 → 天狗岳 → 大砲岩 → 弥山山頂 1:20 → 鳥居 1:43
        鳥居発 2:00 → 土小屋 3:10                          計 2時間33分
                                                   総合計 5時間43分

≪標高差 682m≫ 西日本最高峰もロープウェイのお蔭で楽である。
主な標高≪弥山 1980m≫≪天狗岳1982m≫ 石鎚山とは弥山と天狗岳の総称である。

石鎚山に登るには、成就社から登らなければ面白くない。 バスツアーではほとんど土小屋からの往復であるが、これだと急登も無く楽であるが、面白みのない山道である。 成就社で弥山山頂を御神体として拝してから、試し鎖を登り前社森から石鎚全景を眺めながら登らないと全く面白みが無い。

石鎚登山の特徴は、大きな鎖の鎖場である。 試し鎖、1の鎖、2の鎖、3の鎖、と長い鎖場がある。 脇道があるので鎖が恐い人はそちらが通れる。

前夜、大阪南港22:50発のオレジフェリーで、東予港に6:10着。 JR伊予西条まで無料連絡バスがある。
JR伊予西条から7:41発のバスでロープウェイまで。 満員であったのでロープウェイは一度に乗れず待たされた。

帰りは、土小屋16:40発で松山市まで、19:30着の3時間の長丁場である。 途中、染付け磁器の産地<砥部>で途中下車の予定だったが、遅くなったので中止。 予約しておいた道後温泉で宿泊。 翌日は、松山市内見学、勿論松山城にもリフトで登城、JRで帰阪と相成った。


バスを降りてロープウェイ駅まで少し登りがある

成就社の町並み、
お土産屋も結構ある

拝殿所、正面に石鎚山の弥山が見えるようになっている。御神体である

成就からの弥山、さあ、登るぞ〜!

試し鎖を登ると祠がある。瓶ケ森

前社森を登りきって振り返る
←前社森を登りきった前方の絶景
左端の大砲岩、右の高い所が弥山である。 真中が天狗岳。土小屋から登るとこの絶景が見えないのだ。
弥山の直下の空色が小屋の屋根
鎖場が1〜3まで連続している。

夜明峠を過ぎて、鎖場の前に成就、前社森を振り返る↓
←真中の小屋の上から2の鎖
その上の小屋から3の鎖

    ↑2の鎖場

2の鎖場の御尻。↑
混雑、順番待ち。
鎖が大きいので楽に登れる
←3の鎖場の上半分。この上が頂上である

↑超満員の弥山山頂
天狗岳に行く下りが1ルートしかないので、上り下りの交通整理が出来ず大混乱
白い点が土小屋。↓神社がある。

  切り立った崖の天狗岳↑

 
←天狗岳全景
狭い山頂の現場にいると、高度感が堪らない。 いつまでも眺めていたい光景である。


弥山山頂から西の方角
中央が二の森1929mである ↓




とにかく、山頂は人人人

   西ノ冠岳1894m ↓


→→→
天狗岳を東側から眺める
気持ち良くスパッと切れている


← 天狗岳から見た弥山山頂
共にスリリングな容姿である


←天狗岳を超え東の端、大砲岩

              →→
土小屋にある石鎚神社土小屋拝殿
結構賑やかな場所である。
レストランもある。 だが下りのバスは大変だ、物凄い山奥にいた事を思い知らされる。
 繰り返す、≪石鎚山に登るには、成就社から登らなければ面白くない≫のである。
登山後は、少し長いが、道後温泉でのんびりと! ところが、あまり落ち着ける温泉ではなかった。 観光名物なだけ。
近代的建物の設備の整った温泉の方が良い。 美味しそうなレストランも見当たらなかった。 伝統に甘んじず時代にあった客寄せ施設を作らないとダメじゃないの? 湯布院に客を取られた別府みたいに、、、、

 標高の割には、素晴らし山行であった。 好きな山である。  もし 「面白くない」 という人がいたら、聞いて見てください 「 どこから登ったの?」 と。 きっと 「 バスツアーで土小屋から往復 」 と答えるはず。
 山登りは、自分で行こう、計画も自分で立てよう! きっと面白さが増す。 新しいものがドンドン見えてくる。

≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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