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≪ カラサン寺院、サンビ・サリ寺院、サリ寺院 ≫

カラサン寺院  =  仏教寺院 Candi Kalasan
    サンビ・サリ寺院  =   ヒンドゥー教寺院 Candi Sanbi Sari
サリ寺院  =  仏教寺院 Candi Sari
プランバナン遺跡周辺

2度目のジャワ島 2012-11-26 〜 2012-12-04  (6)




プランバナンのバスターミナルで オート・ベチャと交渉する。
ここでは、自転車ベチャと違いバイクのベチャなので、スピードが出るので快適である。

カラサン寺院 → サンビ・サリ寺院 → サリ寺院 → プラオサン寺院 → プランバナン遺跡入口
の周遊で 150,000ルピーで妥協と言うよりも、、言い値で押し切られてしまった。
物を購入する時は、、買わないという選択肢があるので、強気で交渉できるのだが、、
ベチャで周らなければならない時に、ベチャの運転手が集団で一致して、同じ値段を言い張ると
こちらとしては、、時間が勿体ないと言うか、、、面倒臭くなって、妥協してしまうのだ。

ちなみに、、プランバナン遺跡入口 〜 バスターミナル は、10,000ルピーですんなり OK する。
( 20,000ルピーだと吹っかけてはくるが、、、)




A = カラサン寺院
B = サンビ・サリ寺院
C = サリ寺院
D = プラオサン寺院
E = セウ寺院



注意して見ていると、幹線道路には、各寺院への標識が設置されている。





■  ■   カラサン寺院   ■  ■


カラサン寺院は、碑文が発見されており

寺院は、778年 仏教寺院としての建立である。

この地の サンジャヤ王朝 に嫁いだ隣国・仏教国
シャイレンドラ王朝の姫 の為に、
シャイレンドラの王が建立した。

9世紀に、ヒンドゥー教の古マタラム王朝により改修される。

参拝料は、2、000ルピーと固定料金である。




現存している寺院は、一つである。  北西から入る。





東面、、、中央も左右も修復は未完で、、、装飾も彫刻も見られない。





険しくて危険な階段を登って中央のお堂に入る。












←  中央のお堂には、、仏像は残っていない。

この東面だけでなく、南面、北面にもお堂がある。




↑  東面の入り口から東南の境内を見下ろす。 ↑



東南の角





南面、、、この面は 中央のカーラのレリーフも美しく、、左右の彫像も魅力的である。





繊細な彫りのレリーフ


入り口への階段は、、階段の体をなしておらず、、注意して登らねばならない。








西面には、、入り口は無い。





北面も 左右の彫像だけが辛うじて残っている。  この入り口への登りも 超危険であるが、、登ってみたくなる。






こちらのお堂にも何も残っていない。



カンボジアのアンコール遺跡も ヒンドゥー教と仏教とが混在しているので
また、、それら以前の神話・物語が登場しているので、、
私には、、、どれがどの要素なのかは、、区別する必要を感じなくなっている。
混在しても、、何の違和感も無く調和しているのだから、、





■  ■   サンビ・サリ寺院   ■  ■


幹線道路を空港方面に向かい、、Uターンして、、、真北に ノンビリした道を走る。


相当に奥まった所に、、サンビ・サリ寺院はあった。


こちらも 参拝料は、2、000ルピーと固定料金である。



ヒンドゥー教の古マタラム王朝の最後のヒンドゥー教寺院




1966年に火山灰のなかから発掘された、、と新しい。

周囲の地面よりは、、6m低い所に境内はある。


南からの展望


シンプルなんだけれど、、それ故か、、清清しい気分になる。




西からの展望





境内には、、リンガがあちこちに、、ヒンドゥー教寺院である。





本殿へは西からのみ階段がある。





残っているレリーフは繊細である。










本堂内のリンガ





カーラ像に守られたガネーシャ





なんだか、、エローラ石窟寺院のジャイナ教を思い出す。





本堂前から 西を見る。






幹線道路に戻らずに、、、田舎道の田園風景を楽しみながら、、サリ寺院へと向かう。

↑  畑だけでなく、、養殖池も見られる。  ↑







■  ■   サリ寺院   ■  ■


9世紀前半のシャイレンドラ王朝建立と考えられる仏教寺院
こちらも 参拝料は、2、000ルピーと固定料金である。




3階建ての邸宅のような構造である。   高い塔を中心としたものではない。






レリーフが美しく残っており、、数も多い。

全くの私好みの寺院でなのである。

















↑  この魅力ある均整の取れた姿は、、、 『 素晴らしい、、素晴らしい、 』  と  感動の極みである。  ↓








堂内は、3室に別れているが、
仏像は一体も残っていない。




南面、、、こちらも素晴らしいの極みである。





この艶かしさ、、、、





西面










北面









2階、3階への階段は、、どこにあったのだろう ??

夢中にレリーフに気を取られていたので、、気にもならなかったが、、
帰国してから、、気になりだしたのだ。

撮った写真を見ると、、2階の窓は、1階との吹き抜けなので
2階フロアーは無さそうである。
3階部分は、、外部の装飾だけ?



境内には、、、未構築の石材が多く残っている。  どこにどう使われていたのだろうか?






魅惑されたまま、、立ち去らねばならない、、、








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