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≪ セウ寺院、プランバナン遺跡内の仏教寺院 ≫

Cande Sewu  千の寺院=千仏寺

ロロ・ジョグラン寺院の北 1km

2度目のジャワ島 2012-11-26 〜 2012-12-04  (8)







↑  ロロ・ジョグラン寺院の出口を出ると、、セウ寺院、ブブラ寺院、ルンブン寺院を周るトロッコバスがある。  ↑

現地人は5000ルピーだが、高い入場料を払った外国人は無料である。
一定量の乗客が集まれば出発する。
ブブラ寺院、ルンブン寺院は通過するだけだが、
セウ寺院では、一時停車して、写真タイム、
その後、、遺跡公園出口まで運行している。


私は、セウ寺院で下車し、、探察三昧、、、後にやって来たバスで出口へ、、






シャイレンドラ王朝の建立、、8世紀後半から9世紀初頭
この地域、この時期は、ヒンドゥー教のサンジャヤ王朝(古マタラム王国)と
仏教のシャイレンドラ王朝とが共存していた。

セウ寺院の境内は広く、東西の幅は165m、南北は185mもある。
中央祠堂の高さは、28.5m。
境内には、240基のペルワラ・小祠堂が、、、一部は再建されている。




中央祠堂も境内も四方に出入り口があり、、境内の出入り口には、、クベラが見張っている。






北の入り口から南下する。

クベラは、、風化度からみて
新しく彫られた物であろう。




北から中央祠堂を見る。





240基のペルワラ・小祠堂の殆どは崩壊したままであるが、、一部は再建されている。

東西南北、、整然と区画された位置に建てられているのは判る。







東西の大きな通路。




再建されたペルワラ・小祠堂の内部は空洞であった。





左右の彫刻、、上部のカーラ、、等等、、精巧に再構築されているペルワラ














この広大な遺跡、、、見学しているのは私一人であった。
青空の下、、崩壊と再建の混在具合がタイムスリップした状況を体感させてくれる。




どの方向を見ても、、、整然としてはいるが、、まるで迷宮なのである。


一つ一つがすばらしいのであるが、、、ありすぎると、、どの一場面にも集中できない。
写真を撮るのも、、ありすぎると、、撮るという動機が希薄になってしまう。

心して撮った心算だが、、、撮っていないに等しい枚数となってしまった。







↓   中央祠堂   ↓










中央祠堂へ入っていく。








祠堂内は、、前室に続き、奥に祭壇があるが、仏像は安置されていない。

回廊となっており、4方向の祭壇を周る事が出来る。



東を向く出入り口。





祠堂の東西南北に出張った前室の外壁の両面は、、4 X 2面 = 8面 あり、それぞれが精巧に再建・復元されている。

東の前室の北の外壁


内部に仏像は無し。






南の東外壁





南の西外壁





西の南外壁





西の北外壁




やはり、、内部には仏像無し





北の西外壁





中央祠堂から、、下のペルワラ群と東西の出入り口










中央祠堂の外壁を見ると、、レリーフが復元されているのは、、ごく一部なのが良くわかる。


















時代を超えた迷宮探索を堪能し、、、、元の位置に戻る。





この時点で、、広い境内に西洋人が2人、迷宮に姿が見られた。




崩壊したペルワラに仏像が、、
方向により 印相が異なっているそうである。








楽しめる千仏寺であったが、、
もっとユッタリと、、
スイーツと香り高いコーヒーを持参して、
歴史的な長い時空の流れを味わうべき場所だったと
反省しきり、、、




元に戻り、、、周回バスの到着を待つ。

プランバナン遺跡公園は、、この北の端からは出られない。




ロロ・ジョグラン寺院とセウ寺院の間には、、2寺院の遺跡があるが、
近寄って見るほどには再建されていない。

ルンブン寺院・食料庫、  ブブラ寺院・破壊寺






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