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 秋に向う六甲山系、夜叉ケ池、湿原 

千振 センブリ、桔梗 キキョウ、梅鉢草 ウメバチソウ
きらりの視線(19)写真集





六甲山系では、、9月末から10月初めのアルプスのような素晴しき紅葉にはお目にかかれない。

しかし、、秋の気配は、、、地味ながら楽しむ事は出来る。

2008年の9月末〜10月中頃の情景である。




『 9月末の標高 230mの光景 』

最初に、、≪秋の訪れ≫を鮮明に感じさせてくれたのは、、、この大空である。
2008-09-27





2008-10-05  標高 230m





2008-10-18  標高 350m  鮮やかに紅葉したハゼの木、、白い修道院に、、真言宗寺院の二重の塔






山の領域ではない、、人里の秋の気配

『  山裾のお花たち 』

稲の刈り取られた畑の土手に咲いていた。




六甲山頂に向う車道脇にて




至る所に見られる光景、、、




ハギの花、、、何処にでもありそうなのだが、、無い所には全く無い、、




すっぽん  いつも見る貯水池なのだが、、スッポンは初めて見た。
他の岩には、、普通の亀がタムロしている。



人里を離れ、山の谷筋に入ると、、一株だけ、、、くさぎ (臭木)
8月に咲く花は香りが良い。   紫のガクと黒味がかった青い種





修道院の前で 一株だけ ツリフネソウ 釣船草 08-10-25











『 標高 380mからの展望 』  真ん中の四角い屋根は寺院の二重の塔
紅葉は無いが、、栗のイガは秋である。




別の日に、、、





『 標高450mの岩場に咲く 』

  標高3000mのアルプスの岩場に咲く高山植物と同じ扱いで撮ってみた。




登山道は、当然の事ながら無数にある。
2日に一度程度登っているが、、
様々な登山道を上り下りしている。
掲載写真は、、順路には無関係である。



暑い時には、、気持ちの良い登山道。 9月はキノコがいっぱい、、、




比較的登山者の少ない登山道、、、明るいので下山に使って、隣の尾根を登り返す。




標高 510m   谷筋の日陰にて、、









← 標高 570mに咲いている巨大な白糸草も無事結実。


草丈は50cmもある、、一番大きな白糸草であるが、
群生地ではないのである。


たくさん咲いていたササユリも結実するのは2/3程度、
しかし、、10月には、、その半分ほどが根こぞぎ掘られているか
姿が確認できない。


この巨大な白糸草が無事なのは、、、ありがたいのである。











『 夜叉ケ池 』 標高 550m

登山道からは無縁の所に、、衛星写真に映っている。




何処から入って行けば良いのやら、、、
初めは、、薮漕ぎ、、蜘蛛の巣攻め、、と
不気味さとの戦い。


所在が確認できれば、、、入り易い場所、出易い場所、、と固定する。

池に至るには、、湿地を通る。








当然の如く、、リンドウ、ウメバチソウが咲いている。


湿地は細長い。









ウメバチソウ専用の紹介ページへ






辿り着いた夜叉ケ池、、直径15m位であろうか。
水は非常に少なかった。








夜叉ケ池とは別な所に大きな湿原がある。 標高 530m
ここも登山道からは奥まっている。
好奇心が強ければ、、入口に気が付くであろう。


『 センブリの花 』  群生地である。



漢方薬のイメージとは大きく違い、、鮮やかなスマートさである。










花びらが 5弁と 4弁とが 同じ株に、、、08-10-25 社家郷山で見つけた。











『 湿原のほぼ2/3の景色  』



別天地のような場所である。





大空が、、とても爽快なのである。









































上流へ探検を試みたが、、、挫折。
独りでは、、心細くなるので中止した。





上流探検は止めて、、尾根を探検、、、

急な斜面を慎重に登り、、標高差は僅か15m程であるが、、、

『 湿原から薮漕ぎして登った展望岩からの300度の大展望 』
西〜北〜東〜南東

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秋も深まれば、、落葉で踏み跡が不鮮明になる。
知った道でも、、つい他所に下ってしまう。
そろソロ、、探検は危険が伴ってくる。

探検は来春にまでお預けにして、、無難な登山道で我慢の時期になってきたようだ。





オマケ、、、
2008-10-19 談山神社から飛鳥までハイキングした。
談山神社の十三重の塔が紅葉の名所なのだが、、
我が嫁が 「 何処か連れて行け 」 と言うもので、、

↓ 談山神社は期待外れだったが、飛鳥で鮮やかな対比の写真が撮れた。 ↓






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