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写真豊富な のぶながワールド

≪  グアダルーペ寺院、国立人類学博物館、ソナ・ロッサ  ≫

メキシコ・シティ
Basilica de Guadalupe
(キリスト教3大奇跡)
Museo Nacional de Antropolagia
Zona Rosa

メキシコ・テオティワカン・アステカ・マヤ遺跡&民芸探訪 (6)
11/04/18〜11/04/25





■  グアダルーペ寺院 Basilica de Guadalupe  ■

キリスト教3大奇跡、聖母マリアの出現


↓  テペヤックの丘  ↓




キリスト教3大奇跡の一つ 聖母マリアの出現とは:
アステカ帝国滅亡の10年後、1531年12月9日、先住民のフアン・ディエゴの前に、聖母マリヤが現れ
ここテペヤックの丘に礼拝堂を建てる事を、司祭に伝えるように告げましたが、、、信用しない司祭の為に、
聖母マリアは、バラの花を摘み(12月なのに)、ディエゴのマントに包み、司祭に届けさせました。
ところが、司祭の元で、ディエゴがマントを開くと、バラの花の後に、マントに聖母マリアが現れ、
司祭は、聖母マリアの希望を真実だと信じ、、礼拝堂建設に向った。  1556年に礼拝堂は完成。

聖母マリアが現れたマントが現存し、グアダルーペ寺院の主祭壇に掲げられている。

バチカンが認定した三大奇跡とは:  全て 聖母マリアの出現
  1531年12月9日 メキシコ:グアダルーペ
  1858年2月11日 フランス:ルルド
  1917年5月13日 ポルトガル:ファーティマ

2002年、フアン・ディエゴが、アメリカ先住民としては、初めて ”聖人” の称号を与えられたそうです。
(彼は、この時点ではただ伝言しただけ、、その後、何か偉大な事を成し遂げたという話は???)
   cf.  キリスト教でのランクは  尊者 → 福者 → 聖人



奇跡の情景を再現した場面


↑  前掛け VS マント  ↓





グアダルーペ寺院  旧聖堂




グアダルーペ寺院の旧聖堂は、レフォルマ通りの北東の終点
レフォルマ通りは、グアダルーペ寺院の参道になる。
旧聖堂は、地盤沈下の為に、前と後半部が離れてしまった。
↓  ↓


この為、現在は巨大な新聖堂が中心になっている。



グアダルーペ寺院
↓ 新聖堂  と ↓ 旧聖堂






近代的なデザインの新聖堂
建物が前と後ろに割れた旧聖堂
それ以外にも、複数の聖堂がある。 




↑  新聖堂  ↑


↓ それぞれの聖堂も多くの参拝者が出入していた。 ↓  美しいタイルのドーム



参拝者、、巡礼者、、様々なスタイルの人々、、、三輪タクシーと思ったが、業界の巡礼との話



←  日本の七五三のように子供の記念のお参りの一画

↓ 蝋燭を手にした若い女性達 ↓


聖母マリアの教会だけあって
子育て、安産、母親、、、関連




膝で歩む参拝者、、、
チベットの五体投地に限らず
3回何とか、、100回、千回、、と
様々な祈りの姿があるが、
祈る事も、願い事をする事もない私には
無縁の世界である。



巨大な新聖堂内部空間




主祭壇に、、『 グアダルーペの聖母 』 500年前の布、、




↓ 主祭壇の下は、、動く歩道になっていて、真下から 『 グアダルーペの聖母 』 実物 を見る事が出来る。 ↓



 『 グアダルーペの聖母 』 実物

黒い髪と褐色の肌の聖母は、、メキシコのキリスト教信者の精神的な支えだそうである。




売店にある 『 グアダルーペの聖母 』 レプリカ







国立人類学博物館は、広大なチャプルテペック公園の中にある。 Chapultepec


チャプルテペック公園北側に位置する Torres Polanco ツインタワー
この紫色の花木を記憶しておきたかった。
自治大学の敷地でも目だっていたが名前が思い出せない。




■  国立人類学博物館  ■


←  国立人類学博物館 の入口

メキシコの遺跡の現地では、、彫刻、彫像の数が極端に少ない。

遺跡現場に、そのまま彫刻、彫像、レリーフが残されている
アンコール遺跡やエローラ石窟寺院の好きな者にとっては
物足りない限りなのである。

ここで、、不満を解消できれば良いのだが、、、
館内に大きなアート・ショップがあり、、期待が高まる。
館内は、大きな中庭の周囲に展示室が配置



中庭での 魅力的な 1 shot   G.モローが要求しそうな悩ましいポーズである。




展示館は、各文明毎に分かれている。

☆ トルテカ文明、カカシュトラ遺跡 etc 中央高原の遺跡



↑  カカシュトラ遺跡の色鮮やかな壁画  ↓












トゥーラ遺跡の戦士像




チチェンイツアの新時代と同じ、球技関連や、生贄台があるのだが
マヤのスペースではなかったはずなのだが、、、

明確には、、意識せずに見学していたので、、??の写真である。
← 球技のゴール
                  チャックモール ↓





☆  アステカ文明

テノチティトランの神殿模型







← 直径3.6mの太陽の石  アステカ・カレンダー
アステカ帝国崩壊後は、放置されていたが、
先住民達が礼拝するのを見て、スペイン司祭が埋めてしまったが
1790年に再発見された。





コアトリクエ像等 様々な石像




☆ オルメカ文明





☆  マヤ文明












↓ パレンケ遺跡の 王墓の実物大 レプリカ ↓




パレンケ遺跡の王墓の石棺の石蓋のレリーフは、
数十年前、私がマヤ遺跡に興味を持ったきっかけとなった
「マヤの神=宇宙人」説の 一つのエピソード、宇宙船を操縦する神の絵柄である。

アート・ショップにレプリカが売られていたので、迷わずに購入 $388


$388との表示は、、混乱する。
388ペソ=2700円 だったのだが
US$ と誤解していてはならじ、と
クレジットカード払いにはせず、
ペソの現金払いで、確定の2700円である。

クレジットで、、$が US$換算されていたのでは堪らない。

粘土板に精巧に彫られ、素焼きした物と思われる。
繊細な彫りで、博物館のアートショップの商品なので
何万円と言われても仕方がない、、、





■  ソナ・ロッサ ■


ソナ・ロッサにあるホテルに宿泊した。   ホテルから見た朝のチャプルテペック通り Av. Chapultepec




レフォルマ通り(北)、インスルヘンテス通り(東)、チャプルテペック通り(南)の囲まれたメキシコ有数の繁華街
ソナ・ロッサ Zona Rosa

メキシコ・オリンピック 1950 頃に発展した繁華街

レフォルマ通り(北)
フロレンシア通り(西)
インスルヘンテス通り(東)
チャプルテペック通り(南)



朝、夕に散策したので、写真の撮影時刻はマチマチである。
← 一番賑やかな南北に走るジェノヴァ通り ↓
Genova


この一帯の通り名は、
Florencia,Genova,Londres,Liverpool とヨーロッパの都市名



東西に走るロンドン通りも賑やかである。




南北に走るジェノヴァ通り


ジェノヴァ通りには、様々な彫刻が配置されている。




ロンドン通りとリバプール通りにまたがるインスルヘンテス市場
民芸品の市場である。


期待していたのだが、、極端に小さな店ばかり、、そして通路も狭い、、
商品を多くの中から選ぶという選択肢は少ない。


一軒だけ、、チョットは在庫のある陶器屋を見つけたが、、、
大皿の値段を聞いてみたら、、US$300、、とべらぼうに高い。
プエブラで見た値段の10倍である。
物は少し繊細さが増していたが、、それにしても吹っかけ過ぎなので
値切る気もせずに退散した。



繊細な絵付けに見えるのだが、、手元に取って見ていないので
転写なのか、、筆使いまでは確認できなかった。






インスルヘンテス通りのメトロバスの停留所




メトロバスの停留所は、道路の中央にあり改札口のある駅舎である。




チャプルテペック通りのロータリーの中央にあるメトロバスの停留所
周辺からは、地下道を通って中央に行く。




市内でも郊外でも、、信号待ちしている車には、、売り子が寄って来る。
窓を拭く人、ペットボトルを売る人、お菓子、、


メキシコ・シティでは、、バスで通過中に、多くの市場 Mercado を見た。
それぞれの賑わいに大いに興味をそそれれたが、
今回は、、あまり街歩きが出来なかったのが残念であるが、、

1週間程度の旅行なので、、諦めざるを得ない。




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