大峰山<大普賢岳><山上ケ岳><稲村ケ岳>山行記

写真豊富な、のぶなが山行記
01年5月26日〜27日  天候=26日晴れ、27日雨
感動の共有、のぶながTOPページへ コース=和佐又ヒュッテ前 → 笙の窟 → 石の鼻 → (東)小普賢岳 → 大普賢岳 → 
  → (北)小普賢岳 → 阿弥陀ケ森 → 小笹宿 → 山上ケ岳 (龍泉寺宿坊 泊)
  → レンゲ峠 → 山上辻(稲村小屋) → 大日山 → 稲村ケ岳 → 山上辻 →
  → 法力峠 → 稲村登山口 → 洞川温泉街

所要時間=1日目、和佐又発 9:16 → 大普賢岳着 12:00     計 2時間44分
            大普賢岳発 12:15 → 山上ケ岳着 3:24    計 3時間09分
                                      1日目合計5時間53分
       2日目、山上ケ岳発 5:55 → 大日山登頂 → 稲村ケ岳着 8:10  計 2時間15分
            稲村ケ岳発 8:15 → 稲村登山口 11:00           計 2時間45分
                                      2日目合計5時間

≪登り標高差 580m≫≪下り標高差 830m≫
主な標高≪大普賢岳1780m≫≪山上ケ岳1719.2m≫≪稲村ケ岳1725.9m≫

阪急甲陽園を 5時12分の始発に乗り、地下鉄、近鉄と乗り継いで、バスで杉の湯着 8時36分。
予約しておいたタクシーで和佐又ヒュッテまで ¥7160円。 おーイタイ出費、単独登山の唯一のデメリット

和佐又から見た大普賢、小普賢
小蝿がやたらと多い。立ち止まると眼鏡が真っ黒になって前が見えない

 左手に見える、弥山・八経
 手前が七曜岳。  途中このような光景が何度も見える

 笙の窟。  指弾、朝日、鷲と名のついた窟の内、ここが一番大きい。
小蝿の多さは日本岳のコルまで続く

日本岳のコルを過ぎるとイワカガミが頻繁に見られる。 少しは高い山の雰囲気で、懐かしい思いにさせてくれる花である。

 岩峰 石の鼻 手前の梯子

階段、梯子、鎖 と整備された登山路である。

 石楠花が満開であった。
 石の鼻 を超えた辺りから、次から次へと楽しませてくれる。


 石の鼻 から日本岳を振り返る。
大台ケ原までよく見通せる絶景ポイント

 小普賢岳から見た大普賢岳
ここから一旦下って、また登りなおし。

 大普賢岳の頂上。
 南方の遠景は、弥山・八経ケ岳
 

 大普賢岳山頂から西方面の眺め。 明日は、あちらから、こちらが見れるはずであったのに、、、、
 レンゲ峠から山上ケ岳までが≪女人禁制≫なのである。
 左の稲村ケ岳が、<女人大峯>と呼ばれ、女性も登れる。 翌日は雨の中<大日山>の山頂にも立った。
 ← 小普賢岳は東と北に2山
  これは、北の小普賢岳から振り返った大普賢岳、南方には弥山・八経ケ岳。

   石楠花に包まれて、   →
   ゆるやかな Up Down が
   山上ケ岳まで続く。
北の小普賢岳の北側の特異な岩

 この辺りから、一面に咲いている可愛い花。
≪小深山カタバミ≫の花

 阿弥陀が森の<女人結界門>
 ここから女人入るべからず!だと
 心地良い樹林帯歩行が始まる

 前方100m程を鹿が1頭横切った
 穏やかで気持ちの良い道が続く

 小笹宿近くは水が豊富で美しい
 

 小笹宿。 中央が避難小屋。
 半分が板の間、残りが土間

 もう少しだ。 鹿の被害の木々
 

 大峰山寺。 本日はこれで終。
 6時間弱の俗離れの旅

 山伏姿と登山客は半々か
 
宿泊は、龍泉寺宿坊、
1泊2食で¥6000円


登山客ばかり10人程度。 風呂有
高野豆腐3切れ、シイタケ、昆布巻がおかづ
なんと、夕食も朝食も同じ。 ビックリしたなあ もう!
山上ケ岳山頂のお花畑より、明日登る稲村ケ岳と大日山。
明日雨が降るなんて予想出来なかった。

赤いのは、ツツジ。 現物は鮮やかであった。




 朝起きてから降り出した。 アーア
 雨に霞むレンゲ峠の女人結界門。

 山上辻の稲村小屋。南から撮る
 向うは太陽発電のトイレ

 大日山の狭い頂上。
 登り10分程、晴れならば〜






  雨の中
 幻 想 的 な
  大日山
 ← 石楠花を入れると
 角度が悪くなった。

   稲村ケ岳山頂1725.9m →
 山頂は展望台、あー雨なのだ。
   
   雨でも登ったのだ。
 後は、洞川温泉目指すのみ!
下山途中、法力峠の下で、57名の団体とすれ違い。 雨の中50mの人の列。 他人のペースに強制されて歩くだけ。 前見ても人、後ろ見ても人。 山が見えるのだろうか?  私は、キノコを見つけては写真撮り、花を撮り、カエルを撮り、道の両側をキョロキョロ目は休まない。 頭の中では、人生を考えている。 登山は単独でないと、単なる肉体スポーツ。

高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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