のぶなが の 写真豊富な六甲山ポイント紹介
≪観音山 526m≫
■ 六甲山系で最も美しい眺望が得られる頂上ポイントを持つ。
■ 甲山、北山ダムを眼下に、川西、生駒山、葛城山、金剛山が一望に見渡せるポイントを持っている。
不思議な事に、六甲山の登山案内には、掲載されない。コース自体が載っているものが少ない。
■ 頂上Aが、絶景ポイントである。 真の頂上ではない。
登山道から5m程東に入る道を見落としてはならない。
山頂Bが、地図上の山頂であるが、樹林で何もない。
<登山口> 鷲林寺
(a)−:多宝塔の北、若宮神社を西(左)に登るパノラマコース。 足場の悪い急登があり、スリップし難い登山靴着用。 途中次第に眼下の展望が得られる。
(b)−:若宮神社を北に向かうセセラギコースの途中、第2ダム分岐より南(左)に登り、(a)コースと合流する。 私が日常使う道。 ダム分岐まではせせらぎを見ながらの歩きだ。
(c)−:若宮神社を北に向かうセセラギコース。 楽なコースだが、樹林の中で全く面白みがない。 でもガイドブックではこれがメインになっている。 旭滝も魅力小。 最大の欠点は、絶景ポイントを通らない事だ。 全く景色は見えない。
「 この辺りまで登ってくると、見晴らしが開け、西宮の市街地が眼下に広がる 」 とヤマケイ別冊<六甲山>のTOPコースに紹介されているが、全くのウソである。
(d)−:南の墓場から登る。 こちらは(a)よりも展望が開けるので一番面白いが、子供連れだと少し危く、入り口も判り難い。
北山ダムより見たA)ゴロゴロ山 B)ガベノ城、C)観音山 |
a)観音山絶景ポイント。b)山頂、c)鷲林寺、d)観音谷 北山ダムより |
鷲林寺参道前の民家、前の花畑は季節毎に代わる。 蔵、土塀、、 |
鷲林寺の前に 尼さんがクッキーを売る修道院もある。 |
多宝塔。 この直ぐ右手に若宮神社 後が、観音山絶景ポイント |
若宮神社。 左がパノラマコース、せせらぎコースは右に行く。 |
これがお目当ての絶景。 甲山、北山ダムを眼下に、 左手に、宝塚、川西 正面に生駒山、 右手に葛城山、金剛山が一望に見渡せる。 人生を考えるも良し、無我の境地になるも良し、、、 ワザワザ別冊六甲山を発刊し、ここを避けるコースをTOPに紹介する、芦屋生まれの関西山岳ガイド氏、を初め山岳会のメンバーには常に ??? |
b)が絶景ポイントへ5m a)から登ってくる。 c)小さな名札 見落とさないよう要注意。 観察していると、半分以上の人が素通りする |
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絶景ポイント。 この石の上に立つ。 奥にズリリングな覗き岩もある。 山頂の札があるが、地図上の山頂ではない |
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ササユリ1本。 何処に咲いていたかは言えない。 過去形なのだ! |
数年前の砂山。 奥池分岐点から北側の道を採る。 少し判りづらいかな |
土留め工事も完了し、春先の花木は楽しく、お多福山、能勢方面の眺望も良い砂山 |
砂山工事のモノレール |
奥池。 背後は東お多福山 |
飯盛尾根から見た、両お多福山、六甲山最高峰と奥池の住宅 飯盛尾根は所々にこのような開けた眺望が得られる。 悪くない道である。 |
A)東お多福山、B)西お多福山、C)六甲山最高峰、D)林山。 ゴロゴロ岳より |
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↓ゴロゴロ岳山頂。 樹林帯の中、ピークもなく、で全く魅力はない。 |
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観音山から見たガベの城 昔、砦が在ったらしいのだが、跡は確認できなかった |
苦楽園尾根から見た甲山、北山ダム、北山公園(北山緑化植物園) 眺望の利く個所は少ない |
ゴロゴロ岳は標高が565.6mなので名前がついたそうだが、その親しみ易い名前故に、目指して登る人が多いが、魅力のあるポイントは無いと言って良い。 飯盛尾根からのお多福山の眺望を楽しむか、観音山までの深い樹林の中の散策を楽しむか、こちらには白糸草など可憐な草花も見受けられる。 |
ゴロゴロ岳への登山口は @苦楽園3番町から A麓麓荘から B芦屋、柿谷から ある。 @は少し荒れた登山道、面白み少 Aは道はハッキリしている Bはキャンプ場、谷など、少しは変化のある道だが長い |
麓麓荘からの登山口 |
苦楽園3番町からの登山口 |
観音山の眺望はお薦めなので、北山、北山ダム、甲山と組合わせれば、遠方から計画を立てても充分にも満足できると思えるのだが、、、、人それぞれ趣向が違うので、ご参考にしていただければ幸いです。のぶながTOPへ 掲示板に参加して、感動の共有と増幅を! ≪六甲山目次へ≫
ゴロゴロ岳周辺は、地元の人の訓練、探検、健康の為、、、、という程度の山域と位置付けるのが現在の心境です。
■ ≪私の山登り観≫
『高い山に登れば地球が見えてくる』 ≪何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?≫ 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。