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≪  スズダリ、黄金の環 スズダリ  ≫

11世紀頃から歴史に登場し、ロストフ・スズダリ公国の首都、ウラジミル・スズダリ公国の首都
15世紀にはモスクワ公国に属し、、宗教の中心地となる。
現在の教会は、、17〜18世紀のものと思われる。
カーメンカ川沿いののどかな田舎の風景の中の葱坊主の教会の在り様は、とても心地が良い。


2度目のロシア旅行
15日間独り歩き (26)
2017-10-06 〜 2017-10-20




ウラジーミルで列車を降り、、向かいのバスターミナルからスーズダリへ向かう。


↓ ウラジーミル駅周辺は、丘になっており、バスターミナルへは、右手の階段を上る。  ↓




9時過ぎに乗車券購入。 95P 9:30発   30分間隔の便のようである。
10番乗場に アルファベットで SUZUDALの表示あり。




やや小さなオンボロバスがやってきたので乗車し、適当に座席についていると、、
クレームが、、、、なんと 座席指定なのだ、、しかも それに確実に拘るのである。
中国の近郊へのバスは座席指定だが、、殆ど拘りなく座っていたのだが、、
どうも、、常時 立ち客がいるので、、座席確保は必要な事なのだろう。




9:30 〜 10:19 50分間  走行距離 35km



   ウラジーミル市内を出ると、、全くの田園風景

↓  何度か  遠くに 村が見える。  ↓




↓     10:19 スーズダリ郊外の バスターミナルに着く。    ↓
ここで 運転手が 街中への追加料金 17P を 集めに来る。
事前情報で知っていたので、、現金を手渡す。




GPSによると 1.7Km 走行して タルゴーヴァヤ広場で降りる。 降りたのは数人で極一部だけ。






↑  タルゴーヴァヤ広場  ↓


↑ ウスペンスカヤ教会   と   メイン道路のレーニン通り  ↑




← この疎ら感 !!

正に 村なのである。



カーメンカ川が重要な風景なのである。






タルゴーヴァヤ広場から

先ず、、南の クレムリンへ向かう。



↓  タルゴーヴァヤ広場  ↓

土産物屋屋台は並んでいるが、、観光客は 疎ら、、、寂しい限りだ。





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↓  タルゴーヴァヤ広場 裏から 南西方向へ、、、小雨の中 歩く。  ↓

周辺、遠方に、アニメの情景のように小さな教会が点在する。

↑   土産物、レストランetc が並ぶが、、閑散、、  ↑


穏やかな、穏やかな 散策の 前方に クレムリンが見えてきた。


↑  鐘楼 と  ラジェストヴェンスキー聖堂  ↑


↓  入口は、、南の端だ。  ↓




↓  南の カーメンカ川 の対岸に 木造教会が見える。  ↓




南の入口から クレムリンに入る。

↓  府主教宮殿、 と ラジェストヴェンスキー聖堂・鐘楼の頭部  ↓




↓  クレムリンの敷地内から  南西部の光景  ↓
異国なのだが、、とても和む風景である。

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ラジェストヴェンスキー聖堂



聖堂への入場券を買おうと、府主教宮殿へ入ったが、、
つい、、共通入場券を買ってしまい、、府主教宮殿の見学だ。

↑  予想通りに、、全く見るべき物の無い 府主教宮殿の展示物  ↑






↓  府主教宮殿 窓越しの ニコーリスカヤ教会 (移築された木造教会)  ↓





府主教宮殿 の出口は南の端だ。
もう一度、、ぬかるんだ 城内を ラジェストヴェンスキー聖堂 へ




↓  ラジェストヴェンスキー聖堂    鐘楼  ↓




↓   ラジェストヴェンスキー聖堂内   ↓


↑↓  外部のシンプルさとは、、大違いの 密度の濃い内部の装飾  ↑↓






スーヅダリで最も古い建築で 13世紀の白石建築だそうだが、、
下の浮き彫り部分が当時のもので、上部は 16世紀に立て直されたもの。
( どこが下部なのか確認できなかった。 )




この濃厚な信仰の賜物には感心させられるが、、
教会権力の強大さには、、恐ろしさも感じるのだ。






↓ クレムリン南の 木造建築博物館  ↓

サンクトペテルブルクで ポクロフスキー聖堂 を見ているので、、
この程度の木造教会は、、如何にも田舎の教会だ。





クレムリンを出て元来た道を引き返す。

弓の射的の的が、、貼り付けされた人の人形とは、、残酷だ。











↓  タルゴーヴァヤ広場まで戻り、、建物の裏を北上する。  ↓

11時半頃



↓   カーメンカ川   ↓

↑  この川が無ければ、この村も そんなに興味のある光景にはならなかったであろう。   ↑



↓     小さな教会も其々が個性的だ。    ↓
其々に、、牧師さんが居て、信者の祈る教会なのだろうか!
アンチピエフスカヤ・ツェルカフィ  ラザレフスカヤ・ツェルカフィ




幹線道路の レーニン通りの出て  北上する。


↓   リサバラジェーンスキー修道院   ↓

↓  聖なる門 17世紀の建築      修復中の鐘楼は、スーズダリで最も高い 72m ↓

↑  北の端から見た リサバラジェーンスキー修道院の内部  ↑
活きた整理整頓の気配は感じない。


リサバラジェーンスキー修道院のレーニン通りの向かいに、、行政機関があり、、
タクシーが2台待機していた。

バスターミナル経由のオンボロバスが北へ走るのは見たが、、
南向きに走るバスは見ない、、通常のバスは無い様なので
帰路のバスターミナルへは、このタクシー乗場は期待できる。



レーニン通りを北上するが、、街路樹と建物は途切れることはないが、、
店舗らしきものもない普通の町並みで、、トボトボと歩く。
偶に 自動車が通行する。


↓  1km程歩き、、右に 教会が 二つ、 左に スパソ・エフフィミエフ修道院  ↓

↑  シンプルな シオノフスカヤ教会、、スモレンスカヤ教会、、17世紀の石造りのポサードの家   ↑
歴史的な教会とは思えないので、中には入らなかったが、、
凄かったのなら、、どうしょう!と後悔、、



↓  スパソ・エフフィミエフ修道院  ↓


1352年の創建だが、、17世紀に現在の形に再建された。
城壁は、1.5km 高さ8m、、12の塔がある。

正門は、、高く厳しい、、、防備堅固なクレムリンである。

宗教施設なのに、、外敵防御の為の城壁が建造されるのは、、ロシアに限らない。


↓   城内は、、広く 整然と管理されている。   ↓


↓  内門となる ブラゴヴェシチェンスカヤ教会    関連施設  ↓




↓  メインの スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂  16世紀建造  ↓




↓     スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂内部     ↓



フレスコ画は 17世紀





クレムリンのラジェストヴェンスキー聖堂の方が、華麗なように思える。


















↓  ウスペンスカヤ教会は修復中            城壁の塔  ↓




 ↓  カーメンカ川側の城壁に登る。  ↓

↑  城壁から見た ブラゴヴェシチェンスカヤ教会 と修道院内部の光景  ↑



↓   外に出て、、カーメンカ川 へ、、、  ↓
対岸へ渡るには、、相当に北へ歩かねばならないのだ。

↑  カーメンカ川の対岸に建つ ポクロフスキー聖堂  ↑
公開されている尼僧院のようである。
頻繁に出てくる ポクロフスキー聖堂だが、、
ポクロフスキー = 生神女庇護
( ”聖母” と近い 意味なのであろう! )


此処だけで、、レンタサイクルを見た。


各観光施設に無ければ意味はない、と思うのだが、、


ポクロフスキー聖堂へも行ってみたかったが、、雨の中、、遠くに見える橋まで往復する気力はなかったので、、
これで 一応 予定終了、、、、


ブラブラと 来た道を帰る。


往路で 期待していた ここでしか見なかった タクシー乗場、、
帰りにも、、2台が停車していた。


運転手に、、バスターミナル方向を指差したら、、直ぐに理解してくれた。
「 How much ? 」  にメーターを指差す。  150P と ワンメーターで バスターミナル到着。



10:19 〜 13:07 スーズダリ滞在は、 約2時間半 であった。

13;30 定刻通り オンボロバスは出発する。


満員のバスは無事にウラジーミルに着くが、、雨はひどくなっていた。








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