写真豊富な、のぶなが山行記 --- 熊に遭遇という稀有なる体験 --- 素晴しきアケボノ平 ---
■ コース=七面谷登山口 → 七面尾根 → 七面山西峰 → 七面山東峰 → 七面山西峰 →
→ あけぼの平 → 槍ノ尾 → 七面山西峰 → 七面尾根 → 七面谷登山口
2005年 6月 1日 天候=晴れ
■ 所要時間=登山口8:55 → 七面尾根9:21-9:30 → 七面山西峰10:35 →
七面山東峰10:55-11:08 → 七面山西峰11:19 → あけぼの平11:35-12:38
→ 槍ノ尾12:55 → 七面山西峰1:36 → 七面尾根2:15-2:26 → 登山口2:45
合計 3時間55分 (休憩を除く) 往路2時間25分、帰路1時間30分
≪標高差 560m≫ 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪七面山西峰1616m≫≪七面山東峰1624m≫≪槍の尾1556.4m≫≪登山口1060m≫
■ 車で登山 :
早朝、西宮4:40発、168号線辻堂・大塔村役場7:19、篠原7:50、登山口8:35 往路3時間55分、134km
■ 今回の特徴 : 囲炉裏村の村長(山太さん)、凧さん、もきちさん、さじさんの前泊組に同行。
1995年ツアー参加で初登山以後、全て単独登山だったので、グループ登山は実質初体験。
大峰、台高の初歩的なルートは体験してしまったので、
これ以上登山を続けるのなら、生きた情報の必要な山域になってしまう。
そこで、山仲間の集う ≪囲炉裏村≫ に入村し、豊富な体験談を参考にして、
自分の体力・経験で可能なルートを判断しようと、、いう事になり、
5月末の月例会に出席して村民許可をもらい、、
幸運にも、行きたかった七面山予定の村長さんの山行に飛び入り参加した次第。
■ 乗用車で可能かどうかの林道の報告は、最後に掲載。
↓ 仏生ヶ岳〜孔雀岳から見た≪ 七面山・あけぼの平 ≫ ↓ 05-05-08 に旭から仏生ヶ岳を目指し、常に左にこの光景を見ながらの縦走であった。 「 次は、あそこだ 」 と思うのも当然のなりゆき。 中央アルプス縦走で三ノ沢岳に興味が湧いたのと同じ情況だ。(02-07-27 三ノ沢岳 登頂) あけぼの平からこちらの縦走路を見るのが最大の楽しみだ。 |
登山口から尾根までは、いきなりの急登一辺倒。 身体の温まっていない私にはキツイ登り。 相当遅れてしまう。 標高差約300m、26分の急登であった。 下りの所要時間は、19分なので、スピードさえ気にしなければ楽な急登であろう。 尾根で10分程休憩。 七面山西峰までは、55分の尾根歩き。 途中から満開のシャクナゲのトンネル。 グッドタイミングである。 |
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尾根の樹林は深い 危険ではないが、 網目のように這いずり回る太い根っこ 気が抜けない |
左右の展望は好くないが シャクナゲ、シロヤシオと 登山道に華を添え始める。 |
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日当たりの良い槍ノ尾では最盛期は過ぎていたが、 この尾根は日当たりが良くないのでシャクナゲの開花は遅いようだ。 丁度良いタイミングであった。 |
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シャクナゲのトンネルが続く |
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↑ シロヤシオ と 神仙平 ↑
↓ 七面山西峰 1616m ↓ 東峰とあけぼの平の分岐点でもある七面山西峰 あまり展望が良いとは言えない。 全員集合後、先ず七面山東峰へ |
不注意につまずくと ヤバイ ヤバイ |
鎖場 |
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← 後続を待つ先行組 ↓ 七面山東峰と奥駈道への分岐点 ↓ 分岐点からは直ぐに山頂に着く |
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ミツバツツジ? アケボノツツジ? 鮮やかさが目立つ 植物の名前は覚える気が全くないので、、適当に記載、、 |
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↓ シロヤシオ |
↓ ピンクヤシロ?? |
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↓ あけぼの平と槍ノ尾が見える ↓ |
↓ まもなく東峰 ↓ |
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15分程休憩して、西峰に戻る。 11分で西峰、16分でアケボノ平 |
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↓ 槍ノ尾が見える。 笹原の明るい道 ↓ |
↓ アケボノ平に到着 |
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素晴しき大空間! あけぼの平 ↑ 遠くに釈迦ヶ岳 右のピークが槍ノ尾 ↑ じっくりと1時間の休憩 ↑ 七面山東峰と、 遠くに 仏生ヶ岳 + 孔雀岳 ↑ |
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大ー ↓ 東峰の南面は、直立500m、大峰最大の岩壁、、岩登りの対象らしい。 ↓ |
↓ この展望を見るのが、今回の山行の目的 ↓ 仏生ヶ岳、、孔雀岳、、釈迦ヶ岳 ↓ 孔雀岳 〜 釈迦ヶ岳 ↓ この姿が孔雀に似ているから孔雀岳と命名されたと聞くが、、、??である。 |
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↓ 釈迦ヶ岳からの下りの難所の望遠拡大画像、、、↓
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食事休憩後、各自、槍ノ尾へ、、17分の軽い登り
ここは日当たりが良いからか、シャクナゲは萎れてしまったのが多かった。 ↓ それでも、咲き遅れたのが、、、 ↓ |
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素晴しき初々しさ、、 |
廃屋を数分進むと、槍ノ尾山頂 1556.4m |
↓ 驚きで、暫く 立ち止ったままの3人 ↓ |
↓ 出発が遅くて、何も見えなかった二人 ↓ この違いは大きい |
↓ 去り難い思いで振り返る ↓ 右手に槍ノ尾のピーク、、左手遠方に上沢池1381m? 下りは、快調、、西峰から39分で尾根分岐へ、そこから19分の急降下で登山口 大満足の山行でありました。 山太さん、凧さん、もきちさん、さじさんに大感謝です。 御一行の計画がなかったら、単独では決断できなっかった領域でした。 ありがとうございました。 |
↓ 湯ノ又の未舗装の始まり地点 |
↓ ゲート前で川を渡る。 ここからが大変だ。 |
↓ → 登山口近くの未舗装部分 走りやすい部分なので、下車して撮影 肝心の、ジグザク急坂の危険な場所は、 運転に必死で、撮影どころではなかった。 悪しからず、、、、 |
大峰山系の主峰が大展望できる。 魚眼レンズで撮影 |
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遠方、右が仏生ヶ岳 手前中央が、本日の七面山、東峰、西峰、槍ノ尾 |
■ ≪私の山登り観≫ ■
『 高い山に登れば地球が見えてくる 』
≪ 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? ≫
単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。
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