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≪ ムアン・タム遺跡 ≫

Muang Tam
パノム・ルン遺跡の5km南東に位置する。

タイ国内のクメール遺跡 (2)
2007/09

建立 アンコール・ワットより前の 10〜11世紀頃の建立
宗教 ヒンドゥー教寺院


第一回廊(擁壁) − 左右に池のある広い中庭 − 第二回廊 − 中庭に4つの祠塔 が現存。










拡大画像




ムアン・タム遺跡は田園の中、、
この丘は、パノム・ルン?



ムアン・タム遺跡は、塀で囲まれた公園の中





こんな光景にも異国を感じる。






                     120m X 170m                              観光案内より参照


芝生と樹林に囲まれた公園を2百m程歩いて、遺跡正面に出る。




2重の囲いの内、、外側の第一回廊 (と言うより、門の周辺だけ回廊形式で、他は擁壁)

やはり、ここも壁面には、装飾は限られている。  入口の上部に集中している。








最初の問を通過する。
回廊の幅はあり、、装飾は寂しい。








門を抜けると、、、其処は広い、、明るい空間であった。

(写真をパノラマ合成したので、、左右の池の角度が曲がってしまった。 本当は左右が一直線に並んでいる。)


正面が内陣、第二回廊である。  高くそびえる中央祠塔は無いようだ。

池には階段があるから、、沐浴用。  L字型に曲がっている。

天国的な明るさ、、、良い空間である。




第2回廊の正面入口。   入口は東西南北4ヶ所ある。








第2回廊の正面入口を抜けると、、、内陣が展開する。



真ん中に、4つの祠堂
左右に、経堂跡が二つ。

元々は中心に中央塔があったのではないか、、、



東西南北に4ヶ所の入口があるのが見える。






祠堂は、石造りではなくて、レンガ造りのようである。

入口上部にレリーフ装飾がある。

壁面には、、装飾は見られない。



祠堂入口上部、そして東西南北の入口上部に、それぞれレリーフ装飾。
目に映る飾りはこれだけに思える。



それぞれ、、眺めてみると、、、

それぞれが繊細である。

新しそうなのは、近世のレプリカなのだろうか?



↓ カーマに乗るヒンドゥーの神 ↓
上部には神々か僧達






同じデザイン、、新し過ぎる





↓  踊る神  ↓






↓ 牛に乗るシバ神 ↓






↓ ナーガと戯れる神 ↓






↓ 装飾文様が多い ↓






↓ 乳首まで鮮明 ↓









パノム・ルン遺跡、ムアン・タム遺跡ともに
デヴァター、アプサラの大きなレリーフが見当たらない。

これを期待していたので、、残念である。


↓  カンボジア、バイヨン寺院で出会い、、感激したアプサラのレリーフ  ↓
これに近いものを探しに来たのだが、、、、





↓  カンボジア、アンコール・ワットのデヴァター群  ↓
なんと華やかなのであろうか !!!




無いものは仕方が無い。
アンコールワットは都である。
この地方は、都から遠く離れた地方都市なのだから
その財力、感性、職人、、それぞれに差があるのは認めねばならない。


☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  


内陣をひととおり見学して、もと来た道を帰る。







窓を額縁にすればアートになる。







第一回廊内側にて








想い出写真を撮る人 ( 第一回廊外側にて )






駐車場には土産物屋が、、








のどかで、、、豊かな大地、、、
ニワトリ、牛、水牛、、、犬、ネコ、、と田園地帯を楽しみながら帰路に付く。






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