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≪ パノム・ルン遺跡 ≫

PHANOM RUNG (大きな丘)
イーサンと呼ばれるタイの東北部にある遺跡
タイ国内のクメール遺跡 (1)
2007/09

建立 アンコール・ワットと同じ 12世紀頃の建立と推定
宗教 ヒンドゥー教寺院

広大な農地の中の標高383mの死火山の上に建つ。



パノム・ルン遺跡の建つ丘から田園風景を展望する。

ここは、街中にあるピマーイ遺跡と違い、、のどかな環境にある。

南のカンボジア国境まで30km。 薄っすら見える山並みは ダンレック山脈方向。






↓ Phanom Rung の南東に Muang Tam がある。 ↓
ピマーイ → パノムルン → アンコールは、一直線上にある。
軍事・物流の王道が在ったらしい。



拡大画像



右手の土産物屋で賑う駐車場に入口がある。






標高383mと言っても、、入口自体が既に山の上にあるので、、軽い登りに過ぎない。



入口から数分で、、テラスに至る。



長い参道、、、、一段と高くなって神殿を配置。
ナカナカに、効果的な設計である。



長さ160m、横幅7m、 石柱の数 70基

参道両側の石灯籠(?)は蓮の蕾を型どったものらしい。











参道から、クメール遺跡定番のナーガの配置されたテラス




保存状態は良い リアリティあるナーガ









階段を登りきると、、余裕のある広さを持つ広場に出る。





広場にて、来た参道を振り返り、一息つく。            広場には蓮の花、、、







前広場の池は4つ。  沐浴の池なのだろうか、、、
中央の高い塔が、中央祠堂

回廊は、横88m×縦66mとある、、


左右の回廊の壁は、、、アンコールワット地域と比べると
全く簡素である。  デヴァダーやアプサラの彫刻が無い。






正面入口の頭上レリーフ




↓ 髭をたくわえ冠をいだくのは、、ヒンドゥーの神様? 高僧? ↓
右下にデヴァターが確認できるが、、物足りない、迫力が無い。





まぐさ石(リンテル) 彫は深い




カーラに乗る何神?





神殿に入る

中庭



↓ 中央祠堂の正面入口 ↓





10本の腕を持つヴィシュヌ神?




↓ 「 水上で眠るナーラーイ神 」  ↓
遺跡復元まえに盗難に会い、シカゴ博物館で発見され
努力の末に返還されたそうである。




回廊は内側も装飾がない。 穴を一つあけた四角い石を積んだだけである。


復元の方法は知らないが、、
壁などは、元々の遺跡の石ではなく、
新しく造った石で、、、装飾までを再現できなかった?
と勘ぐられる程に、、簡素である。



↑ 中央祠堂左側面 ↑



↓ 中央祠堂左側面。 左が中央塔 ↓


↑ 壁面の装飾は無い。 ( アンコールならデヴァター等で埋め尽くされているはず ) ↑



中央祠堂の裏




↓ 中央祠堂の中央塔 ↓









お馴染みのテーマのレリーフ群だが、、高くて肉眼では楽しめない。








中央塔の先端は避雷針






中央塔内部

← リンガ(生殖器)からでる聖水
↓ 天井は空洞である。







↓ レリーフ自体が、、小さいので迫力が無い。 ↓
都であるアンコールと比較する事自体が酷なのであろうか、、








裏口から回廊を出る。



入口上部の装飾は無い、、、、
遺跡修復の時に、、既に破壊されており
後世の石を利用して体裁を繕った、、と言う事なのか??









↑ 映画に出てきそうな魅力的なワンショット ↑


パノム・ルン神殿遺跡の見学を無事終了。
5km離れた ムアン・タム遺跡 に移動する。




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