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≪ ワット・ヤイ・チャイ・モンコン (アユタヤ) ≫

Wat Yai Chai Mongkon (Ayutthaya)
(高さ62mの大仏塔)
アユタヤ(1)


2度目のアユタヤ・バンコク、初めてのソウル(1)
2009年09月 久しぶりに 我が嫁を連れて、、





1357年建立 (アユタヤ王朝の初代王ウー・トーン)
高さ62mの大仏塔は、1592年建立 (20代王ナレースエン)
↓ 堀に囲まれた中央が高さ62mの仏塔(チュディ)、右に隣接しているのが現役の寺院 ↓
東が入口であり、橋が架かっている。





↑ タイの仏教は、南方上座部仏教であり、、日本の大乗仏教とは全く違う。 ↑


c.f.  仏教界の多彩な現状を、明確な定義で区別するのは困難であるが
   私なりに以下のように アバウトに自己解釈している。

* 南方上座部仏教=
釈迦の教えのを忠実に実行する信奉者(出家者)が
自己の修行により自己一人のみが救われる、、、、

* 大乗仏教=
自己の修行により、一切衆生(国家・国民全員)を救うことができる、
自分の解脱よりも他者の救済を優先する、、、



僅か2度目のタイ訪問ではあるが、、、数多くの仏教寺院を訪問し、
タイの人々の信心深さ、そして その親密度には感心させられた。

仏への直接的な敬意が、、深く感じられるのである。


日本で身近に見る仏教信心は、、形式的であり
魂レベルの信心ではなく、単なる習慣的ですらある。


この ワット・ヤイ・チャイ・モンコン寺院は、、現役の仏教寺院であり、
今日も多くの地元の信者さん達がお参り・礼拝をされていた。







大きく堀で囲まれた敷地の中に、仏塔は聳える。
周辺の小さな建物は、、僧坊であろうか、、、




入口横に、黄色の衣の寝仏(涅槃像)が見える。




↓ 涅槃像(寝仏) ↓
釈迦が入滅する時の姿、、、

頭が北で顔が西向きと言われているが、、此処では逆で、頭が南で顔は東向きである。
バンコクのワット・プーの巨大涅槃像は、、頭が東向きで顔は北向きであった。
一般に言われている向きは、、、真実ではないのか、、タイ国は別なのか?
一般常識とは、真理に程遠くても信じる人が多いのである。



入って直ぐ左手に、、現役の寺院、、、その裏に仏塔(チュディ)が聳えている。




↑ この仏様の背後に大きな本堂がある。 ↑

金属製の仏像は様々な姿、、、参拝者其々に対象が違う。
自分の仏様に、お布施と礼拝、、、(誕生日の曜日による?)






左の建物が礼拝する寺院


本堂の中は、、、、シャンデリア、、 右の壁には大きな油絵があった。  西洋的である。





仏塔(チュディ)  高さ62m
残念ながら、、逆光である。


中に仏像はあるが、、
現地の人達の日常的な参拝の対象ではない
と思われる。


上部 ↑  ↓ 下部


仏塔の周囲には、、数十の坐像が取り巻いている。   東面の北半分の光景 ↓

他の遺跡としての仏教寺院は、、かつてビルマに侵略された時に、、仏像の首が全て破壊され、、
そのままの首なし坐像のまま放置されているのに比べ、、ここは、、現役の寺院であり、、
全ての坐像が、、衣をまとい、、活きているのである。

東面の南半分の光景              ↓



仏塔は、、本堂まで登ることができる。  レンガ造りである。








仏塔登りの中ほどから境内を見る。  正面の三角屋根が現役の寺院の背後。




本堂前から見下ろす。




黄色の衣と、、オレンジ色、、、身分の違いでもあるのだろう、、




北〜東〜南 のアユタヤの展望    アユタヤの青空が清清しい、、、、、、、

画像クリックで拡大画像




↓  北方向、、、 ↓

正面やや右の高い建物が、、クルンシー・リバーホテルであろうか?
前回来た時には、、ここの1階の素晴しいレストランで、昼食バイキングをとった。
前菜からスイーツまで洗練された品の数々であった。


(クルンシー・リバーホテルとは違うようだ、、)
(知識が少ないと、遭遇した未確認を既知のものに結び付けてしまう。)



北面  整然と仏坐像が並ぶ



塔の先端
拡大画像






仏塔本堂内部








中州に集中している有名観光遺跡からは
離れている為か、、西洋人よりも
東洋の観光客が多い。

本堂の  金箔を貼られた仏像の内の一体



下って帰路につく、、、、、、


最初に訪れた現役寺院の扉



もう一度、、現役寺院に戻り、、次の予定へ、、



派手な観光遺跡ではないが、、、
登れる仏塔としては、、大きなものである。

タイの宗教の在り様を体験できる良い機会であった。



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