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≪ 衝撃のイスラミック・カリグラフィー: ウル・ジャーミィ (ブルサ) ≫

Islamic Calligraphy, Arabic Calligraphy

08/01/17〜08/02/02
トルコ:遺跡と自然奇景、イスタンブールの賑わい、17日間の旅 (9)

  


トルコの古都ブルサ、、ウル・ジャーミィ、、、

イスラミック・カリグラフィーの存在に気が付けば、、、、

モスクに入った時は、気が付かなかった。
事前のガイドブックの情報もありふれた記載だったので
ナンの期待もしていない、、ただモスク内を歩いていただけ。
絨毯に座って、、無心で周囲を見回していて、、
突然に、、気が付いたのである。
気が付けば、、それは直ぐに衝撃的に興奮へと高まった。

『 これは、、これは、、只事ではないゾ! 』


大きな柱の四面に、、周囲の壁に、アーチの上に、、
ただモノではないアートが満ち溢れている。

この時点で、、これらを何と呼んでいいのか判らない。

イスラム教の聖典クルアーン (コーラン) の言葉であるとは理解できるが、
ただのアラビア文字ではない。


イスラム教には無縁の私にとっては、全く未知の世界なので、、、
どのように位置づけて整理すれば良いのかも判らない。

とりあえず、、可能な限り、写真に収めよう!!

衝撃の心のまま撮った。





モスク内の位置が判るように、、その大きさが判るように、、、











































































































これらは全て、イスラム教徒にとっては神聖な言葉であり、聖なる書なのである。
祈りの場を高める貴重なものなのである。

その宗教性を離れて、昇華された精神性から生み出される芸術性だけに注目するのは
少し憚られるが、、、
宗教心なるものは、現世の人的組織に係わりなく、共鳴できると信じて
敬意を持って、我が心の内に取り込ませていただく。
















ここでの衝撃の出会い以後は、、
モスクに入る度に、、目は鋭く動く。
どのモスクでも見出されるが
ブルサのウル・ジャーミィの如き衝撃はない。


ただ、、これをナンと呼べばよいのか判らない。

まとまった本はないものか、、、、
本屋を見れば飛び込み、、アート売場を探す。
店員に訊くべき単語が判らない。
この時点では、" Islamic Calligraphy " なんて言葉は知らなかった。
それの名筆集、、なんて尋ねれば良いのだ?
自分で "それらしいもの" を探すしかない。
絶望的な捜索である。



執念である、、
遂にである、、、
幸運である!


↓ 帰国前のイスタンブールで 5軒目の本屋で、、やっと発見。 ↓




「 The Art of Calligraphy in tha Islamic Heritage 」
255YTL 25,500円

Calligrphy カリグラフィ と言うんだ、、
初めて言葉になった。

しかし、、文字装飾なんて単純な言葉で片付けられるものではない。
Decorated letter, Illuminated letter なんてとんでもない。

Islamic Calligraphy
Arabic Calligraphy
と 私なりに仮に決めておく。

求めた本の内容なのだが、、、
↓ 期待に違わずに名書体集である。 ↓

200弱の名筆が集められていた。
































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