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≪ ギョレメ岩窟教会(ギョレメ野外博物館)、ギョレメ・パノラマ ≫

カッパドキア Kappadokya

08/01/17〜08/02/02
トルコ:遺跡と自然奇景、イスタンブールの賑わい、17日間の旅 (16)

  



カッパドキアの交通の中心は、ネヴシェヒルの町
カッパドキアの観光の中心は、ギョレメの村

ギョレメとは、「 見てはならないもの 」


↓ ギョレメのオトガル (バスターミナル)  ↓
トンガリ奇岩と町並みが混在している。 (南東方向)

左に行くとギョレメの岩窟教会群、、、右に行くとギョレメ・パノラマ

白いのは積雪である。


 オトガル (南西方向)  昼の2時20分




 オトガル (南方向)  右遠方の山の上の電波塔を目印として記憶





■ ギョレメ・パノラマ ■

谷の先がギョレメの村、、、拡大写真では辛うじて頂の電波塔が確認できる。

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中央遠方に見える山が、 エルジエス山 3916m
だと思う、、、、チョッと方角に確信がもてない。




 エルジエス山 3916m

カッパドキアの奇岩、奇景は、、
数億年前のエルジエス山 (エルジィェス山) の噴火、ハッサン山 3268m の噴火の結果、、

火山灰(凝灰岩)と溶岩(玄武岩)とが交互に積み重なり
柔らかい凝灰岩が侵食された現在の姿になっている。



ギョレメ・パノラマ展望台の、伸びるアイスクリーム屋

固く粘りがあるので、特に美味しいものではないが、、、パフォーマンスが派手で客を寄せる。



この土産物屋の奥で、、ヒッタイト時代の彫刻のレプリカを発見

予想外の出会いであった、、重量 3.9kg
55US$で購入。 言い値は75$だったと思う。



これが、、トルコ出国の時に、X線検査に引っかかった。

カバンを開けさせられ、、安全の為に洗濯物で厳重に包み込んでいたのを
パンツ、シャツとはがして出てきたのが、、これ、、、
担当者も意外なものを見つけて、、困惑、、
現場からどこかに持ち去り、、、、
骨董品かどうかの判断を、上役にでも確認したのであろう。

とにかく、破損もせずに無事に持ち帰った。








宿泊したのが、ネヴシェヒル郊外の Dedeman Hotel
ギョレメまでは、ミニバスを利用。

バスは、手を挙げれば何処でも停まる。
小さいながら車掌が乗っている。 片道 1.5YTLである。



ウチヒサルを経由してギョレメのオトガル着


ギョレメは、、奇岩の住居と普通の住居が混在している。
古代のものか、、最近観光用に掘ったものか、、、




レンタバイクやレンタサイクルがあるが、、ギョレメ野外博物館までは歩いていく事にする。




オトガルから ギョレメ野外博物館 (岩窟教会) までは、
登りの往路が20分、、帰路は15分であった。 (赤点部分)




ギョレメ野外博物館まで、、左右に奇岩の展望が拡がる。 (南側)


雪道をである。  のんびりと歩く事で、初めて風景が体感でき、ふれあいも得られる。


北方向の展望、、左手がギョレメの村方向




洞窟を利用した、宿泊施設やレストラン・カフェなども見られた。
北から東の展望、、、、右手の奥がギョレメ野外博物館だ。
白い部分は全て積雪

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20分の歩きで、駐車場と土産物屋街、、




ギョレメ野外博物館の入場料は、10YTL
入口手前にあるトカル・キリセは料金込み。

中にある 「闇の教会 カランルク・キリセ」 は別途5YTL追加

キリセとは、教会の事らしい。

ゆっくり見学して、40分であった。











■  ギョレメ野外博物館、、ギョレメ岩窟教会 ■
ギョレメ洞窟教会

ゲートを入って直ぐの光景。  明るい日差しにもかかわらず雪はシッカリしている。


■ 聖バジル聖堂 ■


この奇岩地帯では、紀元前3000年頃の土器が見つかっている洞窟があったそうなので
今から5000年前には、人々は洞窟を掘って住んでいたことになる。


キリスト教徒が此処に住み始めたのは、紀元1世紀〜4世紀頃、、
キリスト教徒が掘った岩窟教会や修道院は、、
カッパドキアで1000を越えているそうである。

きっかけとなった中心的な人物に
聖バジル、カイセリのバシレイオス修道士etc
の名前が見られるが、、ここでは詳細不問とする。


入口方向を振り返る。 (左手の谷の向うがギョレメ村方向)





☆ エルマル・キリセ の壁画 ☆
エルマル=りんご

11世紀頃のものか、、


中央ドームの周りに4つの側室がある。






☆ バルバラ聖堂の壁画 ☆

聖女バルバラが描かれている。

聖ゲオルギウス




入口方向を振り返る。 (中央やや左手の建物がチケット売場)

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急坂は、凍結しているのでスリップに注意


↓ 左の大きなドームが 「暗闇の教会」 カランルク・キリセ ↓

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☆ ユランル・キリセ の壁画 ☆

蛇の教会、聖ゲオルギウス教会


ベンガラで描かれた幾何学模様は、8世紀頃の聖像破壊運動 ( Iconoclsme ) 時代のものらしい。


聖ゲオルギウスの蛇退治




☆ 居住区、食堂、貯蔵庫、、、 ☆

日陰なので凍結もしている階段、、要注意である。








☆  ☆
食堂、居住区であろう、、、天井が黒くくすんでいる。




一番高い所から敷地の中心部を見下ろす。 左から登ってきた。

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地図に Yomekhane と表示された辺り



偶像崇拝禁止時代は、十字架も幾何学模様に
単なる市松模様、、と

それでも描きたい願望を抑えきれない、、




☆ カランルック・キリセ (暗闇の聖堂) の壁画 ☆

ここは、別途入場料が要るので、名前は明白である。

保存状態は良い。















































カランルック・キリセからの展望




☆ カスリーン聖堂 ☆
カタリナ教会

何処で撮ったか判らなくなったが、、周った順番通り掲載である。











☆ チャルクル・キリセ ☆
サンダル教会





食堂のテーブル

















サンダルを履いている








そろそろ終わりかけて、振り返ると、遙か後方に我がモデル嬢が見える、、、
カメラを向けると 早速

* 遺跡でポーズ *





☆ 男性用、、女性用修道院、、、 ☆

入っても簡単な絵、、、立ち入り禁止の洞窟、、と一回りもスリップせずに無事に終了。









一旦ゲートから外に出て、、下のトカル・キリセに向う。





☆ トカル・キリセ の壁画 ☆
カッパドキアで最大の教会

比較的大きな部屋である。
天井も高い。

バックルの教会、、10世紀初めと後半の2種類の壁画














壁画も、、自然剥離だけではなく、、人為的な引掻き傷もひどいものである。








帰路は、、15分の歩きで、ギョレメのオトガルまで、、

4:10に着いたのだけれど、、
バスの扉は閉まったまま。

5時前になると、、乗客が集まりだし
5時に15人程乗せて出発。
1時間に1本なのかもしれないが、
近くに時刻表は見当たらなかった。

日曜日だったので、、これが最終便だったかもしれない。
観光は早い時間に済ますべきである。









バスに一番乗りだったので、、一番前に座っていると、、

ウチヒサルの素晴しい夕焼けに遭遇した。








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