≪ 鎧岳・兜岳 (奈良) ≫登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
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■ コース=嶽見橋 → 曽爾横輪 → 目無地蔵登山口 → 兜岳 → 峰坂峠 →
         → 鎧岳 → 新宅本店

04年 4月 10日  天候=晴れ、暑い

■ 所要時間=嶽見橋、発 9:42 → 横輪バス停10:00 → 目無地蔵、登山口10:40 →
        → 兜岳山頂11:47 → 峰坂峠12:28 → 鎧岳山頂下1:07 → 鎧岳山頂1:11 →
        → 新宅本店2:06                            合計 4時間19分


≪標高差 505m≫ 標高差は意外と少ない。 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高≪兜岳920m≫≪鎧岳894m≫≪峰坂峠755m?≫


■ 阪急甲陽園、朝、6:31発、近鉄上六発7:35急行、名張着8:39着
  三重交通バス、山粕西行き9:00発、嶽見橋着9:40



↓ 嶽見橋から見た<鎧岳> ↓

山とは2800m以上だと思っていた3年前、大峰も知らない時、、
たまたま高見山に登り、北東に見える特異な山容が印象に残り、
後日、名前を知り、「ナルホド良き命名だ」 と感心したのがキッカケで今回の山行に至った。

↓ 高見山山頂から見えた<兜岳><鎧岳>拡大写真 ↓

↑ 左端が住塚山・国見山?

↑ 嶽見橋から見た<兜岳>左、<鎧岳>右 ↑

下調べで、登山口に近い横輪バス停からだと、<兜岳><鎧岳>は一部しかに見えない、との事で
一つ手前の 嶽見橋 で下車し、撮影ポイントを探りながら、横輪バス停へ向かう。

登るよりも、見る山 と予想していたので、鎧兜の並んだ写真は、必須のモノ。 これが無いとほぼ無意味、、、
↓ 嶽見橋から横輪との中間点から見た<兜岳><鎧岳> ↓

↑ 横輪バス停手前のバイパス分岐から見た<兜岳><鎧岳> ↑
↓ 横輪バス停から見た<兜岳><鎧岳> ↓
ここでバスを降りると、やはり良くない !

↑ ここを真直ぐに登って行くのだが、、舗装工事中で昨年の写真より道幅が拡張されているようだ。
784号赤目掛線

鎧岳+兜岳の全景を満足のいく景観で撮ることはできなかった。
もう少し南に下がって探せば、鎧岳+兜岳のベストポジションが見つかるだろう。
あるいは、手前のバス停、太良路、葛 あたりか??


左に真直ぐ(バイパス)ではなく、右に登っていくと
曽爾横輪のバス停である。

バイパスとの分岐から振返って<鎧岳>

曽爾横輪のバス停から、<兜岳>目指して広く立派な舗装道路を登っていく。
途中立派な温泉旅館があるが、温泉だけ利用は無理な雰囲気 ← 勝手な想像
↓ 目指す兜岳山頂
↓ 鎧岳の頭を横から見る
← 兜岳の荒々しい柱状節理の岩壁 ↓
← 長走りの滝、名前を付ける程ではない滝
対岸では山椿が満開

↓ 済浄坊渓谷への分岐(国見山登山道)

← 目無地蔵堂のある登山口、
横輪から ここまでゆっくり40分の登り
↓ ハイキングコースとの認識であるが、、
驚くなかれ、、
岩場の登りはハイキングの域を超えている。
始めは樹林帯の急登
少しゆるやかになって直ぐに厳しく
樹間から見える西の住塚山、国見山

↑ ロープの急登の連続

住塚山、国見山。 どうしても樹が邪魔をする。
↓ イワカガミの群生が多い

↓ 途中から、台高の峰峰と高見山 ↓
登山口から20分は樹林の急登であるが、最後は岩場混じりの急登である。
10ヶ月も治らない五十肩で左手に力が入らない。 両手で岩をつかんでよじ登らねばならず、、、、「もうアルプスは無理だな 」 と思いつつ一足ずつ上る。
いよいよ山頂の雰囲気
山頂は樹林だが、、
南方向だけ伐採済み

兜岳山頂からの南の展望
台高の峰峰と高見山
↓ ? 明神岳、水無山、国見山、伊勢辻山 ?、、、、、高見山
高見山の右手(西)。 ↓  高見山の稜線、その向こうが<白屋岳>、一番奥が<大普賢岳> 
 ←←
峰坂峠への下りは、急ではあるが
樹林帯で、登りに比べると楽チン

樹間から 鎧岳、曽爾高原が見えるが、
10分程で展望があるので、足元にのみ気をつけて下ろう。
下り10分で展望の開けた所、、、
<鎧岳>の横姿と、背後に<倶留尊山 クロソヤマ><曽爾高原>

鎧岳 南壁の俊悦なイメージとは全く別の姿だ。
↓ 曽爾高原
↓ 南方向、、古光山。 三峰山は??
 ← 嶽見橋と曽爾横輪の中間点の橋。

 この青蓮寺川の向こう岸からだと
 良い景観が得られるかも知れない。

 山頂からこの撮影ポイントまでは、南側はスパッと切れ落ちた絶壁である。 不注意に覗き込むと、オオコワーである。

峰坂峠までにこのピークを登り返す。
急降下で峰坂峠が見えて来る
峰坂峠の標識
↓ 鎧岳への登りも樹林帯
↓ 鎧岳山頂が見えた
この登りは急ではあるが、今までに比べれば超ラクチンである。
若い単独行、男女22人のハイキング気分の中高年、おじさん達11人、、と今日初めて登山者とすれ違う。
兜岳を振返るが、樹林が邪魔して良く見えない。
鎧岳山頂下の分岐
分岐から<倶留尊山><曽爾高原>
↓ 分岐から標高差15mの山頂へ
↓ 分岐から2分で鎧岳山頂へ
鎧岳山頂も樹林の中、一部が伐採されている。

山頂から曽爾高原
山頂から 高見山の超拡大
鎧岳からの下りは、樹林の中のジグザク急降下である。

2時17分新宅本店発のバスを逃すと、、、
2時間後の4時17分まで、、無い、、、、、、、、

1時間で下らなければならない。
昨週に続き今日も 脚は快調であるが、急降下の連続に不安があったが、ストックを使わずに、大急ぎで下る。 痛く成り出せばストックを出せばよい と。
時計を見ながら延々と、半ば走るように下りたが、、
長年悩まされている左膝の痛みも出ずに、無事車道に、、、

1999年の黒部下ノ廊下で傷めて、中央アルプス空木岳、南駒ケ岳で完璧にダメにして、5年間、、Wストック無しでは下れなかった左膝が、、、完治したのか????
諦めかけていた山ももう少し続けられるかも知れない。
↓ 山頂から大峰 大普賢岳 方向



 

新宅本店西100mの登山口

新宅本店
↓ 2時間に1本のバス
  曽爾村のたたずまいは好印象である。
 陽気のせいかもしれないが、、
 すれ違う村人も穏やかな雰囲気、、広く、ゆったりと、、、


 ↓ 名張〜曽爾の間にある、桜が未だ残る青蓮寺湖。

今日も一日快調であった。
梅田に着いた時は未だ明るい、、、明るくては雰囲気が出ないが、、
いつもの如く、、生ビール and 鶏の唐揚げ、、、、
チョット飽きてきたか、、先週土曜日、今週火曜日、そして土曜日と、、生ビール半額券も使い切った。


■ ≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる
 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか? 
単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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