≪ 芦生、櫃倉谷、中ノツボ谷 ≫ 沢歩き・登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記             芦生探検 (5)
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■ コース=須後 → 横山峠 →  中ノツボ滝 → 櫃倉谷 → 坂谷分岐 → 権蔵坂分岐 →
      (ピストン) → 櫃倉谷 → 須後

2006年7月22日 天候=曇り後晴れ

■ 所要時間=須後9:32 → 横山峠下10:34 → 中ノツボ滝11:18 → 櫃倉谷11:31 → 坂谷分岐11:46 →
        → 権蔵坂分岐12:43 → 昼食12:45 - 13:25 → 中ノツボ分岐14:15 → 須後15:37
                  登り林道1時間+沢歩き2時間+下り沢1時間+林道1時間  合計 5時間

≪標高差 186m≫
主な標高≪権蔵坂分岐545m≫≪横山峠490m≫

同行者 : PIKKUさん、SUMIEさん、法香さん、のぶなが
予定では、23日6名だったが、雨の確率が高くて中止し、晴れ予報の22日に急遽変更して決行。

■ マイカー西宮5:30発、千里中央集合6:30→須後着8:43。  SUMIEさんは現地集合。



沢と登山道とが半々の沢歩きなので、、個人装備は、、沢靴のみ。

往復2時間の林道歩きがあったが、、私は最初から沢靴で歩く。
女性陣3人は、横山峠前後で、沢靴に履き替える。



由良川本流は濁っていたが
支流は清流のまま



林道歩きは片道1時間




25分で最初の分岐
左へ行く



20分で次の分岐
右へ行く


↓ 林道歩き1時間で、、少し開ける。 ↓
沢は大きく左にカーブする。
この光景で、、右に渡河地点がある。
標識は見当たらなかった。



対岸に、、テープ、、これが目印だ。
横山峠まで10分足らず。



最初の渡河、、



横山峠への登りは10分かからない。



横山峠からの下りは、5分。

大きく開けて、、芦生らしい光景
沢は、、中ノツボ谷



この静寂の空間は、、芦生の谷!
芦生の谷といっても、、入門的な芦生の谷。
上谷や野田畑湿原には及ばないが、、、


静寂といっても、、当然、無音ではない。
沢の音、鳥のさえずり、風の音、と様々な音に満たされている。
優しいものに起因する音は、、刺激を感じずに静かなのである。



紅葉の季節、、新緑の季節、、それぞれに趣を変えて素晴しいさを満喫できそうだ。



中ノツボ谷を渡河し、、遡上



中ノツボの最初の滝を見に行く




10分は掛からない

中ノツボの最初の滝





中ノツボのこれ以上の遡行は、、沢登りとなるので
のんびり沢歩きが目的の今日のメンバーは、ここで引き返す。

膝下までの水深だけれど、、これだけで気持ち良い。
夏は沢に限る〜と、、ここで大満足。






櫃倉谷まで戻り、、遡行開始。

櫃倉谷は、、穏やかな谷。





渡渉しては登山道を、、そして又渡渉、、




最初は、、沢も平坦、、



巨木が全く見当たらない、、
この谷は若いようだ。




中ノツボ分岐から15分、、、
右へ左へ渡渉して、、坂谷分岐へ



坂谷の支流


坂谷分岐からは、、やや荒くなる。
沢の岩も大きくなる。 木々も少しは大きくなる。

と言っても、、楽々コースに変わりはない。

股下まで濡れる深みも出てきた。









                             photo by PIKKU









何処をどう渡るか、、少しは考えねばならない。

足場を見定め、軽く重心を移す。
滑らないのを確信して、グッと踏み込み、次の足、、

この軽い運動の反復で、、心は無心、、
殆んど何も考えずに、、、
この状態が、、意外にも心地良い。

無駄な考えを放電し、、充電に備えているようだ。
まさに、、リフレッシュ、、、、、






何処の山にでもありそうな木、、、芦生では巨木とは呼べない。



滑る岩は皆無、、






谷は深い



細い滝は幾つも落ちてくる。













右の写真を撮るPIKKUさん




                          photo by PIKKU





ここで、、チョット問題が、、、、( この先に少し大きな滝がある )

左岸の登山道を行けば良かったのだが、沢を進んだ為に、、


沢を進めず、、急斜面をよじ登る。



よじ登った上から、、岩壁の向こうに滝



無事によじ登り本来の登山道へ


ここで20分程、費やしてしまった。




足場が狭く、、ロープあり




権蔵坂への分岐、、坂谷分岐から1時間






権蔵坂への谷


権蔵坂への分岐を越えると、、流れは右へ直角に曲がる。
12:45  そこで昼食。







杉尾峠までの予定を諦めて、、今日はここまで。
13:25 下り開始。






食事をした場所から沢は、 S 字に曲がる。




その先は、、開けて平坦、、




下りで、、、
ガイドさんに連れられた女性が2人、、長靴だ、、、、
須後の駐車場で出会った人達。


                                       photo by PIKKU

今日出合ったのはこの人達だけ。
正に、、静寂の櫃倉谷だ。

多くの人に出会っていれば、、この谷のイメージも変わっていたかもしれない。



↓ 中ノツボ合流点まで下りは1時間 ↓


横山峠を止めて、、沢を下ろうか、、と
しかし地図を見ると、、沢は大きく湾曲し、、距離は数倍長くなる。

往路と同じ、横山峠経由で下山する。

往復5時間の、のんびり、ユッタリ、、静寂の沢歩きも無事終了。


美山の温泉で、、、
男湯は3人しかいないという閑散さ、、
土曜日だからなのか、、


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先週は、、巨大杉。
今週は、、静寂の沢歩き。
芦生探検も、、着々と実績を積んでいる。




■ ≪私の山登り観≫ ■
高い山に登れば地球が見えてくる
  何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?



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