≪ 芦生、三国岳 (古屋から) ≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記 三ボケ、ロロノ谷 サンゴクダケ 芦生探検(9)
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■ コース=古屋 → 岩谷峠 → P920m → 谷 → P920m → 三国岳 →
        → 岩谷峠 → 古屋

2006年11月 5日  天候=晴れ

■ 所要時間=古屋8:25→ 岩谷峠10:02 → P920m10:45 → ロロノ谷・三ボケ出会11:56 - 12:27 →
      → P920m14:35 → 三国岳14:45 - 15:09 → 岩谷峠15:43 → 古屋16:45
                  登り2時間30、谷3時間9分、下り1時間36分   合計 7時間15分

≪標高差 500m≫ 標高差は少ない。 奥穂高の標高差=2073m、悪沢岳=2041mである。
主な標高 ≪三国岳959m≫≪岩谷峠800m≫


■ 阪急甲陽園 5:12、梅田集合6:00。  古屋着 8:15  (SUMIEさんだけ、坊村で前泊)
  メンバー:(敬称略) PIKKU、こごせ、どんかっちょ、SUMIE、ぐりーん、寅さん、のぶなが





古屋の林道入口の 8:25 出発時は、ガスの中





広い林道を30分で、倉ヶ谷との出会い
既に快晴である。


針畑川沿いの黄葉には、やはり早かった。
林道周辺も、、鮮やかな色は少ない。



ありふれた林道歩きのせいなのか
芦生に入るといつもの感じていた
芦生の精気が、、やや薄い感じだ。

本格的な登りに入ると、、明るい日差し
黄葉はまばら





↓ 初めて個性を感じる景色に遭遇 ↓






機嫌よく記念写真を撮るのは、、自然な流れ、、



                          photo by PIKKU



↓ 次第に個性的な樹々が現れ始める。 ↓
一体化した別固体の樹々達。













芦生といっても、、深遠さの点では、、若さを感じる。
人里に近い、、人間との関わりが濃い地域と言うべきなのだろうか、、




















↓ 岩谷峠には標識、ここまで迷いは皆無 ↓




ここからは、、尾根歩き。 ハッキリとした登山道だ。




























おうッ、、、一輪だけ。   これがクッキリと乱れがない咲き方である。

















尾根上の登りは緩い、、、

趣きもある。


P920m。
 三国岳まで10分強だが、、



三国岳だけではあっけない。
ここで、、チョット寄り道の予定なので、休憩




P920mからの、、針畑川方向の展望





■ 休憩の後、西の尾根に向う。 ■

始めは、、道はないようだったが、、
直ぐに、踏み跡のイメージが現れる。


↓ 北の展望 ↓
遠くに根来坂の林道、、百里ヶ岳
手前の尾根が、、登ってきた岩谷峠のある稜線だ。








10分程、、快調に歩き
ロロノ谷の上部に出る。 →



百里方面の展望を楽しみ、、
南東に方向転換。
P940mに軽い登り。




P940mから、南の尾根を三ボケに下る。
結構急ではあるが、、
踏み跡に導かれる。




この下りは、、芦生らしく面白いが、、

既に凄い巨大樹を見慣れているので、、

ややスケールは劣るかな?と言う感じだ。

( 経験が増えると、、感性は極端に貪欲になる。 )














異種の合体
その在り様はすざましく
長い年月を感じざるを得ない。










三ボケに下りる時は、、急斜面



紅葉は、、、
圧倒的な紅葉を期待していたので
チョット不満だが、、

それはそれとして、
芦生ならではの雰囲気を醸し出す。



三ボケに下り切る。

三ボケ



11:56 - 12:27 昼食

静寂 、、、、、、、、、、








晩秋の静寂、、、、、





ただただ静寂の中、、

各自、、ソゾロ歩き、、
ロロノ谷出会に向う。






ロロノ谷出手前は、、3m滝が3段、、





ロロノ谷出会い




滝を右に巻く



ロロノ谷下部は、、10m以上の滝、滝だそうだ。

私の世界ではない。
沢屋の領域。

深い山の味わいを満喫して、、
三ボケを登る。

登山靴で、、渡渉を繰り返し、、
渡渉と言う程に大げさではないが、、
滑る石がある。




良き趣の世界が続く、、













50分弱、、秋を味わいながら
↓ 三ボケ源頭近くに、、 ↓

右に行くか?、、尾根を登るか?、、


ウエストポーチに入れているGPSを取り出す。
数分間、真直ぐ持って進まなければ方向が正確に出ない。


画面の方向が不安定に振れている。
三国岳の方向が即座に判らない。

画面を、等高線の詳しい狭範囲にすると
三国岳が画面から外れる。

三国岳が写る広範囲にすると
等高線が荒く、地形が半別できない。
、、、と 数分間、、GPSの小さなボタンと格闘、、


↓ そうしているうちに、、先頭が尾根に登り始めた。 ↓


50分強の急登で格闘する。








苦戦中に、、降り始めたP940mに戻ると判り
先行する3名はそのまま直登し、
残りは右へトラバース気味に進む。

無事に、、縦走路のP920mで全員集合。

帰宅後、、PCの大きな画面で軌跡を見れば、、
進路判断を迷った地点で、右の凹筋を選択するのが正解!

( 悪戦苦闘中に写真を撮る余裕はない )


縦走路のP920mからは、、
軽く10分で、、あっけなく三国岳




軽く UP DOWN して
三国岳山頂 11:45




三国岳山頂から南東の展望

左手(東)遠方に蛇谷ヶ峰、、、南東遠方に武奈ヶ岳
真ん中の列が、、白倉岳?
手前に見える尾根続きが、、経ヶ岳、イチゴ谷山?


下りは快調に、、1時間半で古屋着。


3時間10分程の楽しんだ寄り道を含め
7時間15分の秋の山行も無事終了。


GPSの威力と共に
その扱いの不慣れも
味わった体験でした。


5時を過ぎると、、真っ暗。
温泉は省いて帰路を急ぐ。




■ ≪私の山登り観≫ ■
高い山に登れば地球が見えてくる
  何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?


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