写真豊富な、のぶながワールド 初期原稿 2002/12/26 更新 2010/09/06
■ 音楽を自宅で鑑賞する為には、再生装置が要る。
演奏者の心情まで聴き取れる装置が欲しい、と言う理由で再生装置を買って来た。
30歳前後に、オーディオマニアの知人が周囲に居り、彼らが、音楽の精神面を知らずに、再生音の違いにのみこだわっているのを診て、「音楽を聞いて音楽を聴かない、、こんな人間にはなりたくない」 と、、、
装置が不調の時にしかオーディオショップに行かない。
■ 現在の再生装置の出す音は、クッキリと歯切れ良く、各楽器が前に飛び出して来る。
演奏者の数m前で聞いているような状況である。 室内楽は勿論、大編成オーケストラでも、各奏者の緊張感が聴き取れるぐらいにクッキリと音像が見える。
したがって、気合が入っていない、下手クソ、、、等は、ガマンならぬ程に明々となる。
緻密、繊細 な指揮者、独奏者 等はとてつもなく尊敬する事となる。
ただ、ヴァイオリン等の音色が、録音が適切でなければ、ギスギスと聴こえてしまう。
■ 音色の魅力以外は、演奏会場よりも我が家の方が遥かに心地良い。
無粋な観客が皆無、高価過ぎるチケットも要らない。 予約も要らない。
何時も名演奏、万万歳である。
演奏会に行くのは、仮想現実に錯覚しないように、実在する現実をインプットする為に、、、
行くに値する海外のオペラハウスを目指す、という事になる。
便利な世の中、バーチャルはあくまでも現実ではない事を忘れないように!!
しかし、音楽は精神的なもの、、精神そのものは物体ではないので、
精神的なる感動は、演奏会現場よりも、むしろ個人の世界の自宅での音楽再生の場にある。
独り 魂の世界に浸れるのは、群集の中の演奏会ではない。
装置名 | ブランド・機種 | 性能 | |
スピーカー | <EXCLUSIVE> S5 × 2台 (パイオニア) |
許容入力 300W 重量 85Kg × 2台 |
英国製スピーカーのように、個性的に色付けしてしまうと、音源の本来の姿が不鮮明になるので、 モニター系のストレートな再生音を期待して選択した。 購入した1991年は、もう製造中止していた頃。 大馬力アンプでないと低音が出てこない。 現状では、力強い締まった低音が出る。 (130万円を¥990,000 で購入) 以下とも消費税含まず。 |
CDプレーヤー | <LUXMAN> D−500X’sU |
重量 14.5Kg | FIXED出力を使用。 リモコンで音量調節出来るVariable出力に接続すると、音の透明感が極端に無くなるから。 ふたが上に開くのでホコリっぽい。 ディスプレイも上面なので、聴く位置からは見えないのだ。 shopで試聴した時、「これしかないッ」と思わせたシロモノ。 Ortofonのピンケーブル接続 (38万円を¥262,000 で購入) |
プリアンプ | <LUXMAN> C−8f |
重量 22.5Kg | 音質調整等の回路を遮断したStraight回路で使用。 音質調節回路を経由すると、各楽器の輪郭・厚みが薄くなるから。 メインアンプ間は、 Ortofonのバランスケーブル接続 (60万円を¥443,400 で購入) |
メインアンプ | <LUXMAN> M−8f |
連続実効出力 380W+380W(4Ω) 重量 40.5Kg |
A級アンプのL570で鳴らしていた時は、低音の不満が大きかったが、M−8f
にしてからは、さすがに締まった低域が飛び出して来る。 スピーカー間は、Acrotecのケーブル接続 (65万円を¥480,410 で購入) |
ケーブル | OrtofonのピンCABLE Reference7NX 1m OrtofonのバランスCABLE Reference7NX 1m AcrotecのスピーカーCABLE 6NーS1040 3m+3m |
オルトフォンは、 異線種層の組合わせの4芯構成で、純度99.99999%銅のハイブリット スピーカーケーブルは、 2芯構成で純度99.9999%銅 |
単なるピンケーブルと比較すると、 大編成オーケストラでさえ各楽器の輪郭が、一段と明確になり、存在感が厚くなる。 ただ、繊細なヴァイオリンの音色が鋭角的になる録音もある。 (OrtofonRCA、28,000→¥20,480) (OrtofonXLC、36,000→¥27,160) (Acrotec6N、 2本 ¥40,800) |
------------------- | 以上CD再生装置の ≪ 総重量 247.5Kg≫ |
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映像関連 | TV=TOSHIBA 52ZH500 DVD−RECORDER= TOSHIBA、RD−X9 TOSHIBA、RD−X8 |
TVは 液晶 52インチ 内臓HDD 300G、外付 1T DVDは X9=内臓HDD 2T、外付 2.5T X8=内臓HDD 1T、外付 1T |
映像関連は、新技術・新規格の新旧交代で 2008,2009,2010年で総入替えとなった。 |
サブ システム | スピーカー= CELESTION、ディットン66 プリメインアンプ= LUXMAN、L−570 スピーカー= インフィニティ、シマル 総合アンプ・スピーカー= Victor UX WD700 |
思い出ある装置で、下取り価格が安価な為に売らずに、手元に置いているものだ。 特にスピーカーには、愛着がある。 |
DITTON66 は、30年以上前に、 マトモなスピーカとしては初めて買ったもの。 今でも、弦楽器がシットリと鳴ってくれる。 シマルは、マンションを売る時に、 部屋を広く見せるために、アルテックの大型スピーカーを売って、超小型だが迫力ある大音響の出るシマルを買った。 マンションを購入に来たヴァイオリン好きのお客に、このシマルでカルメン幻想曲を大音量で鳴らし、その日の内に、相場より高いのに売却決定したツワモノである。 |
■ 私の部屋は、6m50×10mで、半分位が書籍、資料ファイル、ガラクタで占められている。のぶながTOPへ 掲示板に参加して、感動の共有と増幅を!
スピーカー前面から4m離れた位置で聴いている。
サブのディットン66システムは、横に6m離れた位置でBGMとして鳴らしており、弦楽器等はムード満点である。
家は、半ば山の中で、窓を閉めておけば隣家の音は聞えず、夜中でも大音量が可能な恵まれた環境。