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≪ プリア・コー、ロレイ(ロリュオス) ≫

Preah Ko、 Lolei

2007/10/27 〜 2007/11/07
2度目のシェムリアップ (20)
アンコール遺跡






ロリュオス遺跡群とは、バコン、プリア・コー、ロレイ である。
アンコール地域に王都がおかれる前に、ここロリュオスに王都が置かれていた。
その時代に創建された3寺院。








★  プリア・コー  ★

アンコール遺跡中最古の寺院である。
創建年は、879年 (インドラヴァルマン一世)




遺跡前の土産物屋、東塔門から200m程の参道で、楼門跡









一段の基壇の上に、6基の祠堂が建つ。
前列に3基、後列に3基なので、、後列が見えない。

前列中央が修復中である。





南側からの光景 (左が後列、右が前列)



北側からの光景 (左が前列、右が後列)




祠堂はレンガ造りの為、、崩壊が激しい。









プレア・コーとは 「聖なる牛」 の意味
牛が祠堂の方を向いている。





レンガ部分は崩壊が激しいが、、石で出来ているレリーフは無事である。




レンガの上から、漆喰で仕上げていたようだ。




繊細な部分まで残存している。




現代の作品と言ってもおかしくないほど精巧である。
立体感のある彫は見事である。





境内の草花、、、









見るべきものがチョッと少ないので、、、先を急ぐ。











★ ロレイ ★

創建は893年 (ヤショーヴァルマン一世)

国道6号線を細い田舎道へ






遺跡内に、、現役の僧院がある。

学校の部分なのか若い僧達が掃除、、






祠堂が前列に2基、、後列に2基 (前列しか見えない)




後列の一基が見える。





4基の真ん中の地上にリンガがある。




レンガ造りは崩壊が激しい。




北側から見る。 敷地内に僧院。










ここも、石材使用のレリーフは鮮明に残っている。









デバター達は、、皆 確りとした体格である。




彫は深く鮮明である。












このまぐさ石の繊細さは!!レンガの崩壊に対比して、、驚きの繊細さである。




時代の好みなのか、、貫禄がありすぎる。









アンコール遺跡の早い時期、、、レンガ造りなので崩壊は致し方ない。
でも、、やはりチョッと寂しい、、、、、



30年以上前、、初めてのヨーロッパ旅行、、ローマで見た石の文化、、
石だからこそ、不滅であり、、、実績を次の時代に積み重ねる事が出来る。
その後の生き方が、、充実し、、大理石の彫刻に興味が集中してきた。

アンコール遺跡に心奪われたのも、、バイヨンやアンコールワットの石の造作物だからこそだ。
『 石造り 』 が私の心をとらえる。







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