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≪ 蘇州 (寒山寺、虎丘の斜塔、留園) ≫

見応えのある虎丘の斜塔・雲岩寺塔
日本の書画(寒山拾得)でお馴染みの寒山寺
清代の庭園 留園

2007-01 中国旅行(5)





虎丘の斜塔を南の入口から仰ぐ


この塔の光景は見応えがある。
高さ47m、7層で八角形の斜塔である。
961年、宗の時代に完成し、
地盤沈下で400年前から傾き始めたそうだ。



南の門周辺は、運河である。



元の時代にはマルコポーロも訪れ
東洋のヴェニスと称されていた。



さすがに観光客は多い、、

絵になる光景である。  期待が高まる。



少しの登りなんだけれど、、観光駕籠も営業、、、







呉王の墓のあるという剣池






南から



東から









レンガ造りのようだが、、



登れるようだが、、今日は時間切れだ。



↓ 北側の出口からの展望 ↓

背景が青空だったら、、素晴しい展望であったろう。







日本では馴染みの寒山寺






↑ 南の正面入口は運河 ↓


500年頃創建の禅宗寺院










金ぴかご本尊

仲の良い僧侶、、寒山と拾得

日本とは持ち物が違うようだ。





日本の書画でお馴染みの寒山拾得、、
仲の良い破天荒な僧侶として、
展覧会で良くお目にかかる。


 ← 伊藤若冲の拾得図

日本では、、拾得は箒を持っている。

私も、この絵を壁に貼り付けて、
この勢いのある線を真似ようとするのだが、
素人にはナカナカ真似できないでいる。




屋根に、精巧な三蔵法師の造型、、瓦製か?



蝙蝠のような屋根の形状、、中国では蝙蝠は縁起が良いそうだ。

















最後に休憩所、、、管長の筆になる掛け軸、、
日本人が好みそうなものばかり、、、
商魂たくましい。  ン万円だそうだ。


運筆の参考にしようと撮影しておいた。







留園、、蘇州4大銘庭園の一つだそうである。
建物で細かく区切り、廊下で結び
それぞれの区画で、異なった趣を楽しむようになっている。
















模様が全て異なる格子窓、、、面白い発想だが、、落ち着かない。






中国のこの手の庭は、、私の感性には馴染まない。
単に眺めるだけでなく、、何かをする空間に興味がある。






明の時代(1368〜1662)には、100万都市で世界有数の大都市であったが、

市街中心部には高層ビルは禁止されているようだが
↓ 周辺に高層ビルは建ち並んでいる。 ↓







ビルの数だけ見ていると大都市とは言えそうにないが
郊外には、工場群があった。
工場誘致で勢いづいている印象を受けた。


絹や刺繍で有名らしく、、高額なモノに溢れている。

↓ シルクの布団 ↓
羽毛布団の欠点を持たない絹の中綿の布団を知らなかったので
製作過程を見ていて感心してしまった。


2匹の蚕に作らせた一つの繭を
切断せずに広げて何枚も重ねる。



何重にも重ねたものを、布団の大きさに引き伸ばす。
一枚の大きさが1本の絹で出来ているのだ。
それが布団の厚さにまで重ねてある。


羽毛布団のように、、中で固まらず、布団の正常な形を保ったまま。
軽い、保温力がる、、、と言う事だ。


ナルホドと関心はしたのだが、、1枚7000円程
結局、買わない、、
観光客を相手にする商売人には、心がゆるまないのだ。


蘇州の夜は賑やかだ。
観前街、臨頓路、鳳凰街、十全路と華やかに見えた。

鳳凰街


十全路

イカガワシイ呼び込みもあった。
CD、DVDショップなど
在庫が少なくてがっかり。
私のコレクションの方が多そうだ。



ショップを個別に見ると素朴な陳列





 ■ 高さ76mの北寺塔、30mの双塔などは、時間が無くて夜素通りしただけ。
   北寺塔には登ってみたかった。

 ■ かつては東洋のヴェニスと言われていたようだが、、
   現在の運河では、、運河遊覧しても発展しすぎてヴェニスの趣はない様に思える。

 ★ 適度に観光でき、繁華街も適度に賑やか、、、観光には良い古都には間違いない。





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