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≪ 西安 路線バス案内・街の散策 ≫

古都長安、、シルクロードの起点
歴史の中心であり続けた西安の今


西安・兵馬俑、秦始皇帝陵(9)
2010/02/25〜2010/03/01




その町を体感するには、、路線交通機関に乗って、
普通の人々に接するのが BEST。
タクシーを利用してしまえば、面白みはなくなってしまう。



西安のバスは路線も便数も圧倒的に多く便利極まりない。




↓ 停留所には、停まる路線番号と全ての停留所名が掲示されている。 ↓




漢字が日本とは違い、簡略化されているので、判りにくいが
観光地の地名は、なんとか判別できた。

停留所の位置を探す方が難しい。  方向を間違えば、一駅分歩くことになる。
ロータリーの場合は、、行きたい方向の路線が、どの角にあるのか??
ぐるりと一回りする可能性がある。
停留所探しに苦労するのは、、中国だけでない、、ヨーロッパでも、アジアでも苦労する。





車体の前、横に始発ー終着が表示されているが、
運賃は記載されていない。
上海では、、乗車口に金額が明示してあったのだが、、

料金は、、1元か 2元か、、、判らないので、、手には1元を2枚もって乗車。
1元入れてOKならそのまま、、何か言われたらもう1元追加、、
殆んどが1元で、、一度だけ(K618) 2元であった。

車体は、、、前から乗るワンマンカー、中央に乗降口のある車、小型、2階建て、、と多彩。










私が乗車すると、、、瞬時に、若い人が席を立って譲ってくれた。
その確率が、 75% (4回に1回) 、、、躊躇の無いその行動に、、感心する。
中国に対するイメージアップである。

降車用のボタンは見当たらなかった。  全てのバス停に停車していたようだ。


正月期間中で、、スリが多い、、と聞いていたが、、全くそんな気配はなかった。






中国の内陸部にある西安、、
上海のように極端に西洋化はされていないが、

ホテルなどの建築物は、宮殿風のデザインが多いので、
古都風に法制化されているようなのだが、

↓ 城壁内の中心には、、モダンなデザインのショッピングモール ↓




昔風 → 西洋化 (近代化) 、、一様でなく混在しているので
情報の整理が必要だ。



高層マンション群 と 近代的な家具センター




↓ 中心から少し離れても、、高層マンション群、、 ↓
商店街は、、中国のイメージそのままに賑やか





↓ 完全に昔ながらの下町露店街 ↓



マクド や ケンタッキー は繁華街に多く見られたが
コンビニは全く見つけられなかった。
殆んどが、地元の小型店舗ばかりだが、
購入に不便する事はなかった。


上海のコンビニで 6元〜8元していたペットボトル飲料が
西安では、、何処でも、自動販売機でも 3元 ポッキリ。
フルーツ味のヨーグルト飲料が、何処でも 4元。
商店間の価格競争は無いかのようである。







↓ 庶民的、、というか  中間層以下と思われる経済の成長に乗り切れない風景 ↓
と 私には思える、、朝の風景

宿泊した4星ホテル近くの
体育場北通りを、早朝歩いてみた。



↓ 体育場北通の交差する路地 ↓
住居が密集している。




体育場北通の歩道上には多数の飲食店・露店  朝8時前後の風景
全てが手作り食品である。 揚げる、焼く、、
お粥の種類も豊富

小麦粉を薄く焼き、具材を包む、、

ナンの様なものに乗せて、、
どこも手作りで、その場で調理なので熱い状態食べられる。
店毎に食材も調理法方も違い、、変化に富んでいる。
どの店も、、人が待っている。

日本でこんな風景を見ると、、スラム・ホームレス、、
と、、貧しさ を感じてしまうのだが、、
アジアの国々では、これらの風景に
活気と、、力強さを感じてしまう。

これでも良いんだ、、
過剰な贅沢なんて、、無駄な事、、と思わせる。



↓ 場所は違うが、、、焼き鳥の串刺しをする少女達、、、 ↓




巨大な体育場の周囲は、、太極拳や、、その補助具と思われる施設が設置されている。






今回の西安滞在は、、僅か 3泊であるが、、、

8食食べた食事が、、全て GOO !
素材は圧倒的に野菜が多く、絢爛豪華ではないのだが、、
全ての料理の調理が確実で、粗雑さを感じさせるのものが無い。
空港のレストランでさえ、、手抜きはない。

四川、北京、広東、、と普段に食べる中華料理のイメージとは違うが、、紛れも無く中華の味。
大満足のホテルの朝食にも、、パンは無し、、コーヒー無し、、と西洋化に無縁の中華そのまま。

今までの中国の国民性は、、商売優先のエゲツナイ華僑のイメージが強かったのだが、、
北京や上海では、、その感を強くした。  それが、、今回の西安では、、、、、、

西安では、、嫌な体験は全くなし、、バスでの度重なる親切、、独り歩きも不案なし、、料理のイメージも新鮮
と、、中国に対して、、好意的なイメージを強くした。

西洋化した沿岸部の都市ではなく、、内陸部の都市では、良き中国がある、、と期待感が大。
内陸部の観光に興味が沸いてきたのである。






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