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≪ 三江鼓楼、古宜鎮の街、潯江 ≫

トン族最高の高さ、三江鼓楼
高さ42.6m、27層
2002年の建造


少数民族トン族の村・三江、龍勝棚田、桂林 (2)
11/07/07 〜 11/07/12





朝靄に煙る、、、           7:00
↑  潯江に最近架けられた三江風雨橋  ↑



夕闇に向う、、、        18:02
↓  2002年に建てられた三江鼓楼、、伝統的な構造そのままである。  ↓





■   古宜鎮   ■

トン族最大の鼓楼のある小さな街との事前情報だったので、、村のようなイメージを抱いていた。
しかし、、龍勝の街からバスで、のどかな潯江沿いに移動してきて、
↓ この高層住宅の林立する街を見て、驚いてしまった。 ↓




これでは、、少数民族の文化とは無縁の、大都会とは言えないが、正に都会の印象である。


潯江の東岸の民族広場の奥に、三江鼓楼は聳えている。
周辺は現代のビル群で商業地区、、、正に観光目的で建築された鼓楼である。



東岸は、、建物は林立して、1階には商店が入っているが、、人で賑わっている気配はない。
夜になると、極一部を除いて、ゴーストタウンの様


対岸の西岸を通過して判ったのだが、、東岸は 政策的に作られたNEW TOWN、、、
不動産が先行している様である。









東岸と西岸とは、北で古宜大橋、南で三江風雨橋で繋がっているが、、
Google の衛星写真には、三江風雨橋は写っていない。 (大竹村の桃色の線の部分を加筆した)

大型バスは、古宜大橋、三江風雨橋を通れないで、、南を大きく迂回する。 (GPS軌跡)
衛星写真には 2009 の記載があるので2年前で、三江風雨橋は、極最近の架橋のようである。



潯江の西岸、、、OLD TOWN と言うべき賑わいのある街。  大きな市場も大賑わいであった。



古宜大橋への交差点




古宜大橋は、2.8mの高さ制限、特殊な車もダメな様である。    10:23







三江鼓楼は、三江トン族自治県50周年記念に2002年に建てられた。
高さ42.6m、27層、 トン族伝統建築家 楊似玉 氏によるもの。
全て伝統のまま建築されている。


                                  9:27




                                         18:02


                                         19:46








↓  民族広場は広く、地元民の憩いの場であった。   ↓
早朝は、、グルグルと広場を歩き、その後に太極拳をするグループ。
夜は、、子供のローラースケート、踊る人、巨大スクリーンの映像を見る人、、おしゃべり老人、、様々




20:05













三江鼓楼は、、最上層近くまで登る事が出来る。



正に杉の巨木の柱の組合せだけで構成されている。





日本の木造家屋なら、横揺れ対処の為、斜めの柱で補強されるのだが、、
縦の柱に、横の桟を埋め込んだだけである。

床だけが板で、、面となる壁は一切無し。
地震や強風は無いのであろうか???









殆んど最上階までに至階段




最上階も骨組み構造は同じ。




各層の間からは、、外が見える。




三江風雨橋、、、橋桁は現代の構造である。







三江風雨橋は、自動車の通行が可能
高さ制限4.5m、幅制限2m、 大型自動車は不可。










見れば見る程、、こんな簡単な接合で大丈夫なの?? と  素人ながら納得は出来ない。



瓦も全て置いてあるだけである。  下の板も固定しているようには見えないのだが、、、
日本では、台風の度に飛ばされているだろう。







早朝に、三江鼓楼の裏の潯江まで下りて見た。



6:52


潯江沿いには、、料亭らしき建物がズラリ、、、、、、、、、その間の階段を下りる。



パノラマ合成の潯江、、180度の視角、、、実際は川は横一直線に流れている。




7:00




アヒル小屋があった。 近寄るとアヒルは後ずさる。



より一層の観光地として、不動産の先行投資が目立つ、チョッとチグハグナな街でありました。





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