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≪  祖廟・南風古竈、仏山市  ≫


祖廟 = 11世紀頃からの起源の道教の廟
南風古竈 = 明の時代からの登窯、陶器街の公仔街


広州起点に中国一人旅、鉄道移動に挑戦 (8)
2012/04/03 〜 2012/04/10




西朗駅 広仏線乗継
ホームからホームまで構内を4分程上り下り
広州から隣町仏山市へは、地下鉄1号線の西朗駅で、
広仏線に乗り継ぎ、祖廟駅まで。
祖廟〜南風古竈へは、路線バスで往復。

出国前には、仏山市のイメージが無いので、
路線バスがどの程度網羅されているのか判らない。
仏山市のHPを見ても、路線の情報には行き当たらない。
(遙かに小さな開平市でさえも、市内路線バスの経路は判るのに、、)

最悪タクシー利用も覚悟しての訪問だ。
地下鉄広仏線の祖廟駅に降りて、、一安心。
表通りは、完全に大都会である。 バス路線も充実。


← 百花国際商業中心、、帰路は此処で昼食。
祖廟駅の地上では、祖廟側が開発中で、、どちらが祖廟の入り口かの判断がつかず、、間違って裏門から入る羽目になってしまった。
入場料 20元



■   祖廟   ■

広い幹線道路の祖廟路側にある正面入り口。


11世紀頃の起源で、焼失・再建等の変遷を経て、今は道教の寺院。



本殿の屋根が多彩陶器製の装飾で、、説話の場面であろう、、






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ヒンドゥー教の説話なら色色と接してきたのだが、、道教については全く知識が無いので、、全てが同じ認識になる。  「何だかイロイロある。」

ここだけ見ていると、、立派なもんだ、良く作っているもんだ、、と感心するのだが、
広州の陳氏書院のもっと長大なものを見ると、、何処にでもあるありふれた、、
と、、印象は薄まってくる。




本殿内部、、
(本殿と言って良いのか判らないが、、)




中庭の屋根も、、同じ様に緻密に装飾で埋め尽くされている。





ヨーロッパでもインドでも、、宗教主題なのだが、、人間賛歌、、女性美賛歌の魂胆が見て取れるのだが、、
女神やアプサラが、、見る者を楽しませてくれる。
そう言う体験に慣れてしまっているので、、↓ 見た物以上の心の高まりは出てこない。















本殿の南にも、、社殿が、、、






広場の周囲には、、土産物の販売が、、線香、彫像、、陶磁器、、





毎月墓参りをしているのだが、、長持ちするという理由で、、長い線香を使っている。
京都に長い線香があるのだが、、べらぼうに高いので、、
日頃は、、インド製の線香を使用している。
今回も最初から、、中国製の長い線香を買う予定だったので、
ここで、、2種類を購入したのだが、、
高価そうな袋入りを、20元、無地を 5元x4束 購入。
とこれがである、、、、、
綺麗な袋から、、線香だけを引き抜いてビニール袋に、、
なんとえげつない商売を!!! と不愉快極まりない。
それだけではない、、

後日、広州の光孝寺境内で、、高かった文字入りと同じものを買ったら、、
なんと、、祖廟の半額なのである。
祖廟のイメージは、、単純に悪くなる。





南殿から北の本殿方向を見る。






↓  南殿の線香台から本殿を見る。  ↓







本殿の裏、、北に向かう。




お年寄りの憩いの場、、、
太極拳、、カード遊び。

中国は、、広場があれば、、何処でも同じ光景だ、、、、、、、、







色彩の使い方が魅力的、、





一番北の端で、、楽器を打ち鳴らして獅子舞、、、御祓いの一環なのだろう。








均整がとれて美しい、、、













一郭に、、武術家 黄飛鴻の記念館







観光客らしき人は、、私だけ ?
現地のお参りする人もチラホラ、、
お年寄りの憩いの場という印象の
祖廟を後にして、、南風古竈へ向かう。




祖廟・百花広場の交差点のどの位置のバス停かによって、南風古竈行きの路線は違う。


↑  往路に乗った 桂26 の路線バス。  ↑

広州の ICカード羊城通がそのまま使える。


帰路は、137の路線バス、、、往路と違い大きく迂回したが、、GPS持参なので、、不安は無い。





南風古竈へ向かう 江湾路、、、縦横に走る幹線路は全てこのような大都会風景であった。
バスの運転席には、、車内4箇所のカメラのモニター画面が表示、、
日本以上に、、安全の配慮では進んでいる。




南風古竈へ近づいてくるのは、GPSを見なくとも、判る。
陶壁、石湾公園入口、陶器屋街、、





■   南風古竈  の南の正面入口   ■



入場無料、、、地元の啓蒙用なのか、、家族連れも多かった。









お目当ての登り窯 2本   龍窯 = 16世紀に造られたそうである。










向かって左側の登り窯

薪などが置かれているが、、現在は使われていないと見受けられる。




ガス抜きの穴が多数設けられている。





窯の上層部







窯の内部、、見世物用の展示にしか見えないが、、





最上部から下を見る。





上から見て左側の窯を降りる。





一方の登窯を垣間見る。














雰囲気のある光景である。








登り窯の、、裏・奥には、、、レンガ造りの様々な建物が、ビッシリと並んでいる。


其々の建物には、、店舗や作業場、、全体が一つではなく、、
其々が、、個人の店舗といった感じであるが、、
本格的窯業ではなく、、土産物的な作品ばかりだ、、
この施設自体が、、現役の工場ではなく、、観光用・教育用施設に見える。








↑ 古さの良さが溢れているのだが、、、空いているのか、偶々休んでいるのか、、活気や活力が感じられない。 ↓






体験教室、、、





北東方向に抜け、、陶器屋街の公仔街へ




公仔街、、、いかにもそれらしい花瓶から玩具的なものまで多彩だが、、
客が殆どいないので、、店内で冷やかすには勇気がいる。






チョッとばかり魅力を感じた磁器製人形、、、ここでは値段が書いていなかったので、、軽く見ただけ。
帰国時に、広州空港の免税店での価格は、380元だった。
楽器演奏、、日常、と種類も豊富、、魅力のある仕上げだった。
5〜6体並べると、、楽しめそうなので、、次回は買うかも知れない。
ただ、、石湾製?景徳鎮? である。

何か記念にと、、景徳鎮製の小さな花瓶を購入、、、鮮やかな瑠璃の入ったもの。





帰りは、、百花広場のファーストフード店で昼食


写真入メニューで番号がふってあるので、、注文は簡単。

今回は、、何軒かファーストフード店を利用したが、、
全てが、、落第点だった。



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