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≪ 広深鉄道、天河バスターミナル、近郊都市へのバスの旅、羊城通 ≫

広深鉄道=広州〜深セン新幹線
羊城通=4割引のプリペイカード


広州起点に中国一人旅、鉄道移動に挑戦 (14)
2012/04/03 〜 2012/04/10





「 中国の鉄道切符は入手困難 」 
「 乗客の数がハンパではない 」
「 始発駅から終着駅までが原則。  途中乗車は難しい、、 」
「 1時間前には、列車毎の待合室で待たねばならない。 」
「 ホームへの出入り自由の禁止 」 等々
中国での鉄道利用に関する情報では、、悪い情報ばかりである。  「簡単に乗れた」 という情報は皆無.

幾らなんでも、、便数の多い大都市近郊では、、そんな事は無いだろう!  と思い、、、
広州滞在 1週間の間に、鉄道体験をしてみよう、、、1度体験すれば、、次回以降の計画が立て易くなる。

と、、今回は、広州 〜 深セン を鉄道移動し、深セン近郊の大芬村で油絵を購入する事を、第一の目的としていた。

時刻表等は、、事前に HPで確認済み。

広州到着の翌日、朝一番に、、乗車券購入に挑戦。
当日分が購入できれば、、深センへ、、、翌日以降分だと、、今日は広州市内観光へ、、との予定だ。



空港よりは、、緩いが、、手荷物検査を通過して、、乗車券売り場へ
自動販売機も多く並んでいたが、、外国人なのでパスポート提示が必要。
窓口に並ぶ。


パスポートと、、「 深セン 1等 」 の手書きの紙切れ を見せれば、、

なんと   7:30に 7:45の列車分 が購入できた。

なんだ! 日本と変らぬ簡単さであった。


乗車券を改札機に入れて、待合室へ
待合室は、、一つで、、、電光掲示板に列車番号が表示されて、ホームへ向かう。

ホームは何本もあるが、、
構内に入れるのは、1本の列車の乗客だけなので、間違う事は全く無い。







座席指定の列車は、、1等が1号車のみ、、他は2等車で、5号車に食堂がある。

1等車の座席は、2+2 で  2等車は、2+3。
柔軟度の違いは感じられない。





制服の女性車掌が、、棚に大きなトランクを載せている客に、、下に置くように指図。
食堂車からは、、女性担当者が注文取りに、、、
ワゴンを押しての車内販売もあった。



深センからの帰路は、、試しに2等車に乗ったら、
2等車も、、座席指定ばかりと思っていたが、、
立ち客で満員となった。


立ち席の乗車券も、一定量は発売するのか、
後発の列車の切符で、先発に乗っているのか?



広州東からの列車は、朝も、昼も、直後の出発列車が購入できたが、、
深センからは2度とも、、夕方だったので、3〜4便後の列車にった。


広深鉄道に関しては、、なんら問題なく、、日本と同じ間隔で利用ができた。
事前の、、インターネットでの悪い情報は、、全くの大げさなものであった。



判らなかったのだが、、、
ICカードでの乗車の場合の
明細印刷なのであろうか?

Ticket Write=Off Printer





広州からの近郊の観光は、、長距離バスターミナルからのバス利用となった。
これらも初体験の挑戦である。


肇慶 と 開平 へは、

天河バスターミナルから出発。

ともに4〜50分間隔で便がある。



天河バスターミナルも広州省バスターミナルも同じ様子であった。

電光掲示板には、、様々な行き先の便を表示。



朝は、、各窓口10人足らずの列で、、行き先表示の紙切れを見せるだけで、、直近の便が購入できた。

身分証明の提示は不要、、、老人割引は無い。




乗車券には、、出発時間、改札口(待合室)、座席番号が記載されている。





指定の改札口では、、複数の便の客が並んでいるので、、行き先に注意が必要だ。

大型のスーツケースも荷物スペースに可能。  座席指定のはずだが、、誰も気にせず、実質自由席のように座る。
ペットボトルを配ってくれた場合と、、無い場合とがあった。




帰路の場合も、、全く同じで、、直後の便が買える。  4回乗車したが、常に座席には余裕があった。

私の習慣で、、最前列で、、沿線の風景を堪能するのだが、、
危険な運転やスピードは、、殆ど無く、、
中国の運転は、、危険!!  と言うのも感じなかった。
( インドでは、、危険かなと感じるが、、、 )





広州市内の移動は、、、地下鉄、バス、徒歩、、、

広州空港で、、プリペイカード羊城通を 30元の保証金+50元のデポジット で購入。


残高が少なくなれば、、地下鉄構内のクリーニング店でチャージする。
コンビニでも、チャージや解約が出来るそうだが、、出来る店の看板は不明だ。



羊城通を使用すれば、、最初は 5%割引で
15回以降は、、なんと 4割引となる。


駅には、使用明細が表示される機械があったが、、機械により表示内容は異なっていた。

今回は、、チャージ 50+50元 で、27回利用、、残高3.45元  となったが、、
地下鉄23回、、バス4回  となっていた。

しかし、、バスは、、記憶にあるだけで、9回乗っているのだ。
5回分は、、、タッチ不良で計算されていないのか??

地下鉄は、改札のバーが開閉するので、タッチ不良は直ぐ判るが
バスは、、乗車時にタッチするだけなのだ、、、


中国での、、地下鉄や路線バス利用は、、上海、桂林、西安、、と度度体験していたのだが、
鉄道、長距離バスは、、未体験だった。
今回の体験で、、中国旅行は、、怖いもの無し、、となりそうである。




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