≪比良縦走、打見山〜堂満岳≫ 登山報告

写真豊富な、のぶなが山行記
感動の共有、のぶながTOPページへ ■ コース=打見山(琵琶湖バレイ山上駅) → 比良岳 → 烏谷山 (カラトヤマ) →
        → 堂満岳 → ノタノホリ → イン谷口

03年09月28日  天候=快晴

■ 所要時間=打見山10:30 → 木戸峠10:45 → 比良岳11:20 → 葛川越11:40 → 烏谷山12:15、12:37
         → 荒川峠1:02 → 南比良峠1:25 → 東レ新道2:01 → 堂満岳2:50、2:57 → 
         → 沢下3:57 → ノタノホリ4:18 → イン谷口バス停4:50
                                  縦走 4時間、下り 1時間53分=合計 5時間53分

≪標高差 807m≫ 
主な標高≪比良岳1051m≫≪烏谷山1076.7m≫≪堂満岳1057m≫


■ JR芦屋8:31発の新快速、滋賀着9:39。 バスでゴンドラ乗場まで、ゴンドラ10分弱で、山上駅着10:10
   前回、駅から蓬莱山頂まで、5時間掛かって歩いたのが、今回はわずか20分で山上に立つ。

☆ 土曜日のあまりの空の清清しさに、「 ヨシっ 明日は山に行こう!」 と突然の山。
   アチコチ不調の身体の為、3ヶ月何処にも出かけなかったので、無理はできない、、、、、、、

   比良山系は、打見山〜堂満岳が未体験なのと、ゴンドラ利用なら身体に無理はない、時間も余裕と、、
   即、行き先は決まる。 インターネットで、JR・バス時刻表を確認後、山行表印刷、
   水、食料、着替え、デジカメ電池充電確認、と 久しぶりなのでポカの無いように慎重に、、、

≪ 本日の行程全景 ≫ 北方向
≪ 本日の行程 ≫


←琵琶湖バレイ ゴンドラ乗場
 ↓前回はこれを登ったのだ、、
ゴンドラ片道¥900円

↑山上駅から<蓬莱山>を臨む(南方向)
 

↑(北方向) 実に気持ちが良い。 
大空、、温かい日差しに冷たい風

登山地図(昭文社)では、木戸峠へは、クロトノハゲを大回りする登山道(50分)しか記載が無いが、
直線で下れる現場の状況なので、それらしき所を下って行くと、木戸峠への標識があった。
ススキと遊びながら、15分で木戸峠。
この会社の無責任さは、アチコチで体験済みなのだが、店頭にはこの登山地図しか置いていない、、、
↓15分で木戸峠
↓平胆な樹林帯ばかり

比良岳山頂から少し下った所で、登山道からは少し離れるが、展望の良さそうな大岩があったので、よじ登って見た。
琵琶湖対岸に<伊吹山>が、、、
比良山系登山の魅力は、<伊吹山がはっきり見える>か否かに掛かっている。  今日は最高である。
<比良岳山頂>は展望なし
比良岳までは、UpDownもなく
平凡過ぎて、写真をどう撮っても絵にならない。
山頂への軽い登りが、やっと山らしい。

これから向かう<烏谷山>(カラトヤマ)1076.7m
葛川越へ20分下って、35分登り返す。
右手に伊吹山、沖島etc
なだらかな尾根は、荒川峠からの天狗岩経由の登山道がある。
↓葛川越
葛川越への下り、烏谷山への登りが
チョット急、、、本日の汗かき所
← 烏谷山への登り途中から、
 南を振り返る。

今日の行程の殆んどは樹林帯で、
展望の利く場所は限られる。
↓烏谷山山頂は、登山道から離れる
この標識、木の裏から外れて登る
<烏谷山山頂>
三方に展望はある
↓烏谷山山頂から<蓬莱山>を見る
銃走路の半ばは過ぎている
↓↓烏谷山山頂から、、、左手に<堂満岳><釈迦岳>が重なる

烏谷山山頂から少し下がった場所から
伊吹山UP画像

手前の町並みは 鵜川 か?

伊吹山の写真の中で
この素材配置、アングルがお気に入り
立体感(奥行き)、安定感
そして変化(アクセント)も
↓上と同じ場所から、沖島、安土、近江八幡、琵琶湖大橋、、、
手前は 滋賀県 滋賀郡 志賀町。  突き出ているところが近江舞子
↓荒川峠へ下る途中から烏谷山
↓荒川峠
↓これから登る堂満岳
←大橋、牛コバへの分岐
南比良峠の少し手前

この少し手前で、マトモナ登山装備のオバサン2人連れと出くわし、「ここはどの辺ですか?」と聞かれる。 「南比良峠は過ぎましたか?」 と続く。   「??!!」
 「南比良峠を過ぎて荒川峠手前です。」と答えたが、、、これだけ標識があるのに、、、ダイジョウブ?
 ↓ 『とりかぶと』 の花?  実は、
トリカブトの仲間≪サクライウズ≫?

全く予想しなかったトリカブトの花に出くわしたと、、、真夏のアルプスでしかお目にかかっていないので、調べたらサクライウズ、別名カワチブシというのが秋に咲くそうなので、これが正解か?
2箇所で数株に対面。
先端の種は未だ未熟であった。
いよいよ堂満岳

南比良峠から堂満岳の道が始まるのだが、、登山道は趣・変化もあり、下山道は長いけれど変化に富んでいる。  山頂の樹を少し手入れすれば名山になるのでは?と、、、
少し整備するのも自然破壊だとか、異論が多いんだろう。
↓堂満岳の巻き道、何故か落ち着く山道
↓東レ新道の堂満岳への分岐標識
↓堂満岳登り途中から

↑一見<蛸入道>に見える

↑オヤマリンドウ
↓ ≪堂満岳≫山頂、 琵琶湖側のみ樹が無い
堂満岳から東稜を
<ノタノホリ>へ下る。
長い下りだけれど、様々な道のありようが、おもしろい。
最初は笹の急坂
小岩がコロコロ
歩きやすい巻き道
一時間程で沢を下る
植林の中気持ち良く
大きな沼 ≪ノタノホリ≫

6月のジュンサイ(昔は沼縄ヌナワ)
モリアオガエルの泡状の卵塊で知られている。
雰囲気からして
「昔、精力絶倫の大蛇がいて村の、、、」
という看板を予想したのだが、見当たらなかった。
ノタノホリを過ぎると、途端に
黒い蛙、小さい蛙、アマガエルと足元から飛び逃げる
ノタノホリを過ぎればもう直ぐだ、と気を抜いたら、、意外とイン谷口は遠かった
↓ やっとイン谷口
↓町営温泉、比良とぴあ
↓入浴後、JR滋賀駅まで30分の歩き
5:02最終バスが、温泉比良とぴあ経由だったので、初めて入浴。  男性は満員で10分待ち、、、500円。
接客態度も親切で、気持ちの良い温泉である。 しかし、バスの便少なく、5時過ぎが最終なので、、不便。

入浴後、心身ともに心地良く、ゆっくりとJR駅に歩き始めたのだが、、やはり汗をかいてしまう。
寄るべきか、まっすぐ駅に向かうべきか、迷う所である。

◆ 最後は、いつもの如く、大阪梅田のニューミュンヘンで、唐揚げと生ビール、、本日最大の目標で締めくくり。


☆ これで、比良山系が、武奈ケ岳、釈迦岳、堂満岳、烏谷山、比良岳、打見山、蓬莱山、そして
   八淵の滝、楊梅滝、小女郎ケ池  と線でつながった。
   一応、比良山系のイメージが持て、他人様の話も少しは理解できるようになる。

■ ≪私の山登り観≫
高い山に登れば地球が見えてくる 何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。
ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?

単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。

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