≪ エジプト、カイロ、考古学博物館、ガーマ・ムハンメド・アリ ≫

2003年11月エジプト旅行報告(11)
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■ カイロ市内観光は、シナイから帰った日の夜、ハーン・ハリーリのスーク、
   翌朝、考古学博物館、シタデルにあるモハメッド・アリ・モスク(ガーマ・ムハンメド・アリ)
   以上がバスによるパック観光で、
   午後からの自由行動時間に、オペラハウス、カイロタワーと訪れた。
   両日共に、ラマダン明けのお祭り休日という特殊な日で、
   カイロ市内の車と人の大混雑ぶりとエジプト人の興奮と熱気を体験した。

   翌日の帰国日の午前中にタラハト・ハルブ通りを散策したが、お祭り明けの金曜日とあって、
   車道も歩道もガアラガラというこれまた特殊な体験。

                             (写真掲載順は、訪問順に拘っていません。)
           
★ エジプト考古学博物館 ★
↓ 建物入口の上部 ↓



↑↓ 一番のお気に入り ↑↓

芸術的な彫刻が好きな者は、
↓ 考古学的に重要な遺物よりも、このような美しい作品の方に憧れる。 ↓


↑ 門の外の行列、門の中も行列 (9:05)
博物館内に入れたのは10時前でありました。
かつてロンドンの大英博物館を訪れた時にも感じたのだが、
博物館と言う物には興味が湧かない。
ミイラをのぞきこんだ時など、「これは死者に対する冒涜だ」、、
来世の再生を信じて<ミイラにし、内臓をカノプス壷に保存>
なのに、敬意を払わずにジロジロと上から眺める。

と言うわけで、私の興味は最初から造形美のあるものだけ。
ツタンカーメンの黄金の棺2種類↑↓と黄金のマスク↑の
工芸的な精緻さには驚かされた。
盗掘されずに発見されたツタンカーメンの品々、、
若く実力の無かったツタンカーメンでさえ、この精緻で豪華な黄金製。
他の実力のある王のモノはもっと素晴らしかったに違いない。
盗掘されたからには、どこかに、誰かに売られたはず、、、
そのままではなく、全て熔解されて、加工され<金>として売買されたのか???


★ モハメッド・アリ・モスク ★

小高い丘にある要塞シタデルの中にある巨大モスク

↑高い党はミナレットと言う
ドームが複数なのは珍しいそうだ
↓ 西の広場からギザのピラミッドとカイロの町並み(南西方向)

← ガイドのモハメッド・アリさんは熱心なイスラム教徒
礼拝の仕方を説明中 (靴を脱いで入る)
↓ドーム下、広い内部
← 広場からカイロの街を見る現地の人達  
子供の瞳がとても魅力的である。

↓ サラーフ・サーリム通り
ギザから空港に行く時に2度通った。

↑  カイロの町並み  →


★ オペラハウス&カイロタワー ★


↓ ラムセス・ヒルトン ホテルからナイル川越しにカイロタワーを見る
オペラハウスは、タワーの左隣にある。
橋はシッタ・オクトーベル橋

↓ タフリールのバスターミナル (ホテルの部屋から早朝)
↓ オペラハウス入口
 右窓がチケットオフィス
前庭が広い
出発前に、オペラハウスのホームページを見ると、今夕の、バレエ公演が記載されていたので、当日券を買いに行く。

初めての自由行動、
タクシーも初めて、、、、
タクシーの値段を確認して乗込む、
↓バレエを見ようと
楽しみに同行したご姉妹と
(共に主婦)
広い敷地を歩いてチケットオフィスに行くと「本日は、ノーパフォーマンス」 !!
「ナヌッ!」 ホームページのCOPYを見せると 「 CANCEL 」、、、、、
帰国して確認しても元通り掲載してあるではないか。
ナンダ ナンダ これがエジプト流か?    大きな思い出が作れる筈だったのに〜〜

仕方なく歩いてカイロタワーに、、、この歩くと言うことが実に恐ろしいのだ。
車がビュンビュン、、信号なんて無い。 道路が渡れないのだ。  怖い思いをして、やっとの事で道路を渡る。
清潔とは言えない道路をカイロタワーに近づくにつれて、物凄い人出に不安がよぎる。

← カイロタワーは、現地の人達の行列で、ウワーッ! なのだ。
私達夫婦は、即 諦めてショッピングの為に帰る事にする。
先程のご姉妹は「並んでも上る」との事
この自由時間にオプショナルツアーで、オールドカイロとカイロタワーが7000円なのだ。
夕食の集合時間に、添乗員が帰ってきて、「参加者は未だにカイロタワーで並んでいる。 何時になるか判らない。」 「あなた方だけレストランに案内する為に私だけ帰ってきた、、、」 と、、、並ばずに良かった〜。
ご姉妹も夕食には間に合わないで、後で聞くと 「 3時間も並んだ 」 と
ただ、待っている間に現地の人(カイロ市民ではなく、地方からカイロに来た人達)と友好を温めてヒジョウーに楽しかった、のでヨカッタヨカッタと大はしゃぎ。

ラマダン明けのお祭り最後の日。  イスラムの街は異常なる熱気と興奮だったのだ。


★ ハーン・ハリーリのスーク ★

シナイからバスでカイロに遅く着き、中華レストランで美味なる食事、7時。
そしてカイロの有名な巨大スーク、ハーン・ハリーリへ、8時
↓ この賑わい、想像以上
観光客なんて極一部
ガイドと共に速足で通過した後
自由時間が1時間、、、
ホテルのTVで見た歌手サミーラ・サイドの
CDを買い、デミカップを1客
我が嫁の買物を1軒しただけ、、
あまり安くはない、、、のだ〜ッ

↓ 帰りのバスは、、、 ↓
このスークの人混みにバスが突っ込んでいく
怒る通行人がバスを叩く、、、
この運転手は異常とも思える強引さ
今回だけではないのだ
↓ スークの帰り道、タラアト・ハルブ通り ↓
どこもかしこも大渋滞、ラマダンが明けたのだ!
←と同じ場所。 オレンジの看板で確認
↓ 金曜の朝の、タラアト・ハルブ通り ↓ 
↑の時に、この賑やかさの通り名だけ記憶しておいて、最終日の朝にショッピングに訪れた。 ↑
やはり、現地の普段のショッピングが面白いのだ。 観光客向けは面白くない。
↓ ただ、金曜は休日らしく、殆んどの店が閉まっていた ↓
ウィンドーショッピングして、セーター等、魅力のあるデザインを数点見つけたが、、
営業していないのだから仕方が無い、、、昨夜にここに来れば良かった、、と悔しい思い。
展示商品にみとれていて魅力的な店舗の写真を撮るのを忘れていた。
下の店舗写真はどうでも良い店の写真。 ↓ ↓
日本でも普通に着れるチョット粋なデザインの服があったのだが、写真が無いのだ。

帰国日なので、再両替できないエジプトポンドは →
トイレ用のみ残していたので、残念ながら、チョコレートは買えなかったのだ。 結局、空港でスイス製チョコをお土産に。

お菓子屋さん
チョコレートを綺麗に盛付
現地通貨しか使えない店

タラアト・ハルブ広場


■  いよいよ観光もお終い。 短い13日観光旅行でありました。
   パック旅行なので便利で気楽ではあったが、<見たい所に立ち止まれない>無念さが残る。

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